[埼玉] 鄙びた宿に湧き出る霊泉 鉱泉民宿かやの湯 [寄居]

埼玉

注) 残念ながら廃業されてしまったようです。

この間の海の日を含む連休に、秩父は寄居にあるかやの湯へ行ってきました。

今回の旅行は友人との二人旅。そして久々の電車旅ということで朝9時に新宿の東口にあるベルクというカフェ(酒もあり)に集合しました。新宿を経由する電車旅行では毎回ここで朝食を取ることにしているのですが今年は初めての利用。いつも遅刻する友人はこの日も例に漏れず遅刻していましたが、もう慣れっこなので特に注意することもなく朝食をすませ電車に乗りました。

一時間もしないうちに小川町に到着。やはり誰かと話しながらだと到着も早く感じます。構内にはあまり人がおらず、乗り換える八高線の乗り場に行ってみると次の電車まで30分くらいあったので少し小川町を散策することにしました。

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駅構内。もうすぐ七夕祭りがあるようです。

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商店街の様子。

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途中にあった宿。高そうだが泊まってみたい。

駅前のロータリーを真っ直ぐ進んでいくとちょこちょこお店はあるものの歩いている人がほとんどいない状態でした。観光客はおろか地元民も歩いていない状態は快適と言えば快適なのですが中々寂しいものがあります。それでも歩いていると古い木造の家屋が結構あって、中でも二葉という宿にはとても惹かれるものがありましたがどうやら結構ハイクラスな旅館のようで、残念ながら泊まる機会はおそらくないでしょう。
しかし私が歩いた中ではほとんど観光地っぽいものはなかったですが、逆に七夕祭りのような時には町がどんなふうになるのか見てみたい気もしました。

ある程度歩いたら電車まであと10分くらいになったので駅に戻り、八高線に乗って折原という駅で下車しました。

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折原駅

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初めて見た切符入れ

普段あまり電車に乗らない上に地方のワンマン電車ということで、車内の作りも含めて色々新鮮でした。折原駅は無人駅で、切符を買った私はどうするのかと思っていたら切符入れに切符を入れて駅を出る仕組みのようです。これは初めて見ました。

さて、今回は寄居で泊まる旅行だったのですが、寄居あたりは観光地らしい観光地もあまりないようで、どこか面白そうなところはないものかと調べていたらこの折原駅を最寄駅として「仙元名水」なる湧き水が湧いているということを知ったので時間潰しもかねて湧き水汲みをプランに組み込んでいたのです。寄居には日本水(やまとみず)と呼ばれる美味しい湧き水もあるようなのですが、どうやらこちらの方が美味しいらしいので汲みに行くことにしました。

折原駅で降りる人は私たちとおばあちゃん一人。ネットで調べてみても皆さん車で汲みに行ってるようであまり歩いていく人はいないのかもしれませんが、それでも徒歩30分くらいなので丁度良い距離です。のんびりとした風景を見ながら友人と話したり色々したりしながら歩きます。

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ほとんど誰もいない道を蝉の声を聞きつつ、程よい暑さの中友人と話しながら歩く道のりは気持ちの良いものでした。夏が好きな私はこの時点で十分に夏を感じることができていました。結構緑の多い道なので歩いていくのも悪くありません。

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歩いていくとこんな感じに。

民家も途切れ途切れになってきたあたりで道路も段々とガタガタになり、道幅も狭くなっていきます。歩いていれば水汲みにくる車が何台かくるだろうと思っていたのですが一台もくることはありませんでした。しかしここに車で来るのは中々つらいかもしれませんね。もし帰りや行きに対向車に出会ったらかなり悲惨な目になりそうです。
どんどん木々が深くなっていく道をずいずい歩いていくと仙元名水の看板を発見しました。私たち以外にはこの時間帯に水汲みに来ている人はおらず、寄居の名水を独り占めです。

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目的の仙元名水!

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緑の木々に囲まれて少し苔むした水汲み場が中々良い風情です。なにやら「おてんとうさま」とか「ごせんぞさま」と大きく書かれていて少し不思議な空間ですが雰囲気はとても良いです。どうやら地元の有志の方たちが取水し管理しているようで、とにかくありがたいことです。
暑さで喉が渇いていた私たちはすぐさま水を汲んで飲んでみることにしました。

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水は三箇所から出ており、一番上の写真の一番奥が最も美味しい水という情報を得ていたので、とにかくそこの水をまず一杯。水は適度に冷たく、ここまで歩いてきたということもあって結構美味しく感じました。友人も「よくわかんないけど美味しい!」と言っていたのでやっぱり美味しいのでしょう。わざわざ汲みに来る人がいるというのもよくわかる話です。とりあえず持ってきた1.5ℓのペットボトルに水を汲んでいる間に他二箇所の水を飲んで違いを確認しようと飲んでみましたが、結果違いは良くわかりませんでした。

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小祠もありました

私の分の水汲みが終わると次は友人の番。友人は無欲な人なのでちいさな水筒に7割りくらいの量を汲んでいました。リュックは少し重くなってしまうものの、私は宿で地酒を飲みながら名水を飲もうと思っていたのでこのくらいは許容範囲内です。
水汲みも終わって少しすると空も晴れてきたので、水が落ちる音を聞きながらしばし休憩してから出発しました。

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美しい光景でした

帰りも話しながらだったのであっという間に駅に到着したのですが少し雨が降ってきていました。狐の嫁入りのような感じだったのですが急いで折原駅へ。
時刻表を見てみると30分くらい電車はこない模様。まぁ特に急ぐこともないので構内で待つことにしました。

20分くらい経ったころ友人が「あれ?」というので「どした?」と聞いてみると、どうやら私たちは上りと下りの時間を間違ってみていたようで、ここまで20分くらい待ったのですがさらに40分くらい待たなければ電車が来ないことに気がつきました。さすがにそんなに待つと昼飯の時間も遅れて寄居を観光する時間もなくなってしまうので寄居からタクシーを呼ぶことにしました。

10分くらいしたらタクシー到着。涼しい車内で人心地ついていると運ちゃんに「折原で何してたの?」と聞かれ、「水を汲んでいました」と答えるとそこから水の話に花がさきました。あまり歩いて汲みに行く人はいならしく、ここら辺の人は車で、人によってはトラックにポリタンクを積んで汲みに行く人もあるようです。運ちゃんも、「日本水ってのが風布にあるけどこっちの方が美味しい」と言っていたので地元でもやはりそういう認識のようです。ちなみに運ちゃんの家には井戸がでるらしく、その水をとても澄んでいて美味しいので自分は汲みに行かないということでしたがなんとも羨ましい話です。

さて、大体10分くらいで寄居駅に到着したので、まずは目の前にあった観光案内所に行ってみました。

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観光案内所とはいうもののパンフレットなどが置いてあるのは極一部で、ほとんどが地元で採れた農産物や加工品などでした。私はこういった地元の農産物を見たり買ったりするのは大好きなのでワクワクしながらみていると、それなりの量が入ったきゅうりの浅漬けが100円以下で売っていたので酒のつまみに一袋購入しました。にんにくとかも欲しかったのでそれは翌日帰る直前に購入することにしました。

その後折原で水汲みをした後なので結構お腹がすいていたため、昼飯にと決めていたうさぎやというラーメン屋に向かいました。

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駅を渡って反対側へ

駅の反対側に出てほとんどまっすぐ進んでいくと国道にぶつかり、その道路向かいにうさぎやはありました。もう時間も3時前なのであまり客もいないようです。

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外観はちょっとほったて小屋感があるので何も知らずに車などで通ったら無視してしまいそうですが、どうやらここは結構有名なお店なようなのでお昼に選びました。他に鮎料理で有名な京亭やうなぎの八千代など有名店があったのですがいずれも高いので今回はラーメンです。

店内はお店のために民家を改造したような感じなのですが清潔感があり居心地がよかったです。若い人がやってる店かと勝手に思っていたのですが初老の夫婦のお店でした。

メニューを見てみるとうさぎやラーメンが目に入ったので二人してこれを注文。こってりかこってりじゃないかを選べるのですが二人ともこってりと頼みました。待ってる間にメニューの裏があることに気づき、つけ麺もあることを知ったのですが特に好きでもないのでスルーしました。

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友人の携帯にて撮影

うさぎやラーメンはチャーシュー三枚にメンマ(筍の穂先一本含む)と味玉が乗っているので中々良いボリュームです。「うまそうだ・・・」とはぁはぁしながら食べてみると、こってりとは思えない結構なあっさり味に驚きました。私の中のこってり像とは離れた味だったので「薄い!」と思ってしまったくらいですが、しかしそれでも喉越しが良くとても美味しい。チャーシューも割と厚く切られていてチャーシューも味玉も美味しかったので大満足。友人も食事中一言も発することなくがっついていました。ここを選んで正解でした。(帰宅後調べてみたら、どうやらうさぎやは化学調味料を使っていないのでこんなにあっさり味なのだとか)

うさぎやを出ると近くには秩父地域を占める矢尾グループが展開するヤオコーがあったのでそこで地酒を買うことに。藤崎そう兵衛商店という寄居の造り酒屋もあったのですが、そこまで移動して酒を選んで、とやっているとかやの湯行きのバスを逃してしまいそうだったのでここで買うことにしました。(寄居駅前からかやの湯まで行けるバスは4時24分くらいのが最終だったのです)

とりあえずお互い日本酒は普段飲まないので、ここらの地酒である白扇の本醸造をなんとなく勘で選んで購入後、再び観光案内所まで戻りました。案内所前のロータリーからバスが出るので、バスの発車時刻ギリギリまで案内所前の椅子で休憩してから乗車しました。

バスは私たち以外は三人ほどの乗客しかいませんでした。というか、寄居という土地自体に観光客の姿がほとんど見当たらず、あらかじめ知ってはいましたがやはり観光地としての魅力は弱いようです。しかしバスから見た荒川の河川敷にはそれなりにバーベキューや川遊びをしている人たちはいたので、ここらに来る人のほとんどは川目当てなのかもしれません。

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到着!

大体10分くらい乗っているとかやの湯前バス停に到着。本当に自然以外は何もないところにある宿のようです。バス亭からすぐ横に宿まで続く道があるので道に迷うことはありません。

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こんな道を少し登ると

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少し開けたところにでて

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宿に到着です。

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坂を登り砂利道を進んでいくとすぐに到着。建物は山中にある秘湯の宿と言った風情でとても素晴らしい。玄関手前にある「旅館」と書かれた看板もどこかスターウォーズっぽくて素敵です。私も友人もこういう鄙びた宿は好きなので興奮気味です。
中に入ってみると電話で予約した時の印象通り愛想の良い女将さんが出迎えてくれ、早速部屋に案内してくれました。

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入ってすぐのところには剥製が

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玄関入って左側

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玄関はいってすぐの廊下

玄関から入ってすぐに下に降りる階段があり、そこを降りていきます。降りた先には渡り廊下がありました。

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渡り廊下手前

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渡り廊下

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渡り廊下の途中が丁字路になっていて、そこを曲がると風呂場ということでした。しかしまずは部屋です。客室は別館にありました。

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別館に入って正面

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階段を下ると

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そこには客室がありました

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洗面所も近くに

母屋から階段を下って、さらに別館からも下るのでちょっと驚きましたが山沿いに立ってるのでこういう構造なのでしょう。私たちは二本木という部屋に泊まりました。

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すでに布団が敷かれていました

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部屋は割と広く、結構清潔に保たれていました。スリッパをぬぐと女将さんが向きを直して揃えてくれたりととても気がきく女将さんで、一通りの説明が終わるとすぐに引っ込んでいきました。気持ちの良い接客です。

こういう宿は大好きな私ですが部屋も広くて綺麗なので満足度は高かったです。しかし網戸はところどころ小さく破れていて、窓を開けて網戸を動かそうとしたらすぐに外れてしまったりしましたがそんなことは大した問題ではありません。窓の外には緑が広がっていて蝉の声が気持ち良く、クーラーに加えて扇風機もあるので暑さも気になりません。クーラーをつけずとも快適でした。友人も嬉しそうにしていたのでよかったよかった。

まだ食事の時間(私たちは7時にお願いしました)には少しあり、友人も「今から自由時間ね!」と言いながら横になったので私は早速風呂場へ向かうことにしました。

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浴衣、歯ブラシ、タオル、全て揃っています。

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トイレの様子。トイレは男女共同で全て和式でした
さきほどの渡り廊下の丁字路を曲がると突き当たりも丁字路になっていて、左が男湯、右が女湯でした。

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脱衣所

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風呂は岩風呂らしく、脱衣所にはすでに岩が見えていました。脱衣所も清潔で、洗面台に置かれている扇風機が妙に新しいのでちょっと違和感があり面白いです。
もう散々歩いて疲れていたし汗も流したいのでさっさと服を脱いで噂の秘湯を味わいに向かいました。

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ここからは翌日の写真です

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思っていた以上に立派な岩風呂にまず驚きました。その岩の頂上あたりからちょろちょろと源泉(?)が風呂に流れ込んでいます。天井も非常に高く爽快で、大きな窓の外から吹いてくる風が気持ちよかった。ボディソープやシャンプーなども一通り揃っているので問題ありません。
さぁ体を流すぞとシャワーを出したのですが全然温かくならず、適温になるまで結構待ちましたがこういう宿では当たり前の現象なので特に文句もありません。温かくなったらすぐさま体を洗って温泉に浸かりました。

温泉自体はほぼ無味無臭(わずかに鉄っぽい匂いがしたような感じ)でさらりとした触感以外は特に特徴がありそうな感じもしませんでしたが、お湯の中には湯の花らしきものがちょこちょこ浮いていました。しかしこの天井が高い岩風呂空間がとにかく気持ち良い。他に日帰り入浴の客もおらず私一人で独占できたので尚のことです。想像以上の贅沢を満喫させてもらいました。この温泉は成分の少なさから温泉とは認められていないようですが、古くから皮膚病などに効くと言われ珍重されてきたようなのでやはりこれは温泉なのです。それだけの気持ちよさがありました。

さて、部屋に戻ってしばらくすると友人が起き上がり風呂に行くというので私は軽く散歩に出かけました。外の駐車場には湧き水があって少し気になっていたので見に行きました。

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湧き水。飲めるのでしょうか

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母屋には色んな有名人のサインが。江戸家小猫さん懐かしいです

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母屋には休憩所もありました。しかし誰もおらず。

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温泉の成分表

宿の外と言っても特に見て回れるようなところもないので散歩もすぐに終了し、母屋を少し探検してから。ちなみにかやの湯は飲食の持ち込み禁止なようでした。すいませんかやの湯さん、次回は気をつけます。

部屋に戻る途中女将さんに案内されている老夫婦が一組いました。泊り客は私たちだけかと思っていましたが他にもいたようです。やはり寄居というところへ観光しにくる客はあまりいないのか、連休だというのに私たちを含め二組だけとは宿の経営としては大変かもしれませんが泊まる側からするとのびのび出来て最高です。

部屋にもどってしばらくすると友人も風呂から上がってきましたがすぐにまた寝てしまったので私は一人読書を楽しむことに。もう6時もまわっているので外ではひぐらしが鳴いていて読書にはうってつけの時間です。どこまでもおだやかな夏の時間が私のまぶたを重くするのですが、ここで寝てしまっては夕食の時間に起きられないのでこらえつつ読書を続けていると夕食五分前になったので友人を起こして母屋に向かいました。

母屋の階段を上がると女将さんが出迎えてくれて個室に案内してくれました。かやの湯では母屋の個室で食事をとるスタイルでした。民宿で個室で食事が取れるとは思わなかったので驚きです。嬉しいですね。

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夕食

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個室にはテレビもあって、「誰かとテレビを見ながら夕食を食べるのは久しぶり」と喜んでいました。

夕食には川魚が出るだろうと思っていたのですが、まさか鰻がでるとは思いませんでした。さらにはすき焼き
まで出てきて私の好きな食べ物に囲まれて幸せでした。どれもこれも美味しく、すきやきは昆布がまるまる入った昆布出汁であっさりしていて美味しかったです。豆腐もしっかりした硬さがあって鰻との相性もよくすぐになくなってしまいました。鰻ももはやいわずもがな。
そして全て食べ終わった後にはうどんが待っています。この最後のうどんがあるからなのか、夕食にはご飯はありませんでした。しかしご飯がなくてよかった。もし食べていたらうどんは食べられなかったでしょう。結構な量があるのです。

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このうどん、あつあつのツユにつけて食べるのですがうどん自体も少しだけ変わった味がして美味しかったです。多分宿でうどんを打っているので切り方が少し雑だったり一本が結構長かったりするのですがそれが逆に良い感じです。しかし全て食べ終えた後にこれだけの量のうどんがくるのは個人的に少しキツかったです。かつて止まった秩父のかおる鉱泉を彷彿とさせましたが、あそこほどではないにせよ全部食べると結構な満腹状態になりました。友人は少し食べて残してしまいましたがそれもしょうがないことに思えます。

食べ終わって鉄腕ダッシュを見終えた後部屋にもどり、私はすぐにまた温泉へ。写真はあえて載せませんが夜も雰囲気があって非常に良い雰囲気でした。宿泊したものの特権ですね。この時もまた貸切状態でした。

その後部屋にもどってから晩酌を開始。酒と名水を交互に飲みながらこの宿のことやらなんやらを話し、部屋に入ってくる小虫と戦いながら(窓を閉めていてもどこからか入ってきました)12時すぎまで飲んでから就寝しました。

朝は6時30分から入浴できるのでその時間に目覚ましをかけて、起きたらすぐに温泉へ向かいました。二日目は朝から快晴で1日中暑くなりそうな予感。風呂場には朝の日差しがさしこんですがすがしかったです。隣の部屋の老夫婦が真っ先に入っているかと思ったのですがそんなこともなかったのでまたしても貸切状態。昨日から贅沢三昧で申し訳ないくらいです。

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部屋に戻るとまだ友人は寝ていたのでしばらくゆっくりしてから友人を起こしました。

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寝ながら撮った一枚

朝食は7時30からなのでその時間に友人と昨日と同じ母屋の個室へ。個室もまた日差しが差し込むさわやかな空間となっていました。

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朝食

朝食はスタンダードな感じでしょうか。しかし味噌汁がやけに美味しかったです。卵はゆで卵かと思ったら生卵だったので女将さんに醤油をもらいに行って卵かけご飯で食べました。普段朝食でご飯なんて食べないのに、宿に泊まると二杯も食べれてしまうのは不思議です。朝食も美味しくいただきました。

朝食後、二人共温泉に入った後は9時15分のバスがくる時間ギリギリまでゆっくりしてから宿を出ました。女将さんも最後まで笑顔で応対してくれて気持ちがよく、正直かなり名残惜しかったのですがしょうがありません。
宿をでて5分くらいバス停で待った後バスに乗り込みました。

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バス停より

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車内

寄居駅で降りて、とりあえずは川に向かいます。二日目は荒川に行くことと農産物直売所に行くことだけが全てのプランだったので時間はたっぷりあります。
寄居の誰もいない町を少し歩くと川に出ました。

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前日はそれなりに人がいたのですが、この日はまだ10時くらいで早い時間だったためか人も釣り人もあまりいませんでした。それでも人がいない方が良いので誰もいない方の河川敷に出ることにしました。

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正直事前に調べている段階ではあまり綺麗ではない川を想像していたのですが実際は結構透き通っていて驚きました。川底の石には藻がよく育っていて鮎にはよさそうでしたが釣り人はゼロ。少し見た感じあまり鮎はいなさそうでしたが泳ぐには問題なさそうでした。しかし泳ぐ装備は持ってきていなかったためパンツの裾を捲り上げて入水し涼んだりして、天気も良いので夏を体全体で感じることができました。友人と「海パンと浮き輪を持ってきて川流れしたかったね」などとちょっと残念に思うくらい良いところでした。特に橋の下あたりが楽しそうでした。

川を後にすると、この日の昼食にと思っていた山崎屋旅館に寄りました。しかしまだ時間も早いしお腹も減っていないので外観だけを撮影。

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私のドツボの外観です。いつか泊まりたい。

そういうわけなのでとりあえず農産物直売所へ行くことにしました。直売所はうさぎやのある国道(県道?)をうさぎやを正面に見て左方向にあるのでまた駅を渡らなければなりませんでしたが、そんな面倒臭いことにも文句を言わないのが友人の良いところです。前日よりも湿気はないもののはるかに暑かったので汗だらだらになりながら向かいました。

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ちょっと時間が遅かったのか野菜も多くありませんでしたがとりあえず買いたかった赤紫蘇を購入し、暑かったので初めて食べるレモン牛乳アイスを買いました。友人はサクレのレモン味を食べ、私はレモン牛乳アイス。よくある夏の光景ですが、このレモン牛乳アイスが結構おいしくてうちの周りでも売って欲しいと密かに思いました。
アイスを食べながら道を戻り観光案内所でにんにくときゅうり(どちらも安かった)を買って、それでもまだお腹は減ってなかったのでそのまま電車に乗って帰路につきました。帰りも喋ったり寝たりであっという間に池袋に到着し、そこで友人と別れ今回の旅行の終わりとなりました。


※ 今回泊まったかやの湯は、ネットで調べても泊まった人の情報がほとんどなかったので気になって泊まってきてみましたが本当に静かで良い環境でした。朝横になりながら蝉やら鳥の鳴き声を聞いてごろごろしていると、もう一泊したいと強く思いました。夏に泊まったのもよかったと思います。それに加えて温泉もあるのですから最高というほかないでしょう。虫がダメな人には少し厳しいかもしれませんが、それでもとにかく泊まって良かったと思える宿でした。またいつか行きたいと思います。

鉱泉民宿かやの湯  0493-82-1260
一泊二食付き 二人で16120円(サービス料込み)
一人での宿泊は受け付けていないようです。

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