この前のシルバーウィークに、いつもバイク旅に一緒に行く友人と山梨は道志村に一泊二日の旅行に行ってきました。
友人と一緒に行こうと思い立ったのはシルバーウィークが始まる4日前ほど。友人のOKは出たのですが当然ながらどこの宿も満室状態。当初は栃木なども考えていたのですが友人の時間的都合も有り割と近い道志村に決めて、宿の目星をつけ宿泊予定日二日前に電話したところすんなりOKでした(いつも通りどういう宿か分からず電話しています)。電話で一通りやりとりを終えると、「釣りはなさいますか?」と聞かれたので「出来るようならやろうと思ってますが。」というと「ではミミズをご用意して来られると良いですよ。先日の雨で水量が少し増えてますので、そういう時はミミズが良いと思います。」と親切に教えてくれました。「これは期待できる宿かもしれない。」と、当日を楽しみに待つことにしました。
さて、旅行当日はいつも旅の始点として集まることにしている某コンビニ前に夜中の2時半に集合。道志村に行くには早すぎる時間ですが朝は上野原で釣りを楽しもうという計画です。友人は釣りをしませんが。
甲州街道を寒い寒いと言いながらひたすら走り続け、朝5時すぎには上野原に到着。まずはセブンイレブンで腹ごしらえをすませて(旅の朝方に友人と食べる朝食は最高です)今年になって見つけた秘密の釣り場へ移動しました。
目的の川へ到着すると水は少し増えていましたがまぁ大丈夫な程度。しかしここから少し川に入って移動しなければならないので、ほぼ私服の友人は適当なところで自然を満喫しながら仮眠を取って、その間私は釣りをすることに。
釣り場で早速竿を出すと釣れるのはウグイばかりでしたが流れのある場所に糸を垂らすとすぐにヤマメがあがりました。その後はしばらく小型ヤマメしか釣れず、友人の元へ戻る前に探っていないポイントに竿を振るとアタリが。中々重く元気なので抜くのは危ないと判断し岸まで誘導して釣り上げました。
最初のポイントで釣れたヤマメ、21センチ。
「これで釣り人としての面目は保てたぜ!」と意気揚々と友人の元へ戻り釣果報告。友人もとても喜んでくれたので大満足でした。
その後まだまだ時間があるので色々と場所を変えながら釣りをするも全く釣れなかったのですが、友人とのんびりやっていて10時ごろになったのでそろそろ道志村へ向かうことに。少し戻って藤野あたりからr76に入り、まずは藤野やまなみ温泉へ行きました。
当日はなかなか賑わっていました。しかし私たち二人も結構汗をかいたりしてさっぱりしたかったので、迷うことなく入館です。3時間600円の券を買いいざ温泉へ。
脱衣所にはあまり人がいませんでしたが浴場へ入ると中々混雑しています。ここは露天風呂もあり、そこが一番人が多かったです。結構人がいたので私たちは露天風呂には行かず内湯に浸かっていました。温泉は特に臭いもなく無色透明だったのですが、たまたま口の中に入ったお湯は少ししょっぱかったです。以前入った遠山郷のかぐらの湯ほどではありませんが。
温度も丁度よくゆったり入っていたらうつらうつらしてきてしまったので(この日私は不眠でここまできていました)友人よりも先に風呂を出て休憩室へ向かいました。
休憩室から撮った館内の様子。お土産も売ってます。
すぐに友人もあがってきたのでここの休憩室で昼食を取ることに。豚の生姜焼きを頼んだのですが空腹もあって二人でおいしいおいしい言いながら結構美味しくいただきました。タレに柑橘系の味を感じられたのが新鮮でした。
さて、昼食を食べ終わってもまだ12時で、宿のチェックイン時間を考えてもまだまだ余裕があったので端っこの席に移動して昼寝をすることに。天気も結構良かったので友人とこういったのんびりした時間を過ごせるのは楽しいもので、共に満足そうな友人と眠りにつきました。
時間は13時半ごろ、途中自分のイビキで目がさめるなどのアクシデントはありましたがよく眠れました。友人は子供の頃の私との思い出を夢に見ていたようで、こちらも良く眠れたようでした。起き抜けにコップ一杯水を飲んでから宿へ向かうことにしました。
途中の観光ポイントとして久保吊り橋があったので、とりあえず宿に向かいがてら寄ることに。バイクでr76からr413(道志みち)に出ると一気に交通量が増えて、ツーリング集団の姿が沢山見られました。人気のツーリングスポットということもあって確かに景色もよく気持ち良い道なのですが私は原付のため遅いので、道中にあったイノシシ(恐らく)の死体などにも色々と気をつけながら走り久保吊り橋へ到着しました。
砂利敷きの駐車場にバイクをとめてまずはその横にある物産店へ。こういう直売所は大好きでついつい寄ってしまいます。こんにゃくやら味噌やらを眺めていると店主のおばちゃんが「こんにゃくおいしいよ」「味噌もおいしいよ」「蒸し立てのまんじゅうもあるよ」とフランクに宣伝してきて可愛いおばちゃんです。こんにゃくが欲しかったのですが特大だったので翌日帰り際に買うことにして、吊り橋を渡ってからまんじゅうを食べることにしました。
吊り橋は店の真横にあり、中々の大きさです。観光客もあまりいなかったので友人とワオワオしながらすぐに渡りました。
橋の中程まで来ると結構揺れてスリルがあり、後ろで少し怯えている友人のために強めに足踏みして橋を揺らしながら(ごめんなさい)渡りました。眺めが非常によくて、友人も「待ってよ〜」と少しへっぴり腰になりながらも周りの自然を堪能しているようでした。
橋を渡ると遊歩道になっているのですが少し行っても特に何もなく、まだ先がありそうだったので戻ってまんじゅうを食べに行きました。一個150円で、肉まんサイズのまんじゅうが出てきました。私も友人も、温泉にあるようなちいさなまんじゅうを想像していたので少し驚きながらも橋の入り口付近でまんじゅうにありつきました。しかしこのまんじゅう、蒸し立てと言うにはあまりにもぬるくて中身のあんこもなんだか水分が失われつつある感じでした。正直あまりおいしくなかったので半分程で食べるのを諦めて、友人は夜食用に落花生を買って宿に向かいました。
道志みちをしばらく走ると「七滝荘はこちら」といった風な古い看板があって脇道にそれて下っていく道を指していたので、それに従って道を下って行くきました。結構危なっかしい道をしばらく下って行くと橋があり、そこを越えたら七滝荘の到着です。
古さは感じさせますが中々好きな感じの宿です。バイクを端っこにとめていたら中から宿のご主人と女将さんがでてきて、「今日はもうこれからお客さんも来ないんで玄関の前にとめても大丈夫ですよ」と言ってくれたのでバイクを移動させてもらいました。女将さんから「今日は釣りをされてきたんですか?」と聞かれ、「はい、上野原の支流で朝にやってきて、二匹釣れました」などと釣りに関しての話をしてたら「じゃあ夕食に焼いてお出ししましょうか?」と提案してくれたんですが、この後釣れるかわからないので家で食べるように取っておこうと思って断らせてもらいました。今思うと焼いてもらえば良かったと少し後悔していますが。「桂川のはおいしくないけど支流のは大丈夫ですよ。」とご主人が言っていたのでご主人も釣り好きなんでしょう。お二人とも話好きで、とても親切そうな人達だったのでこちらも気持ちが良かったです。
さて、話もひと段落したらお部屋に案内してくれました。ここは旅館と言いながらも作りはほとんど民宿ですが、宿の中はちゃんと綺麗にしてありました。
玄関入ってすぐのところ。階段上にはご主人が過去に釣ったヤマメの剥製が。
靴を脱いでスリッパに履き替え部屋に向かいます。途中風呂の時間を聞かれましたが昼に入ってきたので夕食後にすると言っておきました。風呂を沸かすのに少し時間がかかるようです。
上の画像にある階段を登って右にまがったところにある部屋が今日の私たちが泊まる部屋でした。
部屋に入るなり「おお!良い部屋だ〜」と嬉しがる私と友人。女将さんも「ありがとうございます〜」と嬉しそうにお茶を注いでくれています。部屋は二間で、窓側には二間をつなぐ細い廊下がありそこにアンティーク調のイスが置いてありました。窓からは非常に良い眺めが広がっていて、「そこの木は桜なので春はとても綺麗ですよ。紅葉の時期も周りが色んな色になるので秋も良い眺めです。」と女将さん。なるほど、確かに木が色づく季節に来たらとても風情がありそうなところです。しかし今のような時期も十分見ごたえがあります。窓からの景色に眼下に流れる川とその音、私の好きな要素がばっちり揃っていました。和室にアンティーク調のイスというセンスも面白くて好きです。浴衣やタオルなどもちゃんとありました。
窓からテラスのようなものが見えたので聞いてみたところ、「廊下の突き当たりにある洗面所からでられますよ」とのことだったのでお茶を飲んだらすぐに行ってみました。
眺めの良い宿というのも結構ありますがこういった宿でテラスがあるというのも中々珍しいのではないでしょうか、素晴らしい眺めのテラスにテンションも上がります。晩酌はここですると暗黙のうちに決定しました。更に横にはテントがぎゅうぎゅうに張られたキャンプ場があり、テラスから階段で続いています。最初見た時これは常設テントかと思ったのですが、後から女将さんに聞いたところによるとこれらは団体客のテントだそうで、結構な人数のグループでキャンプしているのだそうです。
テラスで自然を満喫しながら一息ついたところで、宿の周りを散策しに行くことにしました。
宿の周りはさして広くないのですぐにまわることができます。宿の他にキャンプ場が二つ、民家が数軒ある程度の場所です。しかし川向こうには七滝という結構高い滝や頼朝の足型という石があったり、そして何より綺麗な川が集落をぐるっと囲むように流れているので自然豊かで気持ちが良いです。しかしあまり目立たない感じのところにあるキャンプ場なのにどちらも中々混んでいる様子。それなのに宿は空いているというのは泊まっている側からすれば快適で良い感じです。
翌日に釣りをしようと思っていたので川の下見もして良さそうな場所を見つけておきました。最初来るときに渡った橋の下などではすでに何人かの釣り人が鮎釣りや渓流釣りをしていたので、翌日は早めに釣りをしようと決めました。宿のご主人もここら辺は人気スポットだから人が多いと言っていたので尚更です。
途中友人と話して「やっぱり夕食前に風呂に入れてもらおう」ということになったので宿に帰ってみたら車が二台停まっていました。女将さん曰く「急遽お客さんが一組入りました」ということみたいです。さらに玄関には若い女性と子供がいたのですが、こちらは宿のご夫婦の娘さんとお孫さんらしく、丁寧に挨拶されました。割れ私たちも挨拶のあと風呂に入りたい旨を伝えると、「これからさきほどのお客さんが先に入られるので、お風呂が空いたら後でお呼びしますね。」と言われたので部屋で待つことにしました。しかし晩食用の酒がないことに気づいて女将さんに近隣のお店を聞いた所、私たちが入ってきた道の逆から国道に出るとすぐに商店があると聞いたので早速バイクで向かい、ばかうけと小枝、そして地場産の白ワインを買いました。
宿に戻って部屋でのんびりしているとお風呂が空いたと言いに来てくれたので早速風呂に向かいました。ここはあまり情報がない宿でしたが風呂は一応温泉のようなのでちょっと楽しみです。風呂は玄関をあがって右へ続く廊下の突き当たりにありました。
暖簾をくぐると脱衣所があるのですがかなりせまく、一度に利用できるのは二人がいいとこでしょう。男二人でこの狭い空間で裸になるのは少し嫌ですがしょうがありません。さっさと脱いで風呂場へ踊りこみました。
中もそれなりに狭く、浴槽は大人が二人も入ったら多少余裕がありながらも一杯といったところでしょうか。シャワーもひとつでこじんまりとしていますがシャンプーやボディソープなどは一通り揃っています。しかしどこにも温泉分析書がなく、「はたして本当に温泉なのか?」と思っていたのですが、廊下に「風呂は冷泉のため沸かす必要があるので、夜は9時まで、朝は入浴不可」という旨の張り紙があったので「一応温泉なのだろう」と納得して浸かり、友人と交代でシャワーを浴びてのんびりしたら部屋に戻りました。(とあるサイトで風呂は大きな窓から川が望めるような旨の文と写真があったのですが、なくなってしまたのでしょうか。)
部屋に戻ると手前の部屋にテーブルが出され夕食がセットしてありました。ここでは夕食も朝食も部屋食のようで、一見民宿のように見えてもここらへんはちゃんと旅館のサービスでした。夕食はかなり色々な種類のおかずがあって期待できそうです。
席に着くと女将さんがさらに鮎の塩焼きを持ってきてくれました。これはどうやらすぐ前の川でとれたもののようで、一匹が小さかったので二匹にしてくれたようです。この小ささが天然物を物語っていました。しかし上にも書いた通りおかずが沢山あってどれから手をつけようか迷ってしまいます。迷い箸など初めてかもしれません。
とりあえず一通り食べて見たのですがどれも非常に美味しく、小鍋の鳥とキノコの味噌煮のようなものも非常にご飯が進むし、鮎は当然美味しいにしてもその脇にあった黒っぽい漬物も正体不明ですがとても良い味でした。うどんはこの宿で打っている麺ということでした。
途中水をお願いするとコップ一杯に水を持ってきてくれて、女将さんが言うには「これはすぐそこの大室山のお水です。宿の前にちょろちょろと水が出てたでしょう?それは大室山から引いてきた水で、蛇口を止めても水を出しすぎても水が濁ってしまうので少しだけ常に出している状態にしてるんです。おいしいですよ」ということでした。たしかに外の玄関横に生簀のようなものがあって蛇口がついていました。夕食に加え普通に出てくる水が天然水とは嬉しいです。
夕食を終えて途中で侵入してきたカメムシとの格闘を終えてゆっくりとしていると女将さんが夕食を片付けに来ました。夜にテラスは使えるか聞いてみたところ「じゃあ明かりをつけておきますね」ということなので一安心。更に道志村について色々話をしていると「国道は本当に飛ばすがバイクが多くて怖いです。1日に多くて3件の事故があった時もあって、事故があるとここは救急車が来るにも時間がかかるからヘリで救助に来るんです」と言っていました。確かに私たちもここに来るまでの間に凄いスピードで追い抜いていくバイクに沢山出会いました。事故が多いのも納得です。しかしここら辺も年に一、二回くらいスピード違反の検挙が実施されるようになったそうで、そのおかげでここ数年はバイクの数も以前の半分くらいに減ったそうな。その後も翌日どうやって帰ろうか迷っていると聞いたら帰るのによさそうな道を紙に書いてくれたりしてくれました。親切な女将さんです。
女将さんが夕食を片付け終わってテラスの明かりをつけてくれたところで羽織を着てテラスへ向かいました。買ったワインはコルクでしたがコルク抜きをかしてくれました。
外は少し寒かったですが友人と直売所で買った落花生などを食べながら晩酌です。途中キャンプ場から花火があがったりと少し賑やかでしたが、普段味わえない情緒の中雑談を交わしつつじんわりと酒がまわっていくのでした。ワインもおいしく、この宿のテラスは最高の場所でした。
その後部屋へ戻って話したり音楽を聴いたりしていたら眠くなってきたので就寝しました。割と寒かったですが。
翌日は朝5時前に起きて釣りへ出発。友人は寒さのため鼻がつまっていたので暖かい缶コーヒーを買いに行き、私は釣りをしました。橋の下のポイントには既に一人釣り人が一人いたので、橋の真下に向かいミミズを針にさして川へ投入(実は前日に宿付近で友人とドバミミズ取りをしていました)。流れがゆるやかなところで魚がかかったのですが、当初魚がかかっていた事に気付かずアワセていなかったのですぐに逃げられてしまい、その後小さいのが釣れたのですが川から20センチほどあげたところで落下。それからアタリもなくなったので場所を変えようと移動したところで友人と合流しキャンプ場前のポイントに行きました。
この時橋の下のポイントにはすこしづつ人が増えてきていたのですがここは全く人がいなかったので気持ち良く釣りができました。友人は石の上に座ってのんびりやりながら私は川に立ち入って釣りをしていました。結局朝食の時間(8時半にしてもらった)まで釣りをして三匹のヤマメを釣りました。途中漁協のおじさんが来て少し話をしたところ、「そりゃあ昨日放流したやつだな」と言っていました。「こんな時期に放流するんだなぁ」と思いながらも三匹釣れて、しかも釣れる瞬間を友人に見てもらえたので嬉しかったです。三匹のうち1匹は天然物でした。(ちなみに漁協のおじさんはここらへんに住んでるみたいでした)
宿に戻って釣果を報告するとご主人と女将さんも喜んでくれました。「漁協のおじさんが昨日放流したと言ってましたよ」というと「そうなんですか、でも釣れてよかったですね。以前は放流する日と場所を教えていたんですが、ある時から魚を放流する管の前に大きな網をセットして待ち構えている人や、釣れなかった腹いせに管の中に空き缶を入れて塞いで行く人がいたから最近は場所や日時を教えないようにしているみたいです」と言っていました。とんでもない連中もいたもんです。そういえば釣りをしていたら川原にもキャンプ場の客が捨てていったらしいタバコが落ちていたりしているのも発見しました。前者共々こういった人たちはどこにでもいるのでしょうが残念なことです。
さて、そんなこんなで朝食の時間です。女将さんが「朝食はお部屋かテラスか、どちらでとられますか?」と聞かれたので友人に確認することなく瞬時にテラスをお願いし、先に部屋に戻っていた友人に「朝食はテラスだぜっ」と伝えると「おっしゃ☆」と喜んでいました。用意をすませてすぐにテラスへ向かいます。
夕食に続いて朝食もとても満足のいく内容でした。天気もよかったので気持ちよい日差しと眺めの中テラスで食べる朝食は最高です。途中で女将さんのお孫さんが私たちにコアラのマーチを1個ずつ持ってきてくれたのもかわいくて嬉しかったです。私はこのメニュー+ご飯1杯で満腹でしたが友人は釣りも何もせずただぼーっとしてただけなのに朝からご飯三杯も食べていました。
朝食後再び私は釣りに行き友人は部屋で寝ることに。私は更に一匹釣り上げたのですがその後子供を沢山釣れたおじさんが私の近くで釣りをし始め子供たちも川で遊び始めたので釣りどころではなくなり宿へ帰還。チェックアウト時間ギリギリまでのんびりして宿代を払いにいきました。宿代を払いながら女将さん、ご主人と雑談。「渓流釣り解禁後は沢山釣れるのでまた来てください。ここら辺は天然物が釣れる事も多いですよ。桜も綺麗ですし」とご主人が言ってくれたので「ええ、また来させてもらいます」と私。本当に良い宿だったので友人と再び訪れようと決めました。友人もとても気に入ったみたいでした。
出発の際女将さんとお孫さんが最後まで見送ってくれてなんだか名残惜しかったですが出発。この日の予定は道の駅どうしに寄ってから帰るだけです。
この日の前日から道の駅どうしでは道志ポークの祭典をやっているらしく、そこで昼食を食べて帰ることにしました。バイクで走っていると昨日よりも車やバイクが多く、道の駅に着く前から渋滞気味でした。やはりバイク乗りの中にはマナーの悪いのがいて、渋滞しているから歩道に乗り上げて走っていく連中までいて辟易しながらもそんなに時間もかからず道の駅に到着しました。
祭りの規模は予想していたよりはるかに小さく、屋台が数軒並んでいる程度でした。屋台には肉まん、鮎とヤマメの塩焼き、モツ煮込み、道志ポークの串焼きなどが並んでいて、中でも道志ポークの店には列ができていました。とりあえず私たちは道の駅の店でお土産を物色した後道志ポークを購入し、近くを流れる川で食べました。朝食の時間も遅かったので串一本で満足。結構美味しかったです。
それから少し散歩した後道の駅を出て帰路につきました。道は結構混んでいて午後17時くらいに旅の始点であったコンビニに着き解散となりました。今回も良い旅良い宿で、やはり友人との旅行は一人旅とは違う楽しさがあることを実感したのでした。
旅館七滝荘
8500円+税