【長野県栄村・光栄荘】小赤沢温泉も楽しめる、天然クーラーの快適宿に宿泊!

長野

2024年夏休みの旅4日目です。 1日目 2日目 3日目

朝の祭りで神輿を見学

朝は若干曇り空だったものの、今の空はもう夏らしい分厚い雲が浮かぶ澄んだ青空が広がっている。
女将さんが言うにはこれから神輿が出るようで、その賑わいをしばらく見てから出発するつもりだけど、まずここでやるべきは洗濯だ。
服はもちろんだけど、いつも持ち歩いてるバスタオルも予想外に3日連続で使ったから、そろそろ生乾きの臭いがし始めてる。いつも完全に乾いた状態で持ち運べるわけじゃないから、こうなってしまうのはいつものことだけど、さすがに私でも臭タオルで体を拭くのはイヤだから洗濯してる間に祭り見学をする、これが一番イイ。

中に入って、さっさと洗濯機にぶち込んでやろうと値段を見てみると、洗濯乾燥で900円という数字が目に入ってきた。900円は予想外に高いな。普段ほとんど使ったことがないから3〜400円くらいかと思っていたから、倍以上の値段に動きが止まってしまった。乾燥だけなら100円なのに!

そんな感じでちょっと悩んだ結果、洗濯物はかつて利用した野沢温泉内の洗濯場で洗って、乾燥だけはこのコインランドリーを使わせてもらうことに決定。やることは増えるけど温泉で洗濯するのは楽しいからいいや。祭りを見ながら洗濯場方面に歩いていくことにしよう。

昨日女将さんが「祭りの間は学校が休みになる」って言ってたけど本当だったみたいだ。今日は月曜日だから本来なら今頃授業中だろうけど、子どもたちは屋台で食べ物買ったりそこらへんを走り回ったりしてめちゃくちゃ楽しそうに遊んでる。ご主人が言っていたように、これが昔から続く地元の民のための祭りってことなんだろうな。学校まで休みになっちゃうとはさすがだ。

それでも今日は平日ということもあって観光客は全然いない感じかな。温泉街を歩いてる人もほとんど地元の人って感じだったし、外国人もほとんど見てない。皆チェックアウトして出発した後ってことなのかも。

大人を先頭に法被を着た子どもたちが集まって、どうやらこれから巡行が始まるところらしい。
こんな暑い中大変そうに見えるけど、子どもたちは皆楽しそうで元気いっぱいだ。せっかくだから出発まで少し見学させてもらおうかしら。

いいな〜と思いながらしばらく眺めてたけど、スピードがゆっくりだからこの道を行くのは止めて、神輿を見送った後に逆戻りして村内散策を続けることに。多分他のところでも神輿は出てるだろうし、歩いてたらまたどこかで出合えそうだ。

とりあえず出発するまで見ていようと日陰に入ったら、こちらもさっきと同じく威勢の良い声とともにすぐに出発。女神輿ってあんまり見たことないけど、これは男神輿とは違うかっこよさがあってイイもんだ。
そうしていると、巡行の後ろをついていってる一升瓶を持った法被姿の人から「よかったらお神酒いかがですか?」と、思いがけない酒の勧めが。なんか部外者にもふるまってくれる姿勢にめちゃくちゃ嬉しくなったけど、私はこれから原付きに乗るので丁重にお断りさせてもらった。
こんな機会はめったにないし縁起が良さそうだから是非飲みたかったけど、、、残念す。

なんかこうしてまた訪れると心にじんわりくるものがあるな〜。初野沢温泉で泊まったのがこのいけしょうだけど、建物も部屋も昔ながらで良かったし、さらに食事も手が込んでて凄く美味しかった思い出。まだ営業してるようで本当に良かった。
で、目的の洗濯場はそのすぐ横、目の前の木の後ろに建っている木造の小屋のような建物がそれだ。見たところ利用者はいない感じだし、早速使わせてもらおう。というか、地元住民で温泉洗濯してる人っているのかな。

なつかしの洗濯場でまた洗濯物を洗う

当然ながら洗剤なんて持ってないし、持ってたとして多分使っちゃダメだろうから、洗濯物をひとつずつザブザブ手洗いする私。湯はもちろん熱いから、洗濯物を右へ左へ動かしてれば汚れなんて勝手に落ちていきそうだ。さらに硫黄泉だから、乾燥した後はきっと服からふんわり硫黄臭がすることだろう。なんちゅう素晴らしい洗濯だッ。

これで洗濯は終わったし祭りもある程度見たし、あとはこれを乾燥機にかけて乾いたら出発だ。
ポタポタ雫を垂らさらないように、ぎゅっと絞ってからいざコインランドリーへ。

早速洗濯物を乾燥機にぶっこんで乾燥へ。10分100円だから少し待つことになるけど、休憩にはちょうどいいか。ジュースでも飲みながらのんびり待たせてもらおう。

駐車場の一画でこれからのルートを確認してたらすぐに10分経ったので乾燥機から洗濯物を取り出すと、予想外に全て半乾きなことにびっくり!あんなデカいドラム式乾燥機で熱風を浴びながらゴウンゴウンと10分間も回ってたのに、そんなに乾かないもんかねッ。
しょうがないからもう1回乾燥にかけたけど、それでもバスタオルとタンクトップは乾かずじまい。もうやってられませんわ。出発です。

湧き水を汲んで野沢温泉出発

車庫を出てからはまず湧き水調達。
野沢温泉は私の知る限り3つの湧き水があるんだけど、以前来たときに飲んだのは六軒清水、そしてさっき麻釜の近くで湧き水を飲んだので、これから行くのは最後の八幡清水という八幡神社前にある湧き水だ。
だけど昨日水筒を失くしたから容器は空きペットボトルという悲しさ。冷たいまま持ち運びできないのは悲しいわ。

とりあえずボトルに湧き水を汲んで飲んでみると、前回飲んだ六軒清水同様に冷たくて美味しいお水!なんだか舌触りが滑らかで柔らかい感じがする、お茶とかに凄く合いそうな湧き水だ。綺麗な水に恵まれた土地、それが野沢温泉。ボトルいっぱいに汲ませていただきました。

その後、路地を走って野沢温泉を発とうと思っていたら神輿の音が聞こえてきたのでちょっと寄ってみると、梅之屋近くの道で奥から神輿の巡行がやってくるところだった。
「ちょっと見ていくか」と思っていると、通り過ぎるのを待っている人たちの中に女将さんがいて、「あ、これからお神輿来るんですよ、こっちこっち」と声をかけてくれたので、適当なところに原付きを駐めて一緒にお神輿を見学することに。さっき別れたばっかだけど、また会えてなんか嬉しいぜ。

途中でご主人もやってきて、お喋りしながら通り過ぎていくお神輿を一緒に見送る私たち。
ご主人は私が原付きで来たというのをいまいち信じてなかったらしく、駐めてある原付きを見て「えっ、本当に原付きで来たんだ!凄いね〜」と笑いながら驚いてるのがなんか可愛い。そんなことを楽しく話しながら、神輿はどんどん道の奥へと進んでいったのだった。

神輿が見えなくなった後はご主人と女将さんにもう一度挨拶して、「気をつけていってらっしゃい〜」と見送られながら出発。朝からかなり楽しませてもらったけど、いよいよ野沢温泉を後にする!

新潟方面に繋がるこの117号、道は綺麗で車通りも少ないし、それに加えて景色も緑が多くて清々しいから走っててめちゃくちゃ気持ちがイイ!昨日走ってた市街地ほど暑くないし、これぞ夏って感じの快走路。やっぱり夏は山道に限るっ。
しかしこの道、初めて走る道だと思ってたけど、昔佐渡から渋温泉に行った時に走ったことがあるかもしれないな。まぁ全然覚えてないんだけども。

かなり広めな駐車場のわりには建物がちょっと控えめな、その名も野沢温泉という道の駅のようだ。平日だから人は全然いないけど、端に新しめのちょっとおしゃれな建物があるから、何か良さげなグッズとか置いてあるかもしれない。

昨日寄った花の駅みたいに、ここも地元のオリジナルグッズとかを売ってるみたいだ。他にも食べ物飲み物色々売ってるけど、こういうオリジナルの雑貨はやっぱり目がいってしまう。
中でも野沢温泉蒸留所というところが出してるステンレスタンブラーがあって、ちょうど水筒も無くしたことだし買っていこうかなと思ったけど、飲み口に向かって細くなってる構造なもんだから、なんか掃除しにくそうと思って買うのはやめておいた。こういうのって便利な洗い方とかあるんだろうか。
でもまぁ何も買わないのもアレなんで、なんとなく野沢温泉の温泉の素だけお土産に買っていくことに。そろぞろお土産を買ってかないと、手ぶらで帰ることになりそうだしね。

遺構のような西大滝ダムと直売所の桃

このあたりを左に曲がって山を越えたらすぐに上越、って考えると私も大分北の方まで走ってきたもんだな〜。新潟自体そこまで行ったこともないけど、この走っていけばもうすぐに久々の新潟入り。せっかく遠くまで来たし、しかも今日は全く行ったことがないところに行くから、これから目一杯楽しませてもらうつもりだっ。

道はダムの方に繋がってるけどあの真横まで行けるってことなんだろうか。なんか関係者用の道路っぽい感じがしないこともないけど、注意書きとかなにもないから行ってみよう。

ただダム横まで行けるだけかと思ってたら、なんと川の向こうまで繋がる橋の役割も果たしていたらしい。まぁそれ自体はそこまで珍しくはないと思うけど、この寂れて年季が入った遺構のような感じがたまらんな!なんだかちょっとファンタジックだ。

たまたま発見したところだけど、ここはかなりのめっけもんだったな〜。あんな看板もない何気ない横道の先に、こんだけ見応えと味わいのあるダムがあるとは。しかも車だったらここに駐めてゆっくり見学出来なかっただろうし、今日はなかなかツイてるみたいだ。
しかし、ここで対向車にかち合ったらなかなか厳しそうだな〜。まぁ場所柄、そんなことは滅多になさそうだけど。

なんか派手な看板とか幟が沢山たってるけど、広い駐車場に車はほとんどない。それでもちゃんと直売所はやってるみたいだから、とりあえずどんなものを売ってるのか視察へ。

中にはりんごに桃に葡萄などなど、よく知った品種から見たことがないものまで、色んな種類の果物が所狭しと並べられている。他の果物系の直売所と同様に、ナイフと果物が置かれたカゴがあってそれぞれ試食できるようになってるから、ちゃんと自分好みのやつを選べそうだ。とりあえず連日ブドウを食べてきたしりんごはちょっと時期が早いしで、私の狙いは最初から桃に決まっている!

というわけで「どれにしようかしら…」と悩んでいると、店のおばあちゃんが「ご自由に試食してみて下さいね〜」と勧めてくれたので、ひとつひとつ桃を試食していく。うん、どれも甘くてジューシーでめちゃくちゃウマい!
その中で特に気に入ったのは、「とんがり」という昔話みたいに頭のとんがった黄色い桃。全く聞いたこともない桃だけど、甘い果汁たっぷりの少ししっかりめの実が気に入った。しかもレア度も高そうだし、もうこれしかないでしょ!しかも安いし!(6個入りで800円)

なんとなく買う前にご主人(ここはおばあちゃん含めた家族経営っぽい)に「このとんがりっていうやつ、初めて見たんですけど珍しい品種なんですか?」と聞いてみたところ「あ〜そうですね、結構珍しいと思いますよ。なかなかスーパーとかには出回らないですけど、小ぶりで美味しいからオススメですよ」と、爽やかな笑顔で答えてくれた。うん、(多分)農家の人が言うなら間違いない!珍しいものを食べたいし、これで決まりだ!

私「あ、じゃあこのとんがりってやつ下さい!」

ご主人「ありがとうございます〜。じゃあこちらでお包みしますんで」

私「あの〜、これって原付きで数時間くらい持ち運んでも大丈夫ですか?一応保冷バッグはあるんですけど」

ご主人「あ〜そうですねぇ、これからどちらまで行かれるんですか?保冷バッグがあるんだったら、結構もつと思いますけど」

私「これから秋山郷に行って一泊する予定なんですけど」

ご主人「秋山ぐらいだったら全然大丈夫だと思いますけど、原付きで行くんですか!?すごいですね、熊出ますよ(笑」

私「凄い山奥みたいですしね〜。でもそんな出るんですか?」

ご主人「私たちも近くに住んでますけど、秋山は普通にそこらへんに出るからあんまり行かないですね。まぁ出会ったらそれも運命ということで、気を付けてくださいね(笑」

なんてビビらせられながらも、ご主人含め奥さんとも楽しく雑談しながらとんがりを包んでもらった。
おまけに「バイクだったらクッションあったほうがいいですよね」と、柔らかい果物にかぶせるアミアミのやつで全体をくるんでくれる奥さんの優しいこと、ここは安いし美味しいし、おまけに優しさもある良い直売所でございます。

百合居温泉見学、その後昼食へ

そんなこんなで直売所の皆さんにしっかり挨拶してから出発!珍しい桃がお安く買えたもんだから、私の気分も一気に上昇してしまったぜ。やっぱり田舎に行けば行くほど、面白いのが売ってるもんなんだよな!今日の夜食がめちゃくちゃ楽しみです。

良い桃を買った後は、気分の良いまま日帰り温泉へと向かう!これからひとっ風呂浴びてさっぱりさせていただきます!
と、いきたいところだけど、残念ながらこれから向かう日帰り温泉は営業時間が14時からだから、今行っても温泉に入ることはできません。そして、さすがに14時まで待つこともできません。
でも個人的に結構気になる温泉だし、せっかく近くを通るんだからせめて建物ぐらいは拝んでいこうということで今向かっているところ。その温泉の名前は百合居温泉。田んぼの中にぽつんとあるプレハブ小屋のような温泉らしいけど、その泉質はなかなかに本格的らしい。入れないのは残念だけど、場所さえ覚えておけばまた来た時に楽なはずだ。

途中橋の工事をしてたりしてちょっと迷ったけど、道を確認しながら進んいくと本当に田んぼの中にある百合居温泉を発見した。別に看板が出てるわけでもないし、場所的にもここに入りに来るのは地元民か温泉好きくらいのもんだろう。それでも良い湯が湧いてるみたいだから地元住民が羨ましいわ。めちゃくちゃ長閑だし。

じゃあ百合居温泉の場所と建物が分かったことだし、そろそろどっかで昼飯でも食べに行こうかな。特にどこかの店に目星をつけてるわけでもないけど、走ってれば何かしらあるでしょ。

いつもなら道の駅で食事って選択肢はあんまりないけど、もうお腹がも結構空いてるからここでいいか!なんか走ってきた感じ、ここらへんは食堂とかも無さそうだし。

券売機の近くにお店のおばちゃんがいたから「どれがオススメですか?」と聞いてみたら、「う〜ん、カツ丼とか美味しいよ」と言われたので、言われるがままにトンカツを注文させてもらった。
待ってる間は次に向かうポイントへのルートを確認したり水をがぶ飲みしたりしてたら、あっという間にカツ丼が到着。お客さんも少ないから最高速で作ってくれたらしい。

まぁ普通のカツ丼だろうと食べてみると、これが意外と甘くて柔らかいジューシーなカツ丼でびっくり!券売機には特にブランド豚とかは書いてなかった気がするけど、これは何か名のある豚なんじゃなかろうか。おばちゃんの言ってたとこは間違いじゃなかった!
ただもう一つ驚きなのは、どういうわけか漬物のきゅうりもやたら美味いこと。なんとなく手作りっぽい感じだけど、さっぱり目の醤油味なのに妙に味に深みがあってめちゃくちゃ好みの味。この食堂、予想外に当たりだったみたいだ。。

龍ヶ窪の神秘的な池

これから向かうスポットは龍ヶ窪という湧水地だ。豊かな自然の中に湧く湧水が池のようになって、とても綺麗な景観を生み出している癒やしスポットらしい。豊富に湧くその地下水は1日で池の水がまるまる入れ替わってしまうほどのようで、ともかく綺麗な水を拝みたいならココ!って感じの観光スポットらしい。であれば湧き水好きの私としては行かないわけにはいかないということで、これからその伝説の池を堪能しに向かっているところなのである!

周りはいたって静かな何の変哲もない集落だけど、その中にあるからこそいかにも伝説の池っぽい。集落の人達は昔、ここの湧水を頼りに暮らしてたみたいだし、なんだか説得力があるぜ

人がいないこともあって、遊歩道を歩いていても風に揺れる葉っぱの音や鳥の鳴き声が聞こえるだけで、とっても落ち着く緑の森が広がっている。どこか神秘的な雰囲気を感じるのは事前知識があるからだろうか。たしかに龍神が住んでいても不思議ではないような世界が広がっているッ。
しかしすぐ横に池が見えてるけど、木々が鬱蒼としていてなかなかしっかり池を見ることができないな。

ようやく池がちゃんと見渡せそうなところにやってきたけど、1組の御夫婦が真剣に池の撮影をしていたので、邪魔をしないように少し待たせてもらうことに。
その後ひとしきり撮影を終えた後私に気づいて、「あ、すいません。どうぞどうぞ」と場所をあけてくれたので、ありがたくすぐ横に行かせてもらった。

待ってる間なるべく池を見ないようにしてたんだけど、先端まで来てようやく辺りを見回してみるとその景色の美しいこと!波一つ無い澄んだ水面は、まるでエメラルドグリーンの鏡のように周囲の緑を映し出している。これは御夫婦が本格的なカメラで撮影してた気持ちがよくわかるわ!

これは絶対龍がいるわ。いないほうがおかしいくらいに雰囲気たっぷりだもの。それにこの水の透明度たるや半端じゃないし、しかもこの池の水が1日で入れ替わるくらいの湧水量ってあまりに豊富すぎじゃないか。たぶん同じ水が周辺の田んぼとかでも使われてるだろうから、ここらへんのお米ってめっちゃ美味しいんだろうな。その恩恵たるや計り知れないわこれ。

遊歩道入口に「奥の龍神様」って書いてある標識があったから、多分ここがそうなんだろう。派手さのないこの小さなお社に龍神様が祀られてると思うと、なんか逆にリアリティがあって素敵じゃない。

遊歩道はここで行き止まりになっているので、今度あの標識があったところまで戻って逆の道に行ってみることにしよう。ちらっと案内看板を見た時に、向こうに湧き水を汲めるところがあるみたいだったからそこで水をがぶ飲みしたい。涼しいけどさすがに汗かいてきたし!

なんだか自然からの贈り物って感じの、いかにも美味しそうな湧き水が緑の奥から石槽に流れ落ちてる。ここではボトルとかに汲めそうもないから、これは確かに水飲み場って名前がちょうどいいな。
試しに一口飲んでみると、思った以上に冷たいするりとした喉越しが、この暑さを一瞬忘れさせてくれるようだ。この水があの池にたんまりと湛えられてるんだな〜。私のボトルにも満杯に水を貯めさせていただきますっ。

とりあえず龍ヶ窪の見るべきスポットはこれで全部回った感じかな。
一番の目的は美味しい湧き水を汲むことだったけど、ここまで伝説の息吹が感じられる神秘的な湧水地だったとは。夏だからこその雰囲気はあると思うけど、紅葉の季節はもっと違った美しさを見せてくれそうだから秋にもまた来てみたいな。いや、本当に心洗われました!

初めての秋山郷へ

秋山郷といえば切明温泉、そしてよくここに住もうと思ったなというレベルの山深い秘境という印象があるけど、道がどんな感じになってるのか、そもそも原付きで行けるのかという心配はちょっとあったりする。それくらい厳しい土地ってイメージなんだけど、マップを見ると温泉宿とかも結構あったりするし、実際は結構走りやすい道が通ってたりするのかしら。
ともかく、途中で事故ったりパンクしたりすることだけは避けなければ。

このお土産屋さんの奥に見玉不動尊があるみたいだけど、店は閉まってるみたいだから明日の帰り際にでも寄ることにしようかな。
しかしお店の道路向かいには大きめの駐車場もあるし、ここは有名なお不動さんなのかもしれないな。バス用っぽいからツアーに組み込まれてるスポットっぽい。
まぁ今はこのまま進んでいこう。

見玉不動尊を過ぎていくつかスノーシェッドをすぎたらいきなり荒れた道に。
ここまでは舗装もしっかりしてたけど、「そろそろ山深い感じになってきたな〜」と思っていたら突然正体を現した秋山郷の一本道。まぁ余裕で進めるけど、対向車が来たら怖いぞここは。

川もきれいだし緑も豊かすぎるくらいだし、おkれは直売所のご主人が行ってたみたいに普通にクマが歩いてても不思議じゃない感じだな。マップを見ると秋山郷はまだまだ先が長いみたいだし、この先どんな景色が広がってるのかワクワクしてくる。道はアップダウンが多いけど意外と綺麗に舗装されてるし、原付きでも問題なさそうだ。でもところどころ濡れてるから、スリップに注意しながら最奥の切明温泉を目指す!

ここは秋山郷で泊まりたい宿候補の一つだったけど、今回は色々あって見送った宿泊施設だ。でもこうして見ると、この木造校舎の佇まいと原っぱの校庭がノスタルジックでかなりイイすね。こういうところは誰か友達と来るに限る。いつかチャンスがあればいいけど。

段々道がクネクネしてきたけど、特に厳しい坂があるわけでもなくわりとスイスイ進んでいけるな。こうしてちょくちょく集落もあるし、私が当初思っていたような細いガタガタ道をずっと進んでいかなきゃいけないようなところではなかったみたいだ。むしろ風が涼しいし、行けども行けども周りは山と川ばっかで私としては最高の環境。走っててめちゃくちゃ爽快だ。
ただ、時間的に少し急がないと、宿の到着が少し遅れちゃいそうだな。どんどん進んでいこう。

河原に湧く切明温泉

割とすぐ着くかと思ってたけど、坂+アップダウン多しで結構時間がかかってしまった。しかしここが秋山郷の先っちょの切明温泉か。龍ヶ窪から考えるとかなり奥地までやってきたもんだ。でもその割には人口物が多くてその点もちょっと意外かも。なんかもっと宿以外なんもないような光景を想像してたから。

で、目的の切明温泉はというと、見たところどうやら目の前の橋の左側にある坂からアクセスできるみたいなんで行ってみよう。

切明温泉は河原に温泉が湧いていて、そこらへんを掘って温泉に浸かることができるという温泉地だ。つまりこの橋の下を流れている川沿いに温泉が湧いているということ!さっきの雄川閣ではスコップの貸出しをしてるようだったけど、まぁこういう場所は大体先人が作った河原浴槽があるから問題ないでしょう。というか、このあとしっかり温泉に入るつもりだから裸になって浸かるつもりはないんだけど、それでもかなり楽しみだ!

ここが切明温泉か!想像してたのはもっと広々とした河原だったけど、これもこれで十分広いところにしっかり温泉が溜まってる!これは開放的で楽しいな!
温泉には大学生くらいの男の子二人が楽しそうに温泉で遊んでいる。なかなか渋いチョイスだけど、友達とこんな開放的な温泉にやってきたらさぞ楽しいだろうな。空気も美味しいし、めちゃくちゃ良い環境じゃないか。

私も足くらい浸かろうと近づいて、なんとなく「温泉熱い?」と彼らに聞いてみると「ここは気持ちいいスけど、この真ん中のとことか熱いんで気をつけたほうがいいですよ」と愛想よく教えてくれた。
じゃあ失礼しますと彼らの横から温泉に入ってみると、確かにここらへんは適温でかなり良い湯な感じだけど、バシャバシャと真ん中の方まで行ってみると川底から源泉が湧いてるようでめちゃくちゃ熱い一角があり、思わず「アツッ」と叫んでしまった。ここは尻焼温泉みたいに、源泉自体はかなり熱いみたいだ。

思った通り先人たちが作った風呂があるけど、やっぱり深く掘るのは難しいみたいで肩までしっかり浸かれるようなところはなさそうだ。でも仲間同士でパシャパシャ楽しく遊ぶには良い感じ!めっちゃ怖いけど夜に寝湯でもしながら星空を眺めるのも良さそうだ。

小赤沢にある宿、光栄荘へ

ただいまの時刻は大体16時半。秋山郷の先っぽまで散策してからの到着に心もすっかり安堵している!この光栄荘もいかにも民宿って感じで凄く良さそうだし、集落内で一番高いところにある民宿ということもあってか風通しが良くて涼しい!これは素敵な一晩になりそうだ。

というわけで荷物を持って玄関に向かうと、ガラッと女将さんが出てきて「どうもいらっしゃいませ〜」とわざわざ自分から出てきて出迎えてくれた。「どうぞあがってください」と促されるまま中に入ると、そのまますぐに部屋へと案内してくれる女将さんのスピード感たるや素晴らしい。こんなトントン拍子はかつてないぞ!

「これは素晴らしい部屋じゃないですか」と思っていると、ここで女将さんが色々説明してくれた。

女将「温泉は入られますか?」

私「そうですね、入りたいっす」

女将「じゃあ行くときは券をお渡ししますから、それ持っていけば入れますんで」

女将「あと、お食事は17時半にあるんですけどいいですか?」

私「あ〜はい、問題ないです」

この小赤沢集落も温泉が湧いてるんだけど、ここらへんにある民宿が温泉宿というわけではなく、温泉は近くにある日帰り温泉を利用するという形になっている。このシステムは事前に知っていたけど、このあとのちょっとした説明によるとどうやら宿にある風呂も入れるらしい。こういう場合宿の風呂には入れないパターンももあるから嬉しいサプライズだっ。

窓の向こうの景色は山間集落の長閑な景色が広がり、部屋は広い純和風の畳部屋。田舎の宿はやはりこうでなくちゃいかん!夏に泊まるのにうってつけの、まったく素晴らしい宿である!
そんなお部屋でお茶でもしばきながらしばらくゆっくりしたいところだけど、今の時間は16時半、夕食は17時半、温泉は18時半までだから、残念なことにのんびりしてるわけにはいかない。夕食はゆっくりいただきたいから、今すぐ温泉に向かうこととする。

1階洗面所
反対側には洗面所。植物がきれいに飾られてたりして、女将さんのおもてなしの心が伝わってくるようだ

そうこうして1階に降りていって女将さんに券をもらうと、温泉施設までの道のりを教えてくれたので案内通りに徒歩で向かうことに。なにやら橋を渡ったりするらしいけど、歩いて5分くらいで着くらしい。では出発!

とんでもなく濃い温泉、小赤沢温泉楽養館の湯

その後、近くにあった橋を渡ってさくさく歩いていくと、緑に囲まれた木造の建物が目の前に現れた。緑と言っても草のことだけど、小高い広々としたところにぽつんと建っているアレが目的の温泉施設、楽養館で間違いない!

館内に入ると優しい雰囲気のおじさんが出迎えてくれたので、券を渡して入館する。館内は思ったよりも綺麗で、温泉は廊下を渡った向こうの建物にあるらしい。

のれんをくぐると脱衣所があって、そこから内湯をみることができた。
何人か先客がいるようだけど、問題はそこではなく、その茶色く染まった温泉だ。ここの温泉がまさか含鉄泉だったとは!木の浴槽に、使われてる木材以上に茶色い湯がなみなみと湛えられ、夕方の日が差しこんでキラキラ輝いている!
雰囲気バッチリでめちゃくちゃテンションあがったまま、颯爽と浴室へ直行するっ。

石やコンクリの土台に、歴史を感じさせる古びた木の壁や天井の風合い、素晴らしい造りでございます。こんな温泉施設だと知っていたら、もっと宿の到着を急いだものを、もったいないことをした。
それで温泉なんだけど、ササッと体を洗ってザブンを一気に肩まで浸かると、これが今まで浸かってきた含鉄泉の湯とは違って、なんだか体にピリピリしたものを感じる。泉質は含鉄(Ⅱ)-ナトリウム・カルシウム
-塩化物温泉ということみたいだけど、含まれた塩分がそうさせてるんだろうか。それも含めて、これはとんでもなく濃厚で良質な温泉であることが肌感覚でわかる。この浴室の雰囲気も相まって、これまでには感じたことのない温泉体験に体も喜んでいるようだ!強めな温泉だろうからほどほどにしとかないと逆に体が疲れちゃいそうな感じもするけど、若干ぬるめだから長く入ってられそうなものもまたありがたいッ。

風を浴びたくなったらこっちで湯冷ましするのもめちゃくちゃ気持ちいい。なんてたって風の通りが素晴らしい。まぁ壁も隙間のある板作りだから外からもやや見られるけど、男だから特に気にする必要もなし、温泉とこっちの湯冷まし部屋の往復で、心身ともにめちゃくちゃリフレッシュしたのだった。いや、ここは近年の中でも3本の指に入るくらい良い温泉だった。次来る時は絶対にもっと余裕をもって来るぞ。

光栄荘の美味しい夕食〜就寝へ

そうして宿に戻って「戻りました〜」と一声かけると、「おかえりなさい、もうごはんできてますから〜」ということで、すでに夕食の準備はできているようだ。女将さんはそのまま2階に上がって同じように声を書けているが、どうやら私が温泉に行っている間にもう一人のお客さんが来ていたらしい。
というわけで、私は部屋に戻ることなくそのまま1階の食堂へと直行いたします。

これは量的にも食い出があるし、しかも一品一品がどれもとっても美味しそうだ。
ウキウキしながらまずは岩魚の塩焼きから食べてみると、こちらはなんだかしっとりした焼き上がりだけど、川魚らしい臭みもなく味も濃くて美味しい。渓流魚のさっぱりした味わいは、最初に食べるのが一番味がわかってイイ。これはウマいっ。
天ぷらもサクサクホクホクだし、味噌汁も出汁が効いた素朴な味に、汁を吸ったデカ目のなめこが入ってて満足度高し。ひとつひとつしっかり丁寧に作られてるのがわかる、満足度の高い小鉢達だ。
そして熊肉はと言うと、若干ジャーキー感のある噛み応えと濃い味に野性味を覚えながらも、臭みもないし、これぞ肉って感じがして十分に箸が進む。目の前のガラス戸の向こうには青々とした稲が並ぶ田んぼが広がってるし、めちゃくちゃイイ夕食じゃないか。

そうして食べていると、隣で同じく食事をしていた宿泊客のおじさんが話しかけてれた。

おじ「明日、山登られるんですか?」

私「いや、僕は山目的じゃなくて、ただの旅行客なんですよ」

おじ「あ、そうですか、どちらからいらっしゃったんですか?」

と、にこやかに話をしてくれるおじさん。おじさんは山登り目的での宿泊らしく、明日朝から裏手にある苗場山に登るそうだ。ここには何回か泊まったことがあるそうで、今回も同様、いつも電車とバスを乗り継いでここまでやってくるらしい。たしかにバスで来られるだろうけど、公共交通機関でここまで来るのもなかなかに時間がかかって大変そうだけど、おじさん的には特にそうでもないようで、明日の登山に向けてのパワーは十分残ってるとのことだった。しかしこの集落が登山の起点になってるとは知らなかった。

その後、おじさんと山のことや私の旅のことなどを沢山話しているうちにいつの間にか完食してしまっていたので、適当なところで挨拶をして私は部屋に戻ったのだった。おじさんのおかげで、美味しい夕食が美味しくて楽しい夕食になりました。

見たところ他の宿にもお客さんはいるようだけど、こうして外を歩いてるのは一人だけ。あたりにはただ鈴虫の声が響くのみというとても落ち着いた環境なんだけど、秋山郷のクマの話しを聞いてるだけに散歩もちょっと怖いものがある。なんてったって外の光はたまにある外灯頼みだからそれがまた心細い。でも、このうら寂しい雰囲気の集落を歩くのも、なんだか沁みるものがあって良いもんだ。

その後、暗い集落内をひとまわりして宿に戻ると、あのおじさんも夕食を終えて部屋に戻っているようだった。私はおじさんに用があったので、明日登山に向かうおじさんはおそらく早く寝てしまうだろうと、今のうちに声をかけることにした。

私「(コンコン)すいませ〜ん」

おじ「はいは〜い(ガラっ)」

私「あの、僕今日桃を買ったんですけど、一人では多いのでよかったらいりませんか?」

おじ「いやいや、ありがとうございます!明日いただきます!」

私「休憩のときにでも食べて下さい。気を付けて行ってきてくださいね」

おじ「どうも、ありがとうございます〜」

というわけで桃のおすそわけに成功!あの桃は1パックに6個も入ってたから、チャンスがあれば誰かにあげようと思っていたのだ。おじさんも凄く喜んでくれてたみたいで良かった良かった。
その後女将さんにもおすそ分けに行くと、「わぁ、ありがとうございます〜」とこちらも喜んでくれたようで嬉しい限りだ。

普通のお湯だけど、やっぱり民宿のお風呂というのはおばあちゃん家感があるから独特なリラックス感があるな。人一人分の浴槽だけど、それが逆にいい。部屋には外からの涼しい風が入ってくるから、心ゆくまで温まってから出ることにしよう。
そういえば朝に入れるかは聞いてないから、次に会ったときに聞いてみるか。

うん、直売所で食べたのと一緒で、少し固めだけどジューシーでほどよく甘い美味しい桃だ。食感的には少し柔らかくなった柿くらいかな。こんなウマい桃が6個入り800円で買えるとは、本当に良い買い物をしたっ。
しかしこの桃、とんがりという名前で売ってたけど調べても全然情報が無くて、なんかスッキリしない感もある。とんがりっていうのはあの直売所の人たちがつけた愛称みたいなもので、品種名としては別にあるのかな。黄桃の一種なんだろうけど。そこだけは気になるところだ。

その後は宿前の椅子に座ってしばらく星空鑑賞をした後(星がたくさん見えてめちゃくちゃ綺麗でした)、少し早めの就寝へ。なんだかんだ今日もいろいろなところに寄ったから、意外と疲れていたらしい。

涼しい朝と朝食、そして出発へ

時刻は7時15分、朝食は7時半からだから、ちょうどいい時間に起きることができた。ふかふかの布団で寝たおかげで疲れもすっかり取れている。
うんしょと起き上がって外を見てみると、緑の山々に夏空らしい薄青い朝空が映えている。今日も良い一日になりそうだ!

いや〜、なんか全てが新鮮な感じがして、心も体も妙にスッキリした感じがするな!これぞ山間集落に泊まる魅力の一つに間違いない。こんな優しく穏やかな朝を迎えられることなんて、普段生活していたらなかなかないからね。今回もまた「もう一泊すればよかった」が顔を覗かせている。

そんな感じで朝の空気を思いっきり吸って宿に戻ると、昨日と同じく女将さんから「もうごはんできますよ〜」とお声がかかったので、そのまま食堂へと向かうことに。朝はいったいどんな品が出てくるのだろうかとウキウキしております。

さて、そんなわけでまず鮭から食べてみると、こちらは私の好きなしっとり鮭でとってもご飯が進む。朝は水分不足気味だから、パサパサ鮭は食べるのがちょっとつらい時があるのだ。その他小鉢も野菜メインでさっぱりした味付けのものが多く、そんな中に目玉焼きとハムがあるのがまた嬉しいところ。量も朝にはちょうどいいし、この民宿のご飯はワタシ的に非常に好みだ。眺めもいいから、テレビもつけずに朝の空気を楽しみながらじっくり味わって完食させていただきました。

食後、朝風呂について聞いてみると「すいません、朝はやってないんです」とのことだったので、そのまま部屋で寝転んだりして貴重な時間を存分に堪能してから9時半に出発。

その後、1階に降りて「お世話になりました〜」とひと声かけて精算へ。ついでに、昨日から気になっていた玄関横の椅子の上に吊るされてる熊の爪について聞いてみた。

私「あそこに干してある熊の爪ってなにかに使うんですか?」

女将「あ〜(笑)、あれはお父さんがなにかに使えるかもって干してあるんですけど、特に使い道なさそうですね〜」

女将「爪がとがってなかったでしょ?檻で捕まえるから、檻をひっかいて丸くなるんですよ」

ということで、なんとなく干してそのままということらしかった。でも、檻で使えたクマは爪の先が丸くなるのか。使い道のない雑学だけど、面白いことを知ることができたなっ。

そうして少しばかり雑談をしたあと、女将さんに丁寧に別れを告げて宿を出た。外はもう暑くなってたけど、風はまだ涼しいから今が最高の時!まずは朝風呂に入るため、道中にある日帰り入浴施設に行くこととしよう。ちょうど立ち寄りたいスポットもあるし、まずは完全に体を目覚めさせるために温泉へと向かう!


今回泊まった秋山郷の光栄荘さんは、集落内でも一番高い所にある宿のため眺めも良く、涼しい風が通り抜けるとても居心地の良い宿でした。
女将さんの人柄もよく、ご飯は山の幸がふんだんに使われた素朴で美味しい品ばかり。部屋もキレイな純和風の畳部屋で、個人的にとても満足度が高かったです。静かな夜空に広がる無数の星たちをゆっくり眺められたのも、とても良い思い出になりました。
アメニティの数や冷蔵庫がないことなど、人によっては不便に感じるところもあるかもしれませんが、Wifiがあったりなど細かい配慮もされていて、値段を考えれば十分すぎるほど満足できる宿だと思います。
また、なんといっても集落内にある楽養館の温泉が本当に素晴らしいので、早めにチェックインしてじっくり温泉を楽しめば、心からリラックスできること間違いなし。秋山郷に行く際は、楽養館の温泉も楽しみの一つとして、ぜひ光栄荘さんに泊まってみて下さい。きっと快適で素敵な一晩になると思います。

光栄荘:一泊2食付 7,800円(税込)

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