[長野] 美味しい料理に綺麗な設備 民宿かねもと [松本市]

長野

夏休み長野の旅三日目です。 [2日目] [4日目]

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国民宿舎富士での朝は昨日と同じく快晴。共同浴場は朝6時からやっていて、9時から利用する人には宿から100円引き券が貰えるそうですが、もともと入湯料が200円と激安なので7時頃に共同浴場へ向かいました。(ちなみに仲居さんも早朝に共同浴場へ行くことを勧めてくれました)

共同浴場へ入って真ん前に番台があり入湯料の200円を支払うと、ここは発券機で券を購入して番台さんに渡すシステムだったらしく、番台のおじさんがわざわざ私が払った200円で券を購入してくれました。「どうもすいません」と言うと番台さんと話していて私の横にいたおばちゃんが「どうせ暇なんだから働かしゃいいのよ」と笑っていました。なんだか良い雰囲気です。

さて脱衣所に行くと既に何人か入っている様子。朝早いというのに盛況なようです。私もすぐに服を脱ぎ体を洗って(シャワーも温泉でした)温泉に浸かりました。するとすぐに身体中に無数の細かい泡がくっついてきて、払っても払ってもいつの間にか泡がついています。肌を触ってみると明らかにぬるっとした肌触りで美肌効果も高そうです。今まである程度色々な温泉に入ってきましたがこんなに泡がくっついてくる温泉は初めてです。よく見ると湯面にも小さな泡が流れています。富士屋ホテル内の有乳湯とは名前が一緒でも明らかに違いました。
先に入浴していた人たちはやはり地元の人たちが大半で、風呂場に入ってくる人と「おうおはよう」などと気軽に挨拶をし雑談を楽しんでいました。この温泉が交流の場となっているのでしょう。
「こんな良い温泉に200円で入れるとは・・・」と地元に住む人たちを羨ましく思いながら浴場を後にしました。

宿に戻ると朝食の時間です。食堂へ向かうと昨日と同じく一人先客がいました。
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朝食はこんな感じ。更に牛乳を自由に飲むことができ、別室でですが朝はコーヒーも飲めます。

昨日と同じく咀嚼音だけが響く食堂の中、すみやかに朝食を平らげ(美味しかったです)、部屋に戻りました。
三日目は松本を観光する予定で、この田沢温泉からは大して遠くないのでチェックアウトギリギリまで宿にいました。朝の露天風呂に入るとこの宿を離れるのがとても名残惜しく感じられ、「また絶対来よう」と再び心に誓うのでした。

部屋に戻り支度を整え、部屋に置いてある宿のアンケート用紙に感謝の言葉を書き連ねてフロントへ。宿代を支払い(なんと6500円です)出発です。

※こんなに至れり尽くせりで一泊6500円という宿は中々無いのではないでしょうか。富士屋ホテルに予約すると更に豪華な一晩を送れると思うのですが国民宿舎富士で予約をしても大満足できます。めちゃくちゃおすすめです。

10時ごろ宿を出たのですが松本まではそう遠くはないのでのんびり向かいます。この日も気持ちの良い快晴だったので山道も気持ち良い。

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道中見つけた神社。こういった雰囲気は大好きです。

途中休んだりしながらも昼頃には松本に到着。メインストリートの信号の煩わしさには結構イライラさせられましたが、気を取り直して駅前の駐輪場に原付を止めて松本散策に向かいます。
以前に松本に来たのは私がかなり幼い頃だったので印象がかなり違いました。こんなに発展した様子の町なのかと少々意外に思いながらも松本城へ向かいます。道のあちこちに散策ルートを記した地図看板が設置してあって中々親切です。私はとりあえず縄手通りをスタート地点に、松本に点在する湧き水ポイントを巡るルートを歩くことにしました。

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縄手通り手前の橋から。左が縄手通りです。下の河原で旅行者らしき外国人青年がボーッとしてました。

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縄手通り。

上の画像では分かりづらいですがさすが有名観光地なだけあってお盆をはずしていても結構人がいます。この通りも中々良い感じです。割とすぐ終わってしまいますが。

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縄手通りから路地に入ったところ。たまらない雰囲気です。

この路地を抜けてちょっと曲がったりしながら歩いていくと脇にあるお店に結構な人数が並んでいました。ここはこばやしというお蕎麦やさんでここらでは有名な老舗のようです。店の前でどっかのテレビ局が若いカップルにインタビューしていました。実は私もここで昼食をとりたかったのですがあまりの列にあきらめました。
ここから道を曲がって少し行くと湧き水ポイントが。既に汗だくだったので冷たい水がとても美味しい。

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湧き水の前にはしっかり休憩所が設けられていました。

汗が引くまで休憩をと取った後、松本城をぐるっと周るようにして旧開智小学校へ向かいます。
途中で再び湧き水を見つけて飲みましたがやはり美味しかった。

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旧開智小学校。子供が元気に遊んでいる開智小学校の真横にあります。なんとも独特でオシャレなデザイン。

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教室の風景。結構机が小さい。

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今の学校施設とは明らかに違う意匠。こんな学校で過ごしてみたい。

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二階の手摺り部分。細かいところまで凝っています。

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当時の黒板。

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二階奥にある空間。本来どんな風に使われていたんでしょうか。

私が訪れた時には特別展示がしてあって、この旧開智小学校を作った人、ここで教育に熱を注いだ人(共に名前を忘れてしまいました・・・)の様々な活動や理念などをパネルや当時の教科書、資料を元に展示していました。最後の画像の奥には、この旧開智小学校が教育改革をする前に描かれた生徒達の絵と改革後の生徒達の絵が飾ってあったのですがとても興味深かったです。改革前は目に映るものを正確に捉えて緻密に描写する教育がなされていて、子供ながら非常に上手な写実的な絵を描いていたのですが、改革後は技術よりも個性を尊重した非常に子供らしい絵になっていました。教育の方法一つでここまで変わるのはある意味恐ろしいことです。
そんな感じで見ていたら時間もあまりなくなってきてしまったので旧開智小学校を後にしました。もうちょっと時間があればゆっくり観れたのですが、惜しいことをしました。

小学校を出た後は(人が凄かったので)松本城を素通りし、再び蕎麦屋こばやしに向かったのですがまだ並んでいたので、原付を取りに行って少々離れてはいますがラーメン好きには有名らしい寸八に向かいました。この日は水曜で、水曜にはこの店は名前を塩八に変えて塩ラーメンをメインにしているようでした。一番スタンダードな塩ラーメンを頼みましたがチャーシューが大きくスープもあっさりとこってりの調和が取れていて美味しかったです。

腹ごしらえが済んだら次は温泉です。子供達が楽しそうに遊んでいる小川沿いの道を走り、目当ての扉温泉・桧の湯に向かいました。桧の湯へは途中から結構舗装状態の悪い坂道を行きます。車ならそうでもないのでしょうがこちらは原付。パンクしたりしないかドキドキしながら進み、扉の湯に到着。

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扉温泉・桧の湯。隣には食事処もあります。

ここは露天風呂が良いとのことで体を洗ってすぐに露天風呂へ。確かに眺めが素晴らしく、秘境といった風情です。お湯はちょうど良い温度で時間さえあればいつまでも入っていられそうです。目の前で浸かっていたおじいさんも入っては岩の上に腰掛けてまた入ってを繰り返していました。しかし非常に気持ちが良いのですが如何せんアブが多く、露天風呂にはハエたたきがいくつも置いてありました。温泉内の張り紙にもその旨書いてあります。
何匹か退治した後温泉からあがって、外のベンチでファンタを飲んでいるとポリタンクを持ったおじさんがきて施設の主人と話しながら温泉を汲んでいました。「こんな良い温泉なんだからもうちょっと金を取ってもいいんじゃない?まぁ俺たちは嬉しいけどさ」とおじさん。私も心の中で「全くその通り」とおじさんに同意していました(入湯料は300円)。

さて今日の行きたかった場所はほぼ周ったので後は宿へ向かうだけです。翌朝に釣りがしたかったので道すがらにある上州屋で釣り券と餌を買い、宿のある波田駅方面へと向かいました。
途中何回もグーグルマップで道を確認しながら本日の宿、民宿かねもとさんに到着。
なんだか人ん家感の強い宿。これぞ民宿といった感じです。

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玄関を入ると宿の主人のおじいさんがお出迎え。到着が遅れてしまったこともあって「今家のものが出ているから先にお風呂にでも入っていてください」と言いながら部屋へ案内してくれました。
玄関入ってすぐの廊下は左右に伸びていて、左にまっすぐ行ったつきあたりにある部屋へ。

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部屋の様子。

結構広い部屋で一人で泊まるには十分すぎるほど。畳も新しく綺麗です。机の上にはタオルと歯ブラシが置かれていますが浴衣はありませんでした。
少しの休憩の後風呂へ向かいます。

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風呂場の様子。

浴槽は足の伸ばせばもう一杯といった感じ。途中温泉に入ってきたので体を流してすぐに上がり、その後多少の探検の後部屋へ戻りました。

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部屋の前の様子。

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トイレの様子。

この民宿かねもとさんはほとんど人ん家といった感じなのですが風呂やトイレ、空調といった設備が妙に新しく、快適な宿泊環境作りに力を入れているようでした。建物内はとても清潔です。その分古い建物好きの私としては多少残念ではありましたがこの民宿らしさは嫌いではありません。この設備の新しさ清潔さは高齢者や女性には嬉しいでしょう。

部屋に戻ってテレビを見たりしてゆっくりした後部屋を出ると、部屋の前にある一室に夕食の膳が運ばれてきていました。この夕食を運んできたのは恐らく宿の主人の息子さんで、しっかり料理人の格好をしていました。多分どこかで料理の修業をした後に、実家であるこの宿で腕を振るっているのでしょう。私とそう年も違わなそうな愛想の良い人です。「どうぞいただいて下さい」とのことだったので夕食にありつきました。

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食事部屋。向こう側の襖の向こうが泊まっている部屋です。

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この部屋の柱に掛けられた初音ミクの亜種のようなキャラ。お孫さんの作品でしょうか。良い感じです。

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和洋折衷といった感じの夕食。

夕食は必要十分な量で結構美味しかったです。ホタテの刺身はなんだかプリプリと可愛い食感で美味しく、この宿自慢のステーキも焼き加減が丁度よく箸がすすみました。しかしこのステーキはなぜか物凄くうすく切ってあって不思議でした。予めあんなに薄く切ってあるステーキは初めてでした。ごちそうさま。

満腹になって部屋へ戻ると特にやることもないので、少しテレビを見た後明日の朝の釣りに備えてすぐに寝に入ります。虫もおらず静かですぐに眠りについたのでした。
以下次回へ続く。

国民宿舎富士(リンク有り)
富士屋ホテル(リンク有り)
一泊6500円!

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