[長野] 本屋もやってるちょっと便利な民宿旅館 大石屋旅館 [小川村]

長野

7泊8日夏休みの旅3日目です。 [2日目] [4日目]

宿に着いたところから読みたい方はこちら

宿を出てまず一番にすべきはガソリンを入れること。もうほとんどガス欠のような状態だったので宿から一番近いガソリンスタンドでガソリンを入れ、そのまず向かったのはファーマーズガーデンうちだという直売所。道の駅と同様何かイイ物が売ってたら買おうと思ってのことだけど、実はしばらく前から園芸をし始めたので何か面白い野菜の苗があれば買っていこうと思って事前に調べておいたのだった。

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今日も良い天気で、そして暑い

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少し小高いところにあるようだ

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そして到着

到着すると地元の人らしき人たちが既に多く買い物に来ていた。観光客らしき人は自分くらいか。まぁ平日だしね。
調べていた通り苗が沢山並べられているのを見て嬉しくなったけど、一つ一つ見てみるとやはり時期的にキャベツやら白菜やらが多めで、あとはキュウリが売られているくらい。私は基本的に葉物は育てないので残念ながら何も買わなかったけど、旅を終えてから「きゅうりの苗買っておけばよかった・・・」と少し後悔したのだった。

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まぁ旅の途中で邪魔になりそうだけど

というわけでその後店内を色々見て回るも特に買いたい物(買える物)はなく、唯一外に売られていた、麹がそのままの形でたっぷり入っている甘酒は欲しかったけど大瓶だったので諦め、何も得る物もなく直売所を後に。

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本当なら野菜とか色々買いたいんだけどね

その後アルプス市場という似たような店に寄ってみたものの売られているものに大差はなく、大根の種か何かを買おうかと思ったけどあまり気になる物もなかったのでやめておいた。というか既に三浦大根の種は買ってあるし。

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似たようなと言っても、こっちは苗や観葉植物の数が充実している

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中はところどころミストが吹き出ていて湿度を調節しているようだった

というわけでちょっと期待していたこの2施設での収穫はなかったので、早々に北へ向けて出発した。今日もそれほど長距離ではないものの、寄りたいところもちょこちょこあってあんまり余裕をかましていたらまずいことになりそうなので、少し急ぎ気味で原付を走らせた。まず向かうは安曇野だ。

松本の中心地近くはやっぱり混んでいたものの、そこをなんとか乗り切って安曇野へ向かっていくと車も多少少なくなってきたのでまぁまぁ早めに着くことができた。安曇野は昔来たことがあって水の綺麗さに子供ながら驚いた記憶があるけど、途中道路脇を流れていた犀川の流れが既に綺麗で俄然期待が高まってきた。

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更にこんな天気と景色だからたまんねっす

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そんな田園風景を走って到着したプラザ安曇野

さすが有名観光地だけあって平日でもそれなりに人は多い。ここに寄ったのは何か土産物を物色するためでもあるけど、湧き水を求めて来たという部分が大きい。水筒は山上旅館で汲んで冷やしたものが入ってるから給水はしないけど、音に聞く安曇野の名水は是非飲んでおかなければなるまいとやってきたわけだ。

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あ、でもこれは時間かかるわ・・・

しかし湧き水ポイントには空のペットボトルを大量に持参して汲んでる人がいたので一瞬で諦めてしまった。そんなに時間もないしこんな暑い中待つのも嫌だしね。。というわけで店内に入って土産物を物色した。

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人が多いだけに既に野菜は少なめだった

店内には安曇野らしくニジマスの燻製やら甘露煮なんかが売っていたけど勿論それらを買うこともなく、さすがに喉が乾いていたのでりんごジュースを購入し、外の休憩所で飲めながら休むことにした。

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うまい・・・けどあんま冷えてない。こういうとこで買うジュースでよく冷えた物に出会えた試しがない

でもまぁそれなりに美味しくジュースを飲んだ後は近くにある親水公園に行ってみた。どうやらちょっと穴場っぽいらしいけど、果たしてどうなんだろうか。というか安曇野の田園風景を走っていたら(多分)レンタサイクルに乗っている人をちらほら見るんだけど、今日は何かそういうイベントでもやってるんだろうか。それとも安曇野はレンタサイクルで周るのがよく知られた楽しみ方なのか、ともあれ見ていて爽やかで楽しそうでちょっと羨ましい。

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というわけでプラザ安曇野から2~3分で着いたけど、誰もいない!

公園内には綺麗な川が流れ込んでいる小さめの池があって日陰も多く涼しげでいいけど、東屋や椅子があまり手入れされてない感じでちょっと汚め。更に池のすぐ横には民家もあるのでそこまで景観はよくなかった。しかし

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それでもこの水の綺麗さだけはさすがだ

これが都内とかだったら水も緑でただの汚い公園だけど、さすが安曇野ということで池の綺麗さは素晴らしい。しかし、穴場というにはちょっと厳しいかな。まぁ人が少なくてのんびりできるという意味では穴場だけど。
公園には「釣り禁止」の看板もあって魚がいるのかと探してみたけど、結局見つけたのはニジマスかなんかが一匹泳いでる姿くらいだった。しかしここでこれだけ綺麗なんだから、これからもっと綺麗なところがあるだろうという期待は高まった。そんわけで魚探しも程々にして次のスポットへ向かうことに。次に向かうは安曇野の王道観光スポットである「大王ワサビ農場」だ。ここからもそう遠くない。

超有名観光スポットだけあって道もさぞ混んでることだろうと思っていたけど全然そんなこともなく、素敵な田園風景を走ってすぐに到着。しかし道路の状況に反して駐車場は結構混んでいた。

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それでもまだ混んでないほうなんだろうけど

ここも昔来たことがあるらしいけど全く覚えていないので来てみることにした。駐車場には団体のバスの他にもバイク乗りやチャリダーの姿もそれなりに。しかしやはり原付はいなかった。

原付を駐めて「はぁ〜、こんな感じなのか〜」と思いながらとりあえず人の流れにそって進む。ここは駐車料金もかからないし見学も無料なので良心的だけど、その分土産物屋や食事処が充実してるようだ。まぁそこらへんはあまり今の私には関係ないので、とりあえず見学だけさせてもらおう。

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ボートにも乗れるようだったけど、それなりの金額だったのでやめておいた

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道沿いには川が流れていて、よく写真なんかで見るのはここらへんのようだ。澄んだ水の底で水草がそよそよと揺れているのが涼しげで癒される

ボートに乗ったらガイドの人に色々説明してもらえるようで結構楽しそうだけど、もうちょっと安かったらなぁ。でも道沿いから見てるのも十分美しいので案外満足だった。
しかしここに来て初めて気づいたけど、この川(犀川)は全体的に流れが緩いわけではなく、この一本向こうに本流が流れていてそっちは結構キツイ流れであることを初めて知った。どうやらこの上流のどこかで二股に別れてこちら側だけ流れが緩いだけのようで、しかもその緩い区間は案外すぐに終わってしまってまた本流と繋がっていた。しかもそこらへんにニジマスやらが悠々と泳いでいると勝手に思い込んでいたけど特に魚が目視できるわけでもなかった。まぁそれはいいんだけど。しかし、そうなるとあのボートはどうやって元の場所まで戻るんだろうか。ちょっと謎だった。

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風情があって目の保養になりますわ

とまぁそんな具合で色んな発見をしつつ楽しく歩いていると、ワサビ農場の核心部であるワサビ農場に到着。これがまた想像以上の規模だったので驚いた。

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これ全てがワサビかと思うと実に壮観だ

奥へ繋がる橋を渡ると、ワサビ田があいだあいだに水路を挟みながら何本も連なっている姿がよく見えて、月並みながらその立派な景観の感想として「こんな大規模な農場を管理するのはとんでもなく大変そうだ」と心に浮かんでくる。是非ともその管理方法を見てみたいものだ。
しかしこれまた水路をよく見てたら気づいたんだけど、この水はただ単に川から水を引いてるんじゃなくて、そこらへんからポコポコと水が湧いているようで、さすが名水の里なだけはあるなぁと感嘆した次第だった。ちなみに水はもちろんとても冷たかった。

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奥のほうの池ではイワナが泳いでいた。こんな水で育つイワナはさぞ美味いことだろう

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更に歩くとまだまだワサビ田は続いていた。規模がデカすぎるぜ・・・

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土産物屋は何店舗かあって、多分ここが一番奥の店かも

土産物屋に入ってはみたものの、特に特に欲しいものもなかったので外の湧き水を一口。この水は当然このワサビを育てるために使われるている水で、飲んでみるとやはり冷たくて美味い!名水百選にも選ばれているそうで、これならそれも納得だ。まぁ私のようなグルメでもなんでもない人間にとっては、水がうまいかどうかは冷たさで決まるので冷たい湧き水であれば全部うまいんだけどね。

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カフェテラスは結構混み合っていた。わさびフランクはちょっと惹かれたけどやめといた

という感じで一通り周ってそれなりに汗をかいたのでワサビ農場を後にすることに。ここも有名なだけあって見所が多くて結構満足できた。次くる時は友達とがいいかな。

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というわけで出発

ワサビ農場を出て次に向かうは穂高神社。当初その存在を知りつつも立ち寄ろうとは思ってなかったけど、山上旅館のご夫婦がおすすめしていたので寄ってみることにした。私が昼食を取るために行こうと思ってた店の道中にあるのでちょうどいいしね。

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しかしこの景色は素晴らしいの一言に尽きるな

ワサビ農場かを出てまっすぐ行くとこの道に出たんだけど、その広々とした景色の素晴らしいこと。もうずっとこの道を走っていたいと思うほどに風も匂いも、そして暑さも全てが心地よい。道にはやっぱりレンタサイクルで周ってる人たちがいて、その姿もまた夏らしくてこの景色に一花添えているようだった。
じゃあ路地はどうなっているだろうと適当な道で曲がってみると

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急に外国のような一角もあったりして対照的だ。これが安曇野か。

古き良き日本から近代的な一角へ一瞬でワープしてその対照性に驚きながらも、その変化がまた面白い。そういえば安曇野は別荘地としても有名だし、そういうとこは洋風建築が多いからなぁなんて思いながら楽しく走っていると

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やたら大きい下駄が置かれている寺が突然現れた

全く安曇野は色々と楽しませてくれるぜ!とちょっと停まって案内を見てみると、この下駄は仁王様の下駄らしく、履いて願い事を祈ればたちまちのうちに成就するらしい素晴らしい下駄だった。なので当然履いて写真を撮っている人が多く、更に待ってる人もそれなりにいたので一人で下駄を履いて祈るのも少し憚られたというか恥ずかしいので見るだけでやめておいた。

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結構でかいよコレ

その後特に境内を見るでもなく、穂高神社へ向けて出発。正直腹も減ってきていたのでちょっと急ぎたいところではあるけど、でもこういうところで急ぐのもちょっともったいない。なので穂高神社くらいはじっくり見ていこうと思っていたら案外すぐに到着。神社は駅の近くにあるようだった。

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お、なかなか雰囲気がよさそうじゃないのっ
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立派な鳥居

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ここの祭りもいつか是非見てみたい

鳥居をくぐって小さな橋を渡る。その川もまた綺麗で、こんなとこでも釣りをしたらヤマメとか普通に釣れそうだな、なんて思いながら境内に入ると、なんだか予想外に新しめな社殿が見えてきた。

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遷宮で最近建て替えられたのか、思っていたより綺麗な社殿がそこに鎮座していた

そんな立派な社殿を見ながら進んいくと何やらちりんちりんと風鈴の音が聞こえてくる。しかも一つではない!これは一体!と思っていると、もう一つ気になることがあった。この二つ目の鳥居をなんとなく見ると、最初にあったいわゆる普通の鳥居ではなく、波よけの鳥居とも言われる両部鳥居なのがちょっと気になった。ここは長野で海なし県だけど、よく考えると長野は海のつく地名が多いだけに何か水が関係しているのかもしれない。まぁ両部鳥居=水関係ってわけでもないのでそうとは判断できないけど、でも

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こんな船もあったから何か水に関係した神社なんだろうね

とそんなことを少し考えたりもしたけど、でも今重要なのは耳に聞こえてくる雅な夏の音!その音に惹かれて進むと

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風鈴祭り開催中だった!

穂高神社さん、良いイベントを用意してくれてるじゃないの!と内心嬉しくなってしばらく耳を傾ける私。風鈴は神楽殿の周囲にたくさん飾り付けられているけど、全くうるさくなくてむしろ涼しげで眠気を誘うくらいだ。これは来て良かった。

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境内を歩く巫女さんもイイ

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そうして風鈴の音を聞きながら参拝

いつも通り旅の安全を祈って参拝。やっぱり夏は神社に参拝しなくてはならん。こんなに気持ち良いんだから。

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考養杉という御神木にもとりあえず触っておいた。前日にみた地元のテレビでこの御神木の由緒を見ていたけどもう忘れてしまった

ということでさわやかに参拝を終えたので、社務所で御朱印を頂戴して(私一人だけだったけど少し時間がかかった)次は待望の昼飯を食べるべく原付を走らせた。その店は事前に調べていて馬刺しが美味しいらしいということだったので、そのためにさっきのわさびフランクも我慢したほど楽しみにしている店なのだ。結構腹も減ってきたので急いで向かおう!

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ちなみに穂高神社の第一の鳥居の手前にはこんな素敵な小道もあった。いいですねぇ

穂高神社から多少離れてはいるものの、特に道に迷うこともなく10分くらいで目的の須佐度食堂に到着した。しかし、駐車場に車が停まってないので背中にヒヤリとしたものを感じたが・・・

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ああ、やってないじゃん。。。。。。

営業日もちゃんと確認した上で来たのに臨時休業で休みとは。。旅によくある事とはいえこれはかなりショック。幟がたくさんたってたからちょっと期待しちゃったよ。ここで馬刺しを死ぬほど食べようと思ってかなり楽しみにしていただけに、福嗣くんが結婚したと知った時くらいショックだった。

ということでとんだ絶望を味わっただけにここに長居してもいいことはないので、さっさと須佐度食堂を後にして次なるポイントへ向かう事にした。とりあえずそこでも食べ物はあるけど、果たしてどうなることやら。

さっき来た道を戻り県道25号を北へと行く。この道は車も少なくて眺めも良いので走ってて気持ちが良い。しかし腹が減っているので爽快感は半減しているけど。でもちょっと走ると目的地に到着。とりあえずは食べ物にありつけそうだ。
ということで北アルプス牧場直売店にやってきました

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少しだけ野菜も売ってた

ここはスポット探しをしてる時にたまたま見つけたところで、どうやら牧場直売というだけあってソフトクリームとかがやたら美味いらしいということでやってきたのだった。駐車場にはそれなりに車がとまってるし、店の前のベンチで食べてる人もいるけど別に混んでるわけでもないので大丈夫そうだ。しかも(写真はないけど)眺めもいいので良い気分で食べれそうで楽しみ。

店内に入ってみると色々と土産物が売られているものの、やはりメインは牛乳を使ったスイーツやチーズみたいだ。私の狙いはソフトクリームだけど見てみると色々トッピングできるらしいので迷った末・・・・やはり最初なのでスタンダードにただのソフトクリームを注文。カップかコーンかを選べたけどコーンにしておいた。そして余談だけどこの店員さんがなんとも可愛らしい人だった。

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というわけで他の人と同じく店の前のベンチでソフトクリームを食べる!

あまりの空腹に目を血走らせて餓鬼のごとく食らいつくと、濃厚でいながらさらっとしたクリームが舌の上で一瞬で溶けて幸せが口の中いっぱいに広がった。これはうまい!口コミで「ここのアイスは食べる価値アリ」とか書いてる人がいたけど確かにこれはわざわざ来て食べる価値があると思う。あまりこういうとこに寄ってアイスを食べることがないけども、牧場直営の店のアイスはどこもこんなに美味いんだろか。しかも腹が減ってるから美味さ5割増くらいで感じていたと思う。
ただ外はそれなりに暑いために、食べてるとすぐに溶け出してぼたぼたクリームが溶け始めたので急いで食べざる終えなかったのが残念。なので5分とかからずに食べ終えてしまった。いやしかしうまかったなこれは。

完食後、中途半端に物を食べたために余計に腹が減ってきたので近くに食堂かなんかはないかと調べていたら、店はあるもののどこも14時くらいに終わってしまうようだった(この時の時刻13時50分くらい)ので「こりゃもうダメだ。。」と昼食をとる事はもう諦めた。ソフトクリーム一つでは明らかに足りないが・・・その分宿の夕食に期待することにしよう。

そうして店調べを終えると、ちょっと時間も差し迫ってきたのでいそいそと出発した。来た道をさらに進むとなんだか森の中におしゃれな店やら住宅が現れ始めて、さながら軽井沢のような感じになってきた。気温も低めで気持ち良いし、ここらへんも友達と来たら楽しいかもしれないな。一人旅としては、この近くにある中房温泉には行ってみたいけど。

そうして走って松川村に入るといきなり今までの軽井沢的風景は一瞬でなくなって、元の田舎風景が戻ってきた。やっぱり安曇野はいきなり洋風と和風が入れ替わる土地なんだなぁとアホみたいに思っていると、広い公園のようなところに赤っぽい電車が停まっているのが目に入ってきた。それがどうにも気になって駐車場に原付を駐めると、どうやらここはかの有名なちひろ美術館の敷地内にある公園らしい。目の前の建物には小さな直売所のようなものがあって気になったけど、とりあえず電車のほうに向かっていく。

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お、なんだか良い雰囲気をかもしだしてるなぁ

電車の周りや中には親子で楽しそうに写真を撮ったりしてる人たちが多かったので邪魔にならないように覗いてみると

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これは最高の教室じゃないか

まるで今でも子供達が実際に使っているような、生活感さえ感じられるこの空間。どうやらこの教室は窓際のトットちゃんの中で語られている廃電車を利用した教室を再現したもののようだけど、こんな夢いっぱいの教室で授業を受けられたらどんなに幸せなことだろか。次の時間には電車が走り出したりして、時間割ごとに違う場所で授業を受けたりできたら楽しそうだなぁとか少し妄想にふけってしまった。展示されている道具たちがどれも宝のように感じられた。

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そして後ろの車両は図書室のようになっていた

後ろの車両には中に入ることができて(さっきの教室は柵があって奥には入れない)、絵本を中心に自由に読むことができる部屋になっていた。あまり時間がないのでゆっくり本を読むことはできなかったけど、この日差しと風景の中で絵本を読んだりぼーっとするのは最高だろうな。事実置かれてたうちわで仰ぎながら少しばかり休憩させてもらったけど、そんな短い間でもこの場所がとても気に入ってしまった。なので外を眺めながら「ここは良いなぁ」なんて思っていると親子連れが来たので退散させてもらった。せっかく楽しそうにしてるのに一人旅のおっさんがいたらちょっと迷惑だろうしね。

他にも園内にはおそらくトットちゃんの中で使われているであろう文章の一節が書かれたプレートなんかがあったりして、散策しながら物語を読んでいくような仕掛けになっていらしいものもあった。ここは子供はもちろんだけど大人も十分楽しめそうで、今はもうこれ以上滞在できないけど次来る時はもっと時間に余裕を持って再訪したいな。やはり来てみないとその良さはわからないもんだ。

その後出発前に最初に見た直売所的なところを覗いてみると

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おお、なんか色々売っててしかも安い!

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自由に持ってけるものまで!まぁこれはちょっと納得な感じだけど

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キワーノなる見たことのないフルーツも売っていたけど、何よりきゅうり10円はすごい!

私の前におばちゃん二人が色々物色してたけど、最終的に10円きゅうりをむちゃくちゃ買って帰っていった。そりゃ10円だもんね、近くに住んでたりしたらいくらでも買ってっちゃうよこれは。それじゃ私はというと、100円で売ってた食用ほおずきを購入した。実は今私も食用ほおずきを栽培してるので、本場の食用ほおずきはどんなものか一度食べてみたいと思っていたところ、まさかちひろ美術館で出会えるとは思ってもみなかった。しかも100円でミニトマト大のほおずきが5・6個入ってたからお買い得!(かどうかはわからんけど)

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ちなみに直売所はこんな小さかった

というわけで思わぬ形で今日の夜食が手に入ったので、なるべく潰さないようにリュックに押し込めて出発。さて、宿には何時に着くことになるのか、微妙に急ぎつつ、しかし楽しく走っていく。

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と、そこに道の駅が見えたので寄ってみる

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あんま人いないけど、なんとなくいいものが売ってそう

見て回ると凍りもちという長野の伝統保存食が売っていて、かなり気になったので買おうか迷ったんだけど「まぁこの先にもあるだろうし」と思ってやめておいた。しかし先に言っちゃうとこの先に寄った数々の直売所、道の駅には売っておらず、残念ながら土産として持って帰ることは叶わなかった。今度からは気になったらその場で買うようにしよう。多少荷物を圧迫したとしても。

しかし他にも気になるコーヒー牛乳があったので、それを買って少し休憩することにした。そのコーヒー牛乳が

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これ!松田乳業のコーヒー牛乳だ

飲んでみると苦味が少なく、でも甘すぎるわけでもなく結構おいしい。しかも何より瓶がかわいくて飲んだ後捨てるのも勿体ないので持ち帰ることに。隣のトイレで軽く洗って、原付のカゴの隅に入れて一緒に旅をしてもらうことにした。

新たな仲間を連れて次に向かうは青木湖という湖。そこから東へ行けば今日の宿がある小川村に着くんだけど、とりあえず青木湖は以前から「めっちゃ水が綺麗な湖」として知ってたので今日の行程の中でも結構楽しみにしていた場所だった。しかしその手前にも中綱湖、木崎湖と湖が連続してあるので、そこはどれほどのもんなんだろうかという楽しみもあった。しかも木崎湖はとあるアニメの聖地としても有名で、更に犬神家の一族のロケなんかも行われていた地なだけに期待も高まってくる。まぁアニメの方はよく知らないんだけども。

車通りも少なくなってきたR148号を進んでいくと大町温泉への分かれ道もあったりしてそっちも心惹かれるけど、時間もそんなにないのでまっすぐ進むと案外すぐ木崎湖に到着した。どこらへんが観光にいいのかわからないけど、適当に進んでいくと

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なんかこういうところに出た。ここが木崎湖か!ちみにこのボート屋もアニメの聖地の一つだ

貸しボート屋が何軒かあったりして、とりあえず木崎湖の入り口とも言える場所についたらしい。道には提灯がぶら下げられていて、これからなのかもう終わったのか、とにかく祭りの気配がしてそれも気になったんだけど、それよりも何よりも湖を見て「木崎湖ってこんなに綺麗なのか!」と正直驚いた。別に汚い湖を想像してたわけでもないけど、思ってた以上に水が澄んでいる。写真には撮ってないけど向こうの方のボート屋で普通に泳いでる人がいるし景色も良いし・・・・木崎湖いいじゃん!これはもっと散策せねばっ。

ということで短時間ですっかり木崎湖に魅せられた私はできるだけ木崎湖の周囲を走ろうと原付を走らせると、車両進入禁止だけども素晴らしい道があったので考えるまでもなくその道を散策することにした。

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なんだか物凄く惹かれる道だ・・・

道には小型ボートが停泊できる小さな桟橋がいくつもかかっていて、更には

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こういうめちゃくちゃ素敵な休憩所まで。上にはぶどうもぶらさがってるし・・・

まぁここが誰でも使える休憩所なのかはわからないけど、しかしこんな素敵なスポットを作ったセンスに敬意を表したい。向かいには建物が並んでいてそのいずれかがこの休憩所を作ったのか?よくわからないけど、ともかくここでティーを片手に読書でもできたらどんなに優雅な1日が送れることだろうか。

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この脇に建ってる建物の立地の良さはどうだ・・・

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(乗っていいのかわからなかったけど)桟橋の上から

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そして対岸の様子。湖のすぐそばまで山が迫っている

もうウキウキで道を歩きながら観察していたんだけど、横に並ぶ建物の中には宿が何軒か建っているらしく、しかもその建物も湖にありがちなペンション風の建物ではなく私が好きな古めかしい日本家屋だった。そんなそそる宿の前にはこの素敵な小道。まさか木崎湖がこんなに素晴らしい場所だとは思わなかった。正直「小川村じゃなくてここで一泊すべきだったっ!!」と結構後悔したくらい気に入った。ここはまたいつか絶対に来るぞと心に秘めるほど、本当に気に入ってしまったのだった。

しかし残念なことにこのままずっと散策を続けるわけにも行かないので、適当なところで引き返した。私のすぐそばでカヌーに乗ってるおっちゃんが芦の藪の中に突っ込んでいく姿を横目に見ながら、めちゃくちゃ後ろ髪を惹かれる思いで出発。

そして木崎湖に沿って通っている道を気持ちよく走っていると、当初木崎湖で一番の寄り道スポットとして考えていた緑川商店ことYショップニシに到着。

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ここもなんか祭りっぽい雰囲気だ

先に木崎湖がアニメの聖地と書いたけど、そのアニメとは「おねがいティーチャー」をはじめとするおねがいシリーズの聖地だ。まぁ正直言うと私はそのアニメをよく知らないんだけど、とりあえずこのYショップニシはそのアニメの中で緑川商店という名前で登場していて木崎湖の中でも一番の聖地としてその筋では有名らしい。
調べた情報によると木崎湖はアニメの聖地としてそれを積極的にアピールしてるようで、この小さなコンビニもかなり色濃くアニメ色を打ち出してるようだ。このアニメをよく知らないのになんで来たのかと言えば、それがどんなもんなのか一度見てみたくてやってきた次第なのである。

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建物の横には水浴びスポットもあった。なんか凄い自由、というかユルい感じのコンビニみたい

なんだか面白そうなところだと中に入って、ただ見学だけするのもなんなのでお茶を買ってからお店のおばちゃんに「中の写真撮らせてもらってもいいですか?」と聞いてみると「ええ、いいですよ〜」と快く撮影許可をいただけた。しかもどこか「フフ、あなたもこのアニメのファンなのね」とでも言いたげな不敵な笑みと共に!やっぱりここを訪れるファンは多いと見える。

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店内。予想以上にそこかしこにアニメの関連グッズが置いてある

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飲食スペースのようだけど、がっつりアニメを押し出しております

ここはなんというかコンビニ風な感じだけど品揃え的に地元の商店って感じかな。品数も多くはなくて充実してるとは言えないけど、でも店内には小さな食事処があったりして面白いことになってる。楽しんでやってますって雰囲気が伝わってきて好感が持てるお店だ。

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アニメ関連以外にも(多分)地元のアーティストの作品なんかもあったりする。見てて楽しいなぁ

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このろんぐらいだぁすというのもこの商店と何か所縁があるんだろか。しかしもうここは何屋だかわからないな。凄い楽しいけど

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このお菓子が実際に売られていたら買っていたことだろう

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トイレの入り口にはこんなものも。私のようなこのアニメを知らない人間でも結構楽しいんだから、ファンの人にはたまらんだろうな

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誰かのサイン。しかし、このアニメって結構古いんだね。それが今もこれほど愛されてるとは、作者は嬉しいだろうな

と、こんな風に知らないながらも楽しく撮影をさせてもらうことができた。しかしここは一応ヤマザキのショップだけど、こんな風に営業することができるもんなんだなぁとちょっと驚き。アニメの聖地ということで特別にこういう経営が許されてるのかもともと自由に色々やっていいのか、そこんとこは全くわからないけどともかくこのお店は楽しくてイイ。撮影がてら、店前の木組みが気になったんで「近々祭りでもあるんですか?」と聞いたら「いえ、ついこの間店の前でビアガーデンをやったんですよ」と言ってたし、ここはそういう店なんだろう。近くにこんな店があったら楽しくて良いね。

撮影も一通り終えて、最後に気になっていた緑川ノートを読ませてもらうことにした。どうやらここを訪れた人が自由に書いていくノートらしいけど、その量が凄いので一冊だけ読ませてもらった。

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こういうの見るの好きなんだよね

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なんだか微笑ましい

中身はまぁ他にも見るような感想ノートだけど、結構頻繁に訪れてる人とか何年ぶりだとか、アニメはもちろんだけどこの商店も好きで皆集まってくるんだなぁと思うと微笑ましく感じてくる。アニメの聖地はそういうプラスの部分の他にも色々マイナスの部分もあってこの木崎湖も例外じゃないそうだけど、こうして大事にしてくれるファンが何年も通ってくれるっていうのはありがたいことだよね。私も事前にこのアニメを見て来てたらもっと楽しめたんだろうと思うけど、木崎湖は必ずまた来ると決めたのでそれまでに見ておくことにしよう。

緑川ノートを見終えて時計を見ると、予想外の楽しさにちょっと時間を食いすぎてしまったようだった。あんまり急ぎたくないけども、青木湖も楽しみなのでもう出発することにしよう。店のおばちゃんにお礼を言って、青木湖に向けて出発した。

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外のガラスにはこんなワンポイントもあったことに気づいた。いやぁ楽しませてもらいました

原付を走らせると青木湖にはすぐに到着した・・・んだけれども、青木湖が間近に見られる道を通っても木崎湖のように建物が多いわけでもなく、人気もほとんどなかったので少々拍子抜けしてしまった。まぁここから奥に行けばまた違うんだろうけど、そうしてる時間もないし、もしかしたら青木湖は木崎湖よりもより自然に近い、静かなフィールドなのかもしれない。評判通り水もすごく綺麗だったし、青木湖の散策は次に木崎湖に来た時に一緒に楽しむことにしよう。

ということで青木湖にはほとんど滞在せず、そのまま小川村方面に向かうことにした。ここからは山の中へ入っていくルートになるのでどれだけ時間がかかるかわからないけど、山上旅館のご夫婦曰く「綺麗に整備されて走りやすい道」だと言っていたので大丈夫だろう。

なるべく早く小川村に着きたいもんだ・・・と思ってグーグルマップのナビに従って進むと、悲しいことにとうてい綺麗に整備されたとは言えないような山道に入っていくことになってしまった。まぁ向かう方向として間違ってないはずだけど、向こうから車でも来た日にはどうしようもない様な道だ。というか誰も通らなそうな道だけど。。
そこで、一応写真でも撮っておこうかいと思って原付をとめたら

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お分かりになるだろうか。小さ〜く写ってるけど道の向こうに急に鹿が現れたのだった

別に鹿が出てきたから原付をとめたわけじゃなく、たまたま写真を撮ろうと思ったら向こうの茂みから鹿が急にひょっこり現れた。別にこういうところだから鹿がいることは自然だけど、もしこのまま走ってたら鹿にぶつかってたかもしれない。危ないとこだった。

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ちなみに背後の景色はなかなか良かった

鹿はすぐ茂みに消えていったので、写真を撮ってすぐに出発。ここらへんはまだ道としてはいいほうだけど、先へ進んでいくとどんどん寂しい山道に入っていって「これほんとに小川村の方に繋がってるのか?」と心配になってきた。もう既にわかりきったことだったけど、ご夫婦の言っていた綺麗に整備された道とは違う道を来てしまったようなので、この道がメインの道に繋がることを祈って行くしかない。

そう思いながら恐る恐る進んでいくと畑が現れて生活の気配が感じられてきたので「お、もう少しか!」と思っていたらそこからすぐに小川村へ続く道に出ることができた。そしてその道は、やはりちゃんと整備された道だった。

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道を戻ることにならなくて本当良かった・・・

この道は長野の東側と西側を繋いでいる重要な道(とご夫婦が言っていた)なのでそれなりに車通りがあったけど、寂しい道を通ってきたので車通りの多さも今は少しだけ安心材料となっている。渓流釣りをしている時、川の奥まで言った後に人里に帰ってきた時の安心感に似た感じだ。ともあれ、この道を行けば目的の小川村にたどり着くことができる!さっさと行こう!

途中ぽかぽかランド美麻という日帰り入浴もできる宿泊施設(当初ここに泊まることも考えていた)に寄ろうかと思ったけどスルーしてそのまま小川村へ。道もしっかりしているし景色も悪くないので気持ちよく快調に進んでいくと程なくして小川村に着いたけど、このまま宿へ行くわけにはいかなかった。
実はこの近くにある玉泉寺というところで珍しい狼のお札をいただけるということだったので、まずはそこに行かなければならない。これまで普通に考えたらまだ余裕のある時間にも関わらず時間がないと言っていたのは、あまり遅くなると寺の人がいなくなっちゃうのではという危惧があってのことだったのだ。ここで貰えなかったら次のチャンスはいつになるかわからないので、出来れば今日お札をいただきたい!ということで宿はその後でチェックインすることにしよう。

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しかし幸か不幸か道の駅を発見してしまったので寄ることに。。道の駅好きはこれだからイカン

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とりあえずさんさん市場なる直売所に行ってみた

店内はそう広くないものの、美味しそうな野菜が夕方にも関わらず多く売られていた。もちろん野菜を買うことはできないのでそれはスルーしたけど、見てるといかにも美味しそうなりんごジュースが売られていたので買おうかどうか迷う。一升瓶に入ってるけどこれを一晩で飲むのは容易い・・・けど冷えてないのを飲むのもどうなのか。宿に冷蔵庫があるかもわからんし。。
そんな感じで少し悩み「お寺から帰ってくるまでに決めとくか」と思って一応お店の人に「何時までやってますか?」と聞くと17時までとのことだったので、じゃあもう買っちゃおうとりんごジュースを買うことにした。まぁ冷蔵庫がなくてもエアコンがあればある程度冷やせるしいいだろう。こういうとこで飲まないと普段は絶対買わないからな。夜の楽しみが一つ増えた。

その後少し急ぎ気味で玉泉寺へ向かう。距離としてはそれほど遠くはないけど、事前に調べていたところ「すんごい高所にある寺」ということはわかっていたので少し(原付が)心配だったけど

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いやぁ登る登る・・・。これでもまだ寺まで半分くらいのところかな

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一応各所に看板があるから道には迷わないけど、くねくねした道をどんどん登っていくのは負担が大きいな

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どうやらこの先に寺があるらしい

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そして到着玉泉寺!

ここまでさんさん市場から20分くらいだろうか。事前に高所にあると知ってはいたけど、実際来るとやっぱり「凄いとこにあるなぁ」という乾燥しか出てこない。道中ちょこちょこ人は見たものの、こんなとこに寺を建てるとは。まぁ無事に到着できてよかったです。

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お寺の様子。勝手ながら寂れた寺をイメージしてたけど、綺麗で立派な寺だった。積まれている人形は供養のために持ち込まれたものだろうか

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さて、住職はいるだろか

見てみると襖も空いてるし、ひっそりとしてるけど誰かはいそうな雰囲気だった。ということで境内の散策もそこそこに、住職を呼んでお札をいただこうと思って声をかけてみたんだけど反応なしっ。戸を叩いたり、少し中に入って呼んでみてもなんの反応もなく、私の「すみませ〜ん」の声だけがむなしくお堂に消えていく・・・。
しかしせっかくここまで来たのにあっさりとは帰れないので、寺の横にあった住居らしき建物の呼び鈴を押してみたんだけどやっぱり反応はなく、どうやら住職はどこかに出かけていると判断せざるおえなかった。車はあるんだけど、ここまで呼んでも誰も出てこないんだからいないこと確定だろう。ああ悲しい。お札を貰うことをかなり楽しみにしていただけに、しかもこんな高いとこまではるばるやってきただけにやるせない気持ちで一杯だった。やっぱりこういうところは、前日にでも電話して色々と確認しといた方が確実なんだね。

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そして一人寂しく雄大な景色を望む私なのだった

ただやっぱり諦めきれず少し待ってみたものの、やっぱり人気はないし帰ってきそうにもなかったので泣く泣く下山することにした。もしかしたら明日の朝にでも来ることはできるかもしれないけど・・・まぁそれは夜に明日の予定を確認しながら決めることにしよう。もし来れなくても、もうそれはしょうがないし。

そんなわけでがっかり気味に下山したら、あとはもう特に寄るところもない(わけでもないけど)のでそのまま宿へ向かった。宿はさっき通ってきた道から一本逸れた道沿いに建っていて、周りには民家や商店が立ち並んでいるのでちょっと楽しみ。あんまりそういうところには泊まることがないので、少し新鮮な気持ちだった。

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こっからが小川村の(多分)中心地のようだ

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なかなか車通り多いすね

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こんな味わい深い看板がある村は絶対良い村のはず

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周りはごく普通の田舎の街並みだけど、この建物だけ妙に近代的で新しそうだった。バス停もあるけど、ここはなんなんだろか。バスティ高府というらしいが

そうやって街並みを見ながら走っていると、本日の宿である大石屋旅館の看板が見えてきた。いつものことだけど、こうして宿に着くと妙な安心感が急に押し寄せてきて早くもおつかれさまムードが漂ってくる。こうして見ると宿もなかなか良さそうだし、今晩はゆっくりできそうだ。

宿に着くと原付を駐められるところがなかったので、とりあえず宿の横にある駐車場のはじっこに駐めて宿へ向かう。ああ、早く横になって腰を伸ばしたい。

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というわけで到着、大石屋旅館!本屋もやってるよ!

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じゃあ早速中へ入ろう!

宿に入るとクタっとしたランニングに半ズボンという昔ながらのおっちゃんスタイルで宿の主人が出迎えてくれて「バイクはどこへ駐められました?」と聞かれたので「すぐ横の駐車場に」というと「雨が降ったらアレなんで玄関前に駐めてもいいですよ。大きいバイクかと思ってたんで」と言ってくれた。そういえば予約の時に何で来るのか聞かれて「青空駐車でも大丈夫ですか?」って聞かれたな。では、ありがたくそうさせてもらおう。まぁ玄関前って言っても原付でも入るのがやっとな広さだったけど。

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玄関入ってすぐのところ。写真には写ってないけどこの左に二階へと続く階段があって、この木彫りの鷹の奥は風呂場になっている

原付を玄関前に駐めたら、女将さんが部屋まで案内してくれた。その途中「お風呂入れますので、どうぞ」と言ってくれたが、実はこの小川村には温泉があって、これから行こうかと思っているので(なぜなら温泉は19時までなので)お風呂はまた後にさせてもらおう。

部屋は2階の一番手前の部屋。部屋数としてはそんな多くなさそうで、今日は私以外に客はいなさそうな感じだ。宿のご夫婦も良い人そうだし(ご主人は一見気難しそうな感じだけど全くそんなことはない)、なかなか良い宿に来たかもしれない。

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ちょっとブレ気味だけど、これが今日の部屋だ!

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純和風でキチンと掃除もされていてイイね!

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アメニティは浴衣と歯ブラシとフェイスタオル。温泉宿ではないから私的にはこれでOK

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窓からの様子

部屋はあらかじめエアコンを効かせてくれていたので涼しく、今まで暑い中移動していた自分にとってはまさしく天国。女将さんはそんな中必要最低限の説明だけして去って行ったっけど、別に愛想がないわけではなくそういう客との距離感を心がけてるんだろいという感じ。部屋の広さも綺麗さも申し分ないし、ここはなかなか良い部屋じゃないか。道路が見下ろせる窓からの景色も好きだし、むしろこういう立地の宿に泊まることがあまりないので新鮮だった。ただまぁ、規模だけで考えたらここは旅館じゃなくて民宿って感じだけども。

とりあえず温泉に行く前に部屋で少し休憩して、宿の中を散策してから出発しよう。ということで窓から道をしばらく見下ろしてから、恒例の宿探検にでかけた。まぁすぐ終わったけど。

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部屋を出て左はすぐ階段だ。そしてこの右側には

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洗面所とトイレ、そして洗濯機もあった!

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トイレも綺麗でございます

思いもがけずここは洗濯機が使える宿だった!普通に旅行していたら使うことは皆無なんだけど、こういうある程度服の替えが必要になるくらいの旅では洗濯機の存在がどれだけありがたいことか。案外洗濯機を使える宿って少ないから凄く嬉しかった。洗濯機前の張り紙を見ると「他のお客さんの迷惑になるから使うんだったら21時までにしてね!」ということだったので、夕食が済んでからでも使わせてもらおう。ありがたやありがたや。

そんな感じで宿探検はすぐに終わったので、ご主人に一言言って温泉へ行こうとすると「ごはんは何時にしますか?」と聞かれたので「ちょっと温泉に入ってこようと思うので、19時でお願いします」と答えておいた。でもこの宿のお風呂も是非入っておきたいので、そのことも伝えた上で出発した。

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玄関前にはこんな湧き水もある。非常に気になるので後で飲めるのか聞いてみよう

温泉の場所はここまでの道中で見つけて確認しておいたので大丈夫。来た道を戻るようにして、もうすぐ夕焼けがあたりを照らしそうな微妙な空模様の中、いくらか涼しくなった道を進んでいく。一旦宿について落ち着いてからのお出かけはやっぱ気が楽で景色の見え方も変わって見えるね。

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出発して10分もかからず温泉近くまでやってきた。この案内に従っていくと

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すぐに到着。湯の沢温泉小川の湯!

建物は案外新しそうだけど、最近できたわけでもなさそうな感じ。駐車場は広いから一度にそれなりの数が駐められそうだけど、今は時間も時間(17:40分くらい)なので人は多くなさそうだ。これはまた貸切状態で温泉を楽しめるかもしれない!

そんなワクワク感とともに入館すると、凄く愛想の良いおじちゃんが受付をしてくれて、300円払って中へ。案の定客は少なくて、しかもその大半は休憩所でのんびりしているようだった。なのでそのまままっすぐ脱衣所へ行くと

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おお、広くて綺麗!扇風機があるのもイイ

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ちょっとしたユーモアも忘れません

思った通り人先客はいなかったので早速服を脱いで浴室へ。新しそうな施設なので浴室はどうかと思ったら

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やっぱり綺麗でよろしいっ

シャワーは4つか5つあったけど、ソープ類はなく石鹸のみ。まぁ頭は後で宿で洗うとして、汗をかきまくった体を石鹸で綺麗さっぱり洗ってから温泉にそろりと入った。
今日は途中で温泉に寄ることもなく汗をかきながら走ってそれなりに疲れていたので、入った瞬間の気持ち良さたるや体が溶けてなくなってしまうのではないかと思うほどだった(適当)。しかも他に客はいないので足を縮めたりして入る必要もないので開放感たっぷりだ。なので「ヴァ〜」とか呻きながら入っていたわけだけど、よくよく温泉を感じてみるとほのかに何がしかの匂いは感じるような気がするものの、あまり特徴的なものが感じられない湯だった。脱衣所にも分析書はなかったし「ここは本当に温泉なのか?」と思ったけど、まぁ仮に温泉じゃないとしても気持ち良いんだからそれでよし。まだ時間はあるし、しばらく楽しませてもらおう。
ちなみに、脱衣所や浴室には何かあった時用の非常ボタンみたいなのがあったりして、ここに来る客層がそこらへんから伺えてくる。やっぱり山間部だし若者は少ないんだろうな。来るとしたら、私のような旅行者くらいなもんか。でもこういう利用者に優しい作りは感心だ。小川村で入れる数少ない温泉の一つだから、皆さんも近くに来たら是非寄りましょう。

18時を過ぎてしばらくしたら仕事終わりでやってきたらしいおじいちゃん達がちらほらやってきたので、十分楽しませてもらった私は先にあがらせてもらった。休憩所にはもうさすがに人の姿はない。私も帰って夕食にするとしよう。

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誰もいない休憩所。来た時はおばちゃん達が談笑していた

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夕暮れの小川村

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なんとなく宿の本屋を撮ってみた。ここを使うことはなかったけど、今思えば入っておけばよかったと思う

村はずれのマインマートに寄って夜食用にコアラのマーチを買ってから宿に帰ると、女将さんが「おかえりなさい。お風呂はどうされますか?」と聞いてきたので「後で入らせてもらいます」と言って部屋へ。夕食まではまだ時間もあるので、窓辺に座って外を眺めてたら19時前だけど女将さんが夕食を持ってきてくれた。もうお腹も相当減っていたのでこれはこれでありがたい。というか民宿ではよくあること(ここは一応旅館だけど)だし、今の私にはちょうどよかった。この規模の宿で部屋食というのも珍しいしありがたい。

女将「小川の湯に行かれたんですか?」
私「はい、気持ちよかったですけど、あそこって温泉なんですか?」
女将「あそこは鉱泉の沸し湯なんですよ。うちは温泉じゃないですけど」
私「いえいえ、後で是非入らせてください」

というような会話の後夕食。ていうかあそこは鉱泉だったんだね。疑ってすいませんでした。

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これが今日の夕食!

なんというかこういう宿にぴったりの夕食(褒めてます)で結構美味しそう。もう腹も極限の状態だったのでカービィのごとく吸い込みながら荒々しく食べていった。卵豆腐はそこらへんで売ってるやつだけど私も良く食べるくらい好きなので嬉しいし、ハンバーグもなんとなく手作りっぽくない感じもしたけど美味しいから問題なし。しかし何よりも蕎麦がうまい。なめこ蕎麦と言ったらいいのかわからないけど、ごはんを無くしてこれを倍の量にしてもいいくらいだ。というわけで好きなものは最後に残しておくタイプの私は蕎麦を一番最後までとっておき、ズルズルと逆戻りする滝のごとくすすって余裕の完食。大変おいしゅうございました。

食後は腹ごなしに村の散歩に行ってみた。私は夜や朝に宿付近を散歩するのが好きなんだけど、思い返すと去年からそれがあまりできていない気がする。今日はまだまだ時間があるし、少しばかり村の夜の顔を楽しませてもらうことにしよう。

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んじゃ、行ってきます

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だ〜れもいませんね

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来る時は気づかなかったけど道沿いには神社もあったようだ。中が明るいのが気になるけど、特に何かあるわけでもなさそうだった

昼間はムっとするような暑さだったけど夜は涼しくて散歩するのにはちょうどいい。歩いていると民家から話し声が聞こえては来るものの、外を出歩いている人はいない。その寂しさが旅情を誘うので夜の散歩は大好きだ。
ただこの建物が並ぶ通りも短いので、はじっこまで行っ折り返しても大した時間はかからない。なので適当なとこに座って空を見たり川の音を聞いたりして素敵な時間を過ごしてから戻ることにした。

ちなみに、朝方釣りはできないもんかと明るいうちに川を見といたけど、ヤマメとかが釣れそうな川には見えなかったので釣りはしないことにした。

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気になっていたバスティ高府

他の商店はもう閉まっている(多分ここらへんの店は19時には閉まるんだと思う)けど、このバスティ高府だけは明明としていた。にもかかわらず中に人はいなくて、ただ一人スタッフのおじさんがいるばかり。
一体ここはどういう施設なんだろうか。見てみると奥には座敷になっている読書スペースのようなところもあるし、受付にはメニューがぶら下げられていてお酒なんかも飲めるようだし、なんか色んなものが一つにまとめられた施設のように見えるが。ここは結構気になるので宿に戻ったら女将さんに聞いてみよう。

そうして短い散歩を終えて宿に戻って聞いてみると、あそこは一種のコミュニティーセンターらしく、お孫さんもよく本を読みに行ったりして遊んでいるらしかった。後はイベントも開催されたりして、まさに近隣住民や外から来た人とのコミュニケーションの場として使われているようだ。街並みからしてあの建物だけ浮いてると言えなくもないけど、こういう地域にああいった施設があるというのは色々と重宝しそうだ。おそらく、今日は平日だから人がいないだけだろう。
ただ飲食もできるのは面白かったので「お酒なんかもありましたけど」と聞いてみると

女将「夜に飲みたい人はあそこで飲んだりするんですよ」
主人「昼から飲んだっていいんだよ」←急に奥から話してきた

ということで、昼間っからお酒も飲める憩いの場だということがわかった。ここらへんにしては遅くまでやってるみたいだし、気になるから後で行ってみることにしよう。

女将さん達と話し終わった後はちょっと楽しみにしていた宿のお風呂へ。私が見たこの宿の紹介ページには「薬草湯が自慢です」的なことが書いてあったのでそれがどういうもんなのか気になっていたのだ。というわけでさっさと風呂へ向かう。

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脱衣所。当然ながら宿の規模に見合った広さだ

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扇風機はちゃんとあるので一安心

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そしていざ浴室へ!しかし!

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これは絶対薬草湯じゃないな!しかも浴槽が小さくてかわいい

客が私だけだからかもうしばらく前から薬湯はやってないのか、とにかく見た目にも匂いにも何も特徴はないし、入っても特に変わったところはないのでこれは間違いなく普通のお湯だろう。しかもお風呂を沸かしてくれてからそれなりに時間がたっているのでちょっとぬるめだった。まぁ私はぬる湯が好きなのでそれはいいんだけど、薬草湯はちょっと残念かな。どんなものなのか体験してみたかった。
後は浴室の作りが微妙に変わってることも気になる。奥に2人くらい入れそうなちょっと大きめの浴槽があるけどそこは使われておらず(まぁ客が私だけだしね)、シャワーの位置も本来はソープ類が置かれてる位置にあるべきじゃないんだろか。まぁ別に不便というわけでもないけど。
しかしまぁ色々気になるとか残念だとか書いたけど、私的にはそれが特にマイナスの評価になることもなく、あまり入る機会のない一人用の浴槽を楽しませてもらった。
ただ風呂に入れる時間は夜21時までで朝は入れないということだったので、朝入れるようにしてくれたらありがたいかなとは思う。

風呂から上がった後、湯冷ましもかねてバスティ高府へ行ってみると外の席に若い男女が座っていて、中ではこれまた若者が勉強をしているようだったのでなんとなく気が引けて入るのはやめておくことにした。しかし、昼間には見なかったけどちゃんと若者がいるじゃないか。あそこは勉強するには静かでいいだろうし、邪魔をしちゃ悪いので少し散歩して帰ることにしよう。

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ちょっと裏道を通ってちょうどバスティの裏側2階部分、そこは立派な賃貸アパートだった。いくらで借りられるんだろう

2度めの散歩の目的ははたせなかったものの、利用者の若者の姿を見てなんとなく満足したので少しだけ散歩したら宿に戻った。さて、これからやることと言えばあとはりんごジュースで晩酌するくらいか。書いてなかったけどもう次の日の宿の予約も洗濯もすんでいるので、これからの時間は地元のテレビ番組でも見ながらゆっくりするとしよう。

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ということで晩酌開始!

栓抜きがないので原付の鍵で開けようとしたら何度か失敗して出血したけど、無事に栓を吹き飛ばすことができた。
エアコンで冷やしていたのでキンキンとはいかないまでも、それなりに冷えているのでりんごジュースの美味しさも際立っている。甘いながらもさっぱりとしていて飲みやすいし、これは買って正解だったようだ。確か600円くらいだったと思うけど、これだけうまいんだったら旅の途中見かけたらまた買うことにしよう。旅でケチっても良いことなんかないからね。

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コアラのマーチもうまい

他にちひろ美術館で買った食用ほおずきも食べてみたところ、酸っぱさと甘さのバランスがよくて結構おいしい。ミニトマトをさらに甘くしたような感じで、もしこれが一般的に売られるようになったら結構人気が出そうなので農家の方は是非頑張って欲しい。私が育ててる食用ほおずきは追熟させればこれより甘いものの、大きさはまだまだ小さいのでこれから研究が必要だと思った。

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そして今日の成果とほおずき

そんな感じでおいしく楽しく晩酌を楽しみ、ぼーっと通りを見下ろしたりしてたら眠くなってきたので23時くらいに就寝した。明日は7時半に朝食をお願いしたので、存分にぐっすり眠ることにしよう。

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では、おやすみなさい

翌朝は朝食の時間ギリギリで起床。起きてみたら明るい日差しが部屋の中に差してきていて、今日もまた夏らしい暑くてワクワクするような日になりそうだ。台風が来てるからちょっとこれからが心配だけど、このままなら大丈夫そうな気もする。

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ということで朝食!いただきます!

朝食のメニューは特に変わったところもないけれど、量もちょうどよくて健康的な感じなのでおいしくパクパク食べてもちろん完食。そう、朝はこれくらいの量でいいんです。ごちそうさまでした。

さて、いつもはチェックアウトギリギリまでいるのが常なんだけど、今日はちょっと時間に余裕を持ちたいので少し横になってダラダラしてから出発の準備をすることにした。昨日考えて玉泉寺は行かないことにしたけど、今日は今日で時間がかかりそうなスポットに寄るのでちょっと早めに出た方がいいだろう。

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いや〜イイ朝だ。道には登校中の子供達も歩いていてなぜだか心が和んだ

そうして準備をしていると女将さんが領収書を持ってやってきて、更に「小川村のゆるキャラです、よかったらどうぞ」と

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小川村のゆるキャラキーホルダーをくれた!これは嬉しい!

どうしてキーホルダーをくれたのかはわからないけどともかくこういうサプライズは凄く嬉しい!裏面を見てみるとどうやらおやキングという、おやきを元にしたキャラクターのようだ。松田乳業のビンに続いて、思わぬところで二人目の旅の道連れができたことでこれからの旅もより楽しいものになるだろうことうけあい。女将さんありがとうございました。

その後1階で精算している時に、女将さんに気になっていたことを聞いてみた。

私「あの外の水は飲めるんですか?」
女将「一応飲めますけど、今はもう使ってませんねぇ。水道もありますし」
私「わざわざ湧き水を使う必要もなくなったってことですか」
女将「そうですね。昔はよく使ってましたけど、あの水は石灰分が多くて沸かすと重くなるんですよ。あと洗濯の水として使ってた時、洗い終わった後に洗濯槽の中にカニが入ってたことがありましたよ。今でもたまにいますけど、どこからくるんでしょうね」

とのことで、その他色々と面白い話を聞かせてもらった。しかし川が近いとは言ってもわざわざこんな小さな湧き水にまでカニがやってくるとは、本当にどこからやってくるんだろう。私が見た時はカニはいなかったけど、なんだか面白いもんだ。

そうして少しの間雑談をしてから出発。ご主人は出かけていたのかいなかったけど、女将さんは最後までしっかり見送ってくれた。今日はこれからすぐに山道を登って行くことになるけどどうなるものか。ワクワクしながら宿を後にしたのだった。


※ 今回泊まった大石屋旅館は、タイトルにもある通りまさしく民宿旅館といった感じでした。しかし旅館なだけあってちゃんと部屋食だし冷めた料理が出てくるわけでもなく、さらには洗濯機も使えたので私としては十分過ごしやすい宿でした。ご夫婦も良い人達で、今度ここに泊まることがあれば次はまた色々と話を聞かせてもらいたいと思います。
ちなみに宿を出る時に湧き水を飲んでみたんですが、別に変わった味がするでもなく普通に美味しい水でした。

大石屋旅館 : 一泊二食付き 7000円

  1. 十六夜 より:

    今回もめっちゃ楽しく読ませていただいてます。
    今年は暑かったので大変だったのでは。
    長野も山梨も水が綺麗ですよねぇ。
    わさびフランクすごく気になります。
    きっと絶対おいしいと思う。
    この後の旅も楽しみにしてます。

  2. ネギ より:

    >十六夜さん
    十六夜さん、いつもコメントありがとうございます。
    今年はめちゃくちゃ暑かったんですけど台風が接近してたおかげで風が強かったのでまだ良かったですよ。しかし今までにないくらい日焼けしました。。
    食堂が休みだと知った時にわさびフランクを食べておけばと後悔しましたよ。あれは絶対おいしかったはず。でもその分りんごジュースにお金を使ったんでそれはよかったですけど。あのりんごジュースはおすすめですよ( ^ω^)
    なるべく早めにアップしていくのでこれからも読んでやってください。今年もなかなか良い旅になったのでお楽しみに!

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