[群馬県] リーズナブルで飯もうまけりゃ人もイイ! 民宿沢屋 [みどり市]

群馬

5泊6日夏休み旅5・6日目です。 [4日目] [1日目]

宿についたところから読みたい方はこちら

北温泉手前の坂をひ〜こら言って登りきり、早速かいてしまった汗を風でとばしながら原付で少しばかり走ると、昨日の夕方ごろにやってきた那須温泉街に到着した。

この道を行けば温泉街

相変わらず硫黄の良い香りが立ち込めていて、昨日はあまり見なかった観光客達も、この暑さにも関わらず湯を求めて共同浴場に入っていくのは、さすが日本人といったところだろうか。
私は昨日殺生石は見終えたので、ここでまずすべきことはこの目の前にある共同浴場に入ることなんだけれども、しかし宿で何度も温泉に入ったことと、思ったより浴場に向かっているお客さんが多そうだったので、なんとなく入る気が失せてしまって、今回は建物と立ち込める硫黄の香りでこの場は満足することにした。

那須温泉で一番有名な共同浴場は鹿の湯だけど、これは地元民専用という滝の湯。でもここらの宿に泊まれば利用できるらしい
川向こうにあった民宿。立地が良いし是非泊まりたい・・・というか当初は宿泊予定先に入っていた

温泉街は道幅も広くなく、そこかしこに民宿が建っていてなかなか居心地が良い感じだ。当初どこに泊まるか考えていた時に上の写真にもある松葉屋さんも入っていたんだけど、やはりここに泊まるのもまた楽しそうだ。でもそれは次の機会に。

そうして温泉街を散策した後にやってきたのは昨日気になったこの場所。入り口からして謎めいていてワクワクする!
昨日ちらっと見たときは「共同浴場か?」なんて思ったけどそうでもないっぽい。ここは一体・・・
ワクワクしながら階段を降りてみると・・・これは神社!?こんなん見たことないぞ
コンクリートむき出しの空間に不釣り合いな神社という存在。どうやらお稲荷さんらしいけど、これは面白すぎる!
その隣には舞台があり、親切にもウォーターサーバーまで設置してあった。ここで祭事が行われたりするんだろうか

この風化を感じるコンクリート空間に、調和を無視したかのように建立された神社と舞台だけど、この両者を鄙びという殻で包んで実は非常に趣深い雰囲気に仕上がっている独特な空間。一体なぜこんな場所に神様を祀っているのかはわからないけど、あの入り口といいこの不思議な廃墟然とした空気といい、はっきり言って私は大好きです。

やはりここはお稲荷さん。殺生石となんか関係あるんだろうか
そして舞台の反対側、階段横にはなぜか卓球台も!もし私がここに友人と泊まりに来ていたら夜絶対に利用していただろうけど、備え付けのラケットはしばらく使われていないようだった

後で調べて見たところどうやらここは藤乃稲荷神社、通称「ひかるおいなりさん」というらしい珍スポットらしかったけど、それも納得の不思議空間だった。昨日もしここを見つけてなかったらこんな素敵な出会いはなかっただろう。私は少しばかりここで休憩して雰囲気を十分味わった後、重い腰をあげて神社を後にした。

ここは那須温泉に来たら寄るべし。夜に来たら「ひかるおいなりさん」の意味もわかるのかしら

神社を出た後少しばかり温泉街を散策して土産物屋なんかを見たんだけど、あまり心惹かれるものはなかった。ただ街を見ているとゴミを拾っているボランティアの人たちの姿が見られて、なんだか感心してしまった。温泉街自体は寂れた雰囲気だけど、それでも来てくれた人に快適に過ごしてもらおうという心が見える。なんだか良い光景だった。

もうそろそろ次の目的地に行こうと思って最後に温泉神社を見てみると、なにやらお祭りの準備をしていた。そうか、昨日見たあの山車のようなものは舞台だったか。今夜は温泉街が活気で溢れそうだ

その後温泉街を抜け、涼しげに木立が立ち並ぶ別荘地を走る。那須は昔から別荘地避暑地で有名だけど、軽井沢みたいな異国間はそんなにない感じに少し親しみを覚える。まわりには温泉も沢山あって自然も豊かだし、確かにここら辺で夏の暑いひと時を過ごすのは良い思い出になりそうだ。
そんな中私は独り者であるにも関わらず、果敢にも恋人の聖地として有名だというもみじ谷大吊橋に向かっていたんだけど、近くを走っていたにも関わらずなぜか発見できなかったので、そのまま次の目的地に向かうことになってしまった。

暑い夏こそこういう道は走りたい
そしていつの間にか別荘地も抜け、のどかな田舎道を走っていると、自動販売機が林立しているのを見つけたのですかさず休憩。でも日陰もないので爆裂に暑いッ

熱されて尻を焼くようなコンクリートに腰掛けながら、冷えに冷えたバナナミルクを飲む。これぞ夏!でもこれを味わうのもあとわずかなのが切ない。でもとりあえず、今日を無事に乗り切って宿まで安全に走らねば。

風をあびつづけても汗がとまらんわい

そうこうしてるうちに私にとっては既に馴染みに近い感じになってしまった矢板に到着し、さらにここ数年で何度も来ている道の駅やいたでりんごジュースを買った後、今までに言ったことのない方の道(461号)を進んでいく。
ここらへんも田舎道っぽい道でしかも交通量も少なくて走りやすくてヨロシイ。まわりにはあまり観光地っぽいところはなさそうだけど・・・来たことがない土地は油断してると素晴らしいスポットを見落としがちだからうかうかはしてられない。どこかにマップでもあればいいんだけど・・・・なんて思ってると道の脇に道の駅が見えて、それと同時に私は無意識にスイーっと駅に吸い込まれていった。

ここは道の駅しおや。ここらへんは塩谷という土地らしい。栃木でもノーマークだった場所だ

さっそく発見した案内マップを見てみると、この塩谷という土地は湧き水で有名らしく、なかでも尚仁沢湧水という名水百選にも選ばれた清水が湧く湧水群があるらしい。
これはまさに私にうってつけ。湧き水好きの私としてはかなり心惹かれるものがあるんだけれども、よくよくマップを見てみるとその湧水群はここからそれなりに距離があるようだった。

これだけ暑いんだから湧水群で夏らしい涼みと水で体を癒せたらこんな幸せは他にないんだけど、お腹が減ってきてもいるしこの距離はちょっと厳しいか。もうちょっと近くにあればよかったんだけど・・・でもまぁ次に栃木に来る楽しみができたということで、ここは我慢しておこう。

そうして湧き水を諦めたあとは道の駅内を散策。すると見たことないデカさのしいたけが売っていた。これは一体!?

どうやらこのシイタケは天恵菇という超大型の品種らしく、しかし超大型と言っても味は大味ではなく大変美味しいシロモノらしい。無論この時の私はそんなことは知る由もなく、ただ物珍しさから土産にしたい衝動に駆られたものの、家に着くまでもたないだろうという判断でこれまた購入を見送ってしまた。湧水群といい珍しいシイタケといい、私は一体どれだけの貴重な体験を見送ってしまうのか。仕方のないこととはいえ、これが(私の)原付旅の限界なのだった。

さて、そんな風にして色々と物色していると隣の建物に休憩所があるのを発見したので、ここで涼みがてら、どこか昼食に最適な場所はないかと検索することにした。

やはり田舎に来たら蕎麦ということで蕎麦屋をいくつか発見したものの、もうちょっと変わったものがないかと更に調べていくと、ここからちょっと行ったところに鮎料理で有名な店があるのを発見した。しかも店は川沿いとあって立地もよさそう。

鮎が好き+川が好き+そんな夏が好き、な私はもう「ここしかない!」って感じで即断しかけたんだけど、口コミをみるとここはかなりの人気店で口コミの数も多く、それならば週末の今日は店も絶対混んでるはず。できれば静かにのんびりと食べたいしなぁ・・・、なんて思っているとその隣に同じように鮎料理を出す店があるのを発見したので、とりあえず行ってみてお客さんの様子を見てから決めようと、もう既に鮎の舌になった私は一目散に店に向かうことにした。

鬼怒川にかかる橋を渡る。対岸に見える右の建物が人気店らしい船場亭で、その横が青木屋だ。確かに素晴らしい立地!

橋を渡ると早速左に船場亭の駐車場が見えたんだけど、もう一目で混んでるのがわかるくらい車が駐まっていたので1秒で船場亭は諦め、私はまっすぐ青木屋に向かうことにした。でもまぁちょうどお昼時だし、私のような考えの人が沢山いるだろうと思いきや

全然すいてた!これはラッキー!!

既に何組かお客さんはいるものの、船場亭とは打って変わってスキスキの様子の青木屋。これはちょうどいいタイミングで来たのか、それともこの客入りが店の味を物語っているのかどちらとも分からないけど、しかし私はもう昼飯は鮎にすると決めているので迷いはなし。ここで昼食だ!

店に入ると「お好きな席にどうぞ」ということなので、気温を考えると店内一択なんだけど、私は景色を優先してテラス席に座った。その席というのがまぁ

こんな感じで大変素晴らしい!暑さも気にならないくらい涼しげな風景だ!!

空いててよかった。この席に座れて本当に良かった。こんな景色を見ながら、(おそらく)この鬼怒川で獲れたであろう鮎を食べられるなんて、至福のひと時を絵に描いたような優雅さじゃないか。これで料理が美味しかったらもう言うことはなにもないなッ。

店内の様子。ここと向こうの建物の間に生簀があるようだ
何も迷うことはない。ここで一番高いものをくれ!と言わんばかりに私はB定食を頼んだ

こんなところならば待ち時間も全く苦ではない。私はしばらく川の音と夏の景色を楽しんでから、お気に入りの夏ソングであるガーネットクロウの夏の幻を聞いてノスタルジーに浸っていると、お目当の品を持った店員さんがやってきた。そしてコトンと置かれたお盆の上を見てみると

よし!これは美味い!!(確信)

刺身と塩焼きで鮎計3匹に小鉢にご飯と味噌汁。塩焼きは頭まで食べられるくらいしっかり焼かれているようで、刺身は丸々一尾を使った尾頭付きだ。これが1900円だというのは人それぞれ思いがあるだろうけど、これで味が良かったら私としては全く文句のない値段だ。

というわけでまずは冷めないうちに鮎の塩焼きから食べてみる。
もちろん頭からいってみると、焼き加減はやはりばっちりで、サクサクほくほくした頭はまだ身を食べていないにも関わらず鮎の味が濃いのがわかる。
頭が食べられるんだから当然骨なんて気にする必要もなく、続いてそのまま内臓と骨ごと身を食べてみると、焼きすぎて身がパサパサということはまったくなく、鮎らしいサラッとした脂と内臓のトゲのない苦味をジューシーなふっくらとした身が引き立てる。これはさすがに鮎を売りにする店だけあって、めちゃんこにウマイ!塩焼きが2尾だけなんて全然少ないくらいだぜ。。

そして刺身もまた歯ごたえがあって、上品な旨味と甘みが良い意味で川魚を思わせない。脳に爽やかな印象さえ与えて、このテラス席での一食にぴったりの味だ。

最初の少しばかりの不安はどこへやら、この鮎定食を食べてみると、このお店がハズレなんて言うことは全くなく、むしろ鮎を食べるためにくるべき店だということがわかる。
隣の船場亭がどれくらい美味しい鮎を出すかは分からないけど、ここでも相当美味しい鮎を食べられることは間違いない。眺めも含めてここを選んで本当に良かった。大変美味しゅうございました。

食事が終わったあたりで大体13時半くらいになって、さてそろそろ行くかと会計を済ませたところで、ちょうど業者のイワナの搬入があったので、その様子を少し見させてもらってから(全部ぶっとい立派なイワナだった)出発。
これから向かうのは1日目にも訪れた日光なんだけど、もし行けそうだったら今度こそ東照宮に寄ってみたい。

しかしながらなかなかそう都合よくは行かないようで、しばらくは腹も満たされて気持ちよく走っていたものの、市街地に近づき、1日目に足を浸けて涼を楽しんだ大谷川ももう少しというところで、にわかに雨が降り始めてしまった。

日光に嫌われてるのかなんなのかわからないけど、再びやって来てまた雨に見舞われるとは運が悪いにもほどがある。もうその瞬間に東照宮は諦めたわけなんだけど、雨は時間がたつごとにどんどんと勢いを増してきて、ちょっとこのまま進むのもよろしくない感じになってきたので、1日目に行ってなかった道の駅日光にて雨宿りをすることにした。

やはり週末ということもあって人は多く、しかもこの道の駅がまたちょっとオシャレな造りなもんだから、旅行中のカップルやら家族連れが沢山いた。

おなじみの物色をするもめぼしいものがなかったので、とりあえずとちおとめいちごみるくなる飲み物を買って雨が止むのを待つことに。
しかし凄い雨だ。これから山道を行くことになるから、このままずっと降られてはかなり危ないことになりそうだ。

でも少しだけ待つと雨はすっかりあがったのだったただの通り雨か
栃木らしい飲み物。これが結構美味かった

雨が上がってもうすでに陽もさし始めてきたので、この機を逃すまいと準備をしていると、隣の喫煙所で象牙のパイプを使ってタバコを吸っていた、歯がところどころ抜けたおじさんに「あんちゃん!ひとり旅か!?」なんて声をかけられ、更にはそんな私たちに関わるまいといった雰囲気でタバコを吸っていた隣のおじさんも巻き込んで(歯抜けのおじさんが巻き込んだんだけど)、しばらくすっかり話し込んでしまった。そして最後にはこの2人に「じゃあ気をつけて旅を続けてな」と見送られ、私は道の駅を出発したのだった。

う〜ん、雨が止んだのはいいけどなんだか蒸し暑くなってしまった
おお、ここは!なんだか思い出して来た!

1日目は川向こうの道から東照宮に行ったからわからなかったけど、日光は確かにこんな光景だったと私のかつての記憶が言っている。こんな道を、かつて中学生だった私は友達たちと歩いた記憶がある!なんだか急に懐かしくなってきたゾ。

道の両脇はお土産屋が並んで、外国人観光客の姿も多い(写真には写ってないけど)。

う〜ん懐かしい。出来ればどっかに駐車して少しだけでもこの付近を観光したいけど、都合よく駐車できそうなところもないな。路駐は当然ダメそうだし、なにより交通量が多いから無理か・・・と思っていたらちょうどコンビニがあったので、邪魔にならないよう端っこに停めて、一応必要物品を購入してから、少しの間だけ原付を置いて観光させてもらうことにした(すいません)。

いや〜あったなぁこんな場所。てか皆何を見てるんだ?と視線の先を見てみると
なるほど、これを見てたのか。雨上がりにちょっとだけ霧がかって、なんだか幽玄な雰囲気を醸し出している

この橋は上人伝説が由来の神橋という有名な橋で重要文化財なんだそうな。子供の頃これを見た記憶はないけど、多分見てたんだろうな。楽しそうに写真を撮る外国人たちも、この光景には感じ入ってるようだ。確かにこれは美しい。

どうやらこの橋を渡るにはお金を払わないといけないらしい。この時私は「なんだいケチくせぇ!」と渡ることはなかったんだけど、重要文化財ならしょうがないか。

その後この周りをほんの少しうろついた後、久しぶりの人の賑わいに後ろ髪を引かれながらも、次を目指して日光を後にした。

街のにぎわいを抜け、いよいよ山道(渡良瀬渓谷)と言うところで、私はこれからまたしても不運にぶち当たると確信することになってしまった。
さっき雨に降られ陽も出て、これならまぁ大丈夫だろうと思っていたけど、残念ながら私はさっき過ぎ去った雨雲を追いかけるかたちで次なる目的地目指して走っているようだった。
道はいつの間にか標高を感じさせる風景に変わって、日足トンネルという長い長いトンネルを抜けたところで、ついにその不運と遭遇するハメになってしまった。
「まずい!どっかでカッパ着ないと!」と瞬間で思うほどいきなり雨脚は強くて、そのせいで普段なら危なくて止まることのない短いトンネルの端の端に駐車して、急いでカッパを着るハメになってしまった。今日はツイてないな。。。

写真ではわからないけど結構降ってる。幸い交通量が少なくて車は一台も来なかった

天気が良かったらさぞかし良い道だったろうに。いや、良い道だし楽しみは確かにあるんだけど、雨でスリップしたりしないか神経使いながら走るのはちょっと残念だった。
しかしながらこの渡良瀬渓谷、自然豊かなところだとは聞いていたけど、ガードレールとかに普通に何匹も猿がいるのは見ていて楽しかった。私もいろんな山道を走って来たけど、こんなに猿が現れる道は初めてだ。これが渡良瀬渓谷の日常なんだろか。

そしてようやく周りに人家が見え始めた頃、雨も止んで再び陽がさしてきた。橋の下には澄んだ川が流れている
ちょっとここで一休憩。気温も大分過ごしやすくなってきた

あたりは一気に晴れて、セミの鳴き声も大きく聞こえるくらいになってきた。向こうに見える大きな雲も、こうして見るとなんとも夏らしくて私の好きな雰囲気になってきている。このままずっと晴れていてくれればいいけど、どうなるもんかな。しかしこの綺麗な川を見てると釣りがしたくなってくるぜ。

その後走っていると現れた足尾銅山の工場跡。余裕があれば色々見たかったけど、いまはちょっと時間的に厳しいかな

この後まっすぐ宿に向かうっていうのなら時間はあるんだけど、私は宿に向かう前に、道から少しはずれたところにある温泉に入っていきたかったので、この魅力的なレンガ建造物は流し見するだけに止めることとなった。

で、その温泉はと言うと、国民宿舎かじか荘という山深いところにある施設で入ることができる。アルカリ性でヌルヌルの湯が自慢の宿泊施設で非常に楽しみなんだけど、雨のことを考えると少し急いで行かないとな。

というわけでさらに車通りがなくなった山道をひた走る。雲行きも怪しくなってきたゾ!
しかしなんとか雨に降られることもなく無事かじか荘に到着。なんだか綺麗そうな建物だ!
このかじか荘はどうやら道の最奥にあるようで、そこから先は登山道のようだ
いやしかしこんな山奥にあるとは思えないほどに綺麗な建物だ。外観はあんまり宿っぽくないけど

うん、これは期待が、もてそうだ。国民宿舎はなかなかにヒドイところも多いと聞くけど、ここはなんだか良さそうな感じがする(綺麗だし)。
というわけで早速中に入って、外観と同じく真新しい清潔な受付で券を買ってから、お目当の温泉へと向かう。
中も大変綺麗で、私としてはそんな好みの宿泊施設ではないものの、ここなら家族連れとかカップルで来ても喜ばれそうだ。周りの環境もいいし、これで温泉もよかったら一般的には結構満足度が高いんじゃなかろうか。

脱衣所の様子。ドライヤーもあってウォーターサーバーもある。そしてやっぱり綺麗!イイね!

もしかしたら貸切状態で入れるかも!なんて期待を胸に高速で服を脱ぎ捨て、すぐさま浴室へ向かう。一体どんなお湯が疲れた私を癒してくれるのか!

これが内湯!これはいいぞ!

やっぱり人はいない!というかそれよりもこの見晴らしの良い内湯はすごく良いね。
もうすぐさま入りたかったので、散々汗をかいた体を素早く、かつ正確に洗っていざ入浴!
するとその湯の気持ち良いこと優しいこと、これまでで疲れがたまった私の体を癒してくれる素晴らしいお湯だった。温度もちょうどイイし、この景色を見ながらのひと時は素晴らしいな。このお宿、やはり満足度が高そうだ。

しかし内湯ばかりを楽しんでもいられない。ここには更に見晴らしが良いという露店もあるらしいのだ。なので早速入りに行こうと湯から上がったんだけど、どうやらここは少し変わったルートで露店に行かなければならないようだった。

普通なら内湯のある浴室にドアがあって、そこを出ると露天風呂というのが一般的だと思うけど、ここはドアを開けると長い下り階段が待っていた!

しかもその階段というのも、普通に建物の中にあるような綺麗な階段で、なんだか手ぬぐい一枚のすっぽんぽんでここを降りていくのが一瞬ためらわれるほどの違和感があった。でも内湯から直通だし、やっぱり裸でここを降りていくんだろう。
ということで、一抹の不安を感じながらも露天風呂目指して階段を降りていった。
(ちなみにこの露天風呂へは階段を使うという構造もあって、写真は撮れませんでした。気になる人は実際に行ってみてください)

階段を降りきって再び現れたドアを開けると、そこには内湯を更に超える絶景がそこにはあった!右手は完全に開けて山々の自然が目の前に迫っている。どうやらこのかじか荘は崖の上に建ってる構造のようで、だからこそ露天風呂からこの素晴らしい景色が拝めるということのようだ。

早速湯に浸かると、こっちは完全に外気にさらされて温度は少しばかり低く、内湯よりも更に私向きの温度となっていて最高に気持ちが良い。ここに泊まって夜はゆっくりと露天風呂なんて最高じゃないか。いや〜気持ちいい・・・・・なんて至福の時間を過ごしていると、ブ〜ンという嫌な音ともに山間部によく現れるアイツ、アブが姿を現してしまった。

もうこうなるとどうしようもない。ハエたたきもないしこっちは丸腰のすっぽんぽん。いくら小さいアブとはいえ、しつこくつきまとうアブが現れてはもう温泉を楽しむどころではない。私は最高の時間を途中で切り上げ、なくなく温泉を後にしたのだった。いや、これは何か対策をしてくれないと凄くもったいないなと思う。

帰りに撮った休憩室。やはり人はいない

最後は悲しかったものの、体の汚れを落としてすっかりさっぱりした私だったけど、残念ながら外に出ると雨がしとしとと降り始めていた。こういうのがザラにある土地柄なのかわからないけど、今日は降ったり止んだりが断続的に訪れる日らしい。

私はすぐにカッパを着て、なるべく強い雨に打たれないようにとさっさと出発。この時は、宿ももうすぐだからこの感じなら大丈夫そうかもと思っていた。

しかし山道を降り始めると、それは一瞬だった。徐々にではなく、本当に一気に雨脚が強くなって、道はすぐに浅い川のように水が流れ始めた。

雨が激しく降ることを「バケツをひっくり返したような」という表現をするけれども、これぞまさに天の鬼か悪魔がここら辺一体に巨大バケツをひっくり返したかのような、一瞬でとんでもない降水量となった。

カッパから「バジバジバジバジ!!!」と降ってきた雨が弾ける音が耳を叩き、視界はどんどんと霧がかって見通しが悪く、下り坂は更に川化が進んでいる。正直本当に命に関わるレベルのとんでもない雨に「一瞬でも油断したら死ぬ!!」と頭と体をガチガチに緊張させて来た道を戻る私は、全く行きた心地がしなかった。

しかし断続的に降ったり止んだりを繰り返すということは、また止むのも時間の問題ということで、寿命を縮めながら元来た大通りに戻って少し走ると、さっきの殺人的な雨は、すっかり何事もなかったかのように去って行ったのだった。全く、これは過去最高のとんでもない雨に当たってしまったぜ。。。

雨が去ってしばらく走ったところで一枚。ここらはあんまり降らなかったのか??

もう早く宿に着きたい。というか時間的にも着いていたい時間(只今17時半くらいなんだけど、この時の私は勘違いで16時半くらいだと思っている)なので、少しばかり気を急かして運転していく。

そんな中、とある交差点で信号を待っていると、リュックの中からスマホの着信音が鳴っているのが聞こえてきた。画面を見てみるとどうやら今日泊まる宿からの着信らしく、更にこの時私は時間を勘違いしていることに気づいて、実は今17時半を過ぎていることを知ったのだった。

「ヤバイ!申し訳ないことをした!」と思いながら急いで電話に出る。

私「もしもし、連絡しないですいません!今向かってるんで・・・」

おばあ「いやいや大丈夫よ。それより雨は大丈夫だった?今どこらへん?(実際は結構訛ってる)」

私「え〜と、〇〇・・・ってとこみたいです」

おばあ「あ〜、それならもうすぐだね。そこからなら10分くらいで着くから、気をつけておいでよ。急がなくていいから」

私「わかりました〜、どうもすいません」

おばあ「ウチちょっと分かりづらいとこにあるんだけど、道教えようか?」

私「お願いします〜」

正直ちょっと怒られるんじゃないかと思ってたんだけど、むしろ私のことを心配してかけてきてくれたみたいだった。全く時間を勘違いしてたとはいえ申し訳ないことをしてしまった。しかもそんな気持ちで一杯だったもんだから、道のりを丁寧に教えてくれたのに断片的にしか覚えることができなかった!ちゃんと着けるだろうか私は。

そして最後に

おばあ「あ、あと夕食なんだけど、イノシシとイワナを出そうと思ってるんだけど大丈夫?」

私「・・・・最高じゃないですか、全然問題ないですよっ」

と食事の内容まで気を使ってくれる始末。こんな良いおばあちゃんを心配させてしまうとは、これから気をつけなければならんと心に固く誓った。しかし、こんなギリギリの時間でもし私が「いや、どっちも苦手なんですが・・・」とか言ってたらどうなったんだろうか。少し気になるところだった。

その後安全第一に進んでいくと、民宿はこっちという大きな看板があったのでそこを左折して脇道に入る。しかしそこからは一向に案内板はなくグーグルマップにも細い道は描かれていないので、微妙によくわからない。とりあえず勘で進んでいくが、宿らしきものは全く発見できない。


なんか線路に出たけど、多分こっちじゃなさそう・・・

そうしてよくわからん道をぐるぐるした後、まさかこっちか?というくらい狭い道をいくと、そこが正解だったみたいでようやく宿を発見することができた!いや〜、10分で着くとか言われたけど、結局20分以上かかっちゃったな。。

でも宿に着けたのは嬉しい!ここが本日の宿、民宿沢屋だ!良い建物だぜ

もはやこれ以上おばあちゃんを待たせることはできんとばかりに高速で荷物をまとめ、まだ雨粒が乾いていないカッパ姿のまま「すいません、遅くなりましたっ」と宿にチェックインすると、なんとそこにはテーブルの椅子に腰かけて、タバコを吸いながら堂々と私を待つおばあちゃんの姿があった!

凄い・・・、いくら民宿とはいえ、タバコをプカプカとくゆらせながら客を出迎える宿なんて初めてだ!実に豪快かつどっしりとしたお出迎えに、私は一目見て「これは面白い!」と一気におばあちゃんが好きになってしまた。

そんな私の瞬間的判断を知ってか知らずか、おばあちゃんはそのままの態度で「ようやく来た。もう来ないんじゃないかと思ったよ〜」なんて笑いながら言うのだった。

私「いや〜、宿がどこにあんのかわからなくて道に迷っちゃって・・・」

おばあ「道教えてあげたのになんで迷うのさ。でもちゃんと来れてよかったね」

私「いや〜、途中ものすごい雨に降られて死ぬかと思いましたけどね」

おばあ「ここ最近はずっとこんな感じなんだよ。台風かって思うくらいの」

と、こんな風に喋りながら、結構疲れていた私は適当なところに腰掛けて、カッパを脱ぎつつ更に雑談に花を咲かせていると、どうやらお客さんの中には自分で予約を入れておきながら、この宿を見て「思っていたのと違う」とばかりにキャンセルするというとんでもない客が過去何人もいたらしく、そういうこともあって私に電話した経緯もあるらしい。
はっきり言ってとんでもない連中だ。(私からすれば)そんなに泊まるのが嫌なほど汚かったりボロかったりとは到底思えない。そんな輩がいるのかと驚きと怒りが湧きつつも、しかし話はとても弾んだのだった。なんかこのおばあちゃん、凄く話しやすい。

で、適当なところで「じゃあご飯は後にするから、とりあえずお風呂に入ってらっしゃい。そんなに濡れてちゃ風邪ひいちゃうよ」とカッパを着ていたにも関わらず汗で濡れた服を着ていた私を見て、部屋に案内してくれたのだった。

これは後で撮った写真だけど、宿に入ってすぐのところ。玄関が可愛くて素敵
そこから右側。この真ん中のこっち向いてる椅子に座ってタバコを吸っていたおばあちゃん
そしてその奥。どうやらこの奥が厨房になっているらしい
そして玄関から見て左側。案外すっきりしているけど生活感もあっていい感じ。犬好きらしい

おばちゃんは片方の足が悪いようで、歩くのもちょっと辛そうな感じで案内してくれた。
部屋は玄関からまっすぐ奥に行ったところにある増築して建てられた感じの建物で、「古民家に泊まれるわけじゃないのか」とちょっと残念だったけど、それでもいい感じに民宿だったので案外悪くなさそうだった。
そして足の悪いおばあちゃんは歩くのが辛いのか部屋の前までは案内できず、「じゃあどこそこの部屋使って」というので、私はその部屋目指して廊下を歩いて行った。

そしてその部屋がこれ!なんかまだ用意しきれてない感じだけど、おばあちゃんは足が悪いからしょうがない
いやでも広くていいじゃない!冷房もあるし、昭和っぽい化粧台もあって
窓からの眺め。ちゃんと綺麗な網戸がついててよかった

いや〜この安堵感、やはり宿に着くと安心感が違う。
とりあえず少しばかり蒸し暑いのですぐさま冷房をつけ、冷たい風にあたりながら横になる。今日は本当に大変な思いをした日だったけど、こうして無事宿に着けて、しかもそこにいたのはどっしりと椅子に腰掛けて堂々と客の前でタバコを吸うおばあちゃんという素敵なサプライズつき。建物も古民家で味があるし女将さんはそれでいて優しいし、やはり辛いことの後には良いことがあるもんだ。
しかもまだこれから楽しみな夕食もあるし、あと少しばかり横になったら風呂に行こうとダラダラしながら思った。

ちなみにアメニティは浴衣の代わりのガウン的なもの以外はありませんでしたが、私は必要なものは全て持ってきているので大丈夫でした。

廊下の様子。一番奥の部屋が私の部屋なんだけど、その途中に
冷蔵庫あり!これは嬉しい!
その横には洗面所。綺麗です
そして私の部屋側から見た廊下。全体的に部屋も含めて綺麗
さて、ではお風呂へ。お風呂は母屋と宿泊棟の丁度中間くらいの場所にあります。左の廊下を行けば上の廊下に繋がります
脱衣所にはちゃんと扇風機もドライヤーもあっていい感じ!
反対側には脱衣カゴ

この民宿さわや、外観こそ古民家だけども中は全体的にとても綺麗で、よく清掃されてるのが好印象。もちろんこの脱衣所もちゃんと気持ち良い空間になっているし、これなら浴室も安心できそうだ。
ということですぐさま服を脱いで浴室へ!

おお、やっぱり綺麗な浴室!いいね!
ソープ類も雑然と置かれているもののちゃんと揃ってる!
ちなみに反対側にもシャワーアリ

いやぁ、ここは外観こそ古民家だけど、こういうところは必要十分に整った設備になっていて快適じゃないですか。ここもやっぱりちゃんと綺麗にしてあるし、あのおばあちゃんもあんな肝っ玉母さんな感じだけどしっかりお客さんの事を考えてるんだなぁと感じる(まぁタバコは人それぞれあるだろうけど)。
ならば私はそんなお気持ちをしっかりいただいて、お風呂に入らせてもらおうじゃない!

というわけで速攻で体を洗ってお風呂に入る。当然、それは温泉でもないいたって普通のお湯が張られたお風呂なんだけど、やっぱり民宿はこういう人の家のお風呂に入らせてもらってる感じが面白くて好きだ。人の家庭の生活に一時的に溶け込ませてもらってる感覚というか、なんて言ったらいいかわからないけど、そこはかとなくいい感じなのだ。そしてやっぱりこのさわやのお風呂も、そういうところがあってとても気持ちよく入ることができたのだった。

その後お風呂から上がった後、おばあちゃんから「夕食できたら声かけるからゆっくりしてて」と言われたので、部屋で夕涼みをしてから少しばかり宿の外でも涼むことにした。

さわや外観。水色の宅配ボックスが可愛い
縁側には植物が沢山。犬も飼ってるし、何かの世話をするのが好きなのかな
手書き感あふれる看板も素敵

渡良瀬の夕暮れは涼しい風がヒグラシの鳴き声を運んできてくれて、いかにも田舎に来たというのどかさがとても居心地が良い。まさにおばあちゃん家に来たという感じだけど、それは多分私があのおばあちゃんを気に入っていることから感じる部分も大きいんだろうなと思う。そしてそれは、民宿という宿の人との距離が近い宿だからこそ感じられる特典なのだ。

とまぁそれっぽい事を色々書いたけど、この時の私としては「う〜ん、いい宿だなぁ」とか単純なことを思いながら、夕食を楽しみにしつつ夕涼みをしていたのだった。

でもまぁそろそろ戻ろうかな。写真は右がさわやです
玄関はこんな凝った作りになっている。ここは可愛いがちょこちょこあるお宿だ
部屋に戻る途中。廊下にあった一枚。まさしくその通りだ

部屋に戻って少しばかり調べ物をしていると、廊下の方から「ご飯できたよ〜」と声がかかったので部屋を出ると、「あら、お兄ちゃんの部屋はそこじゃなくてここだよ。さっき言ったのにねぇ」と笑われてしまった。どうやら本当の私が泊まるべき部屋はあの冷蔵庫の前にある部屋だったらしい。全く、今日の私はどうしてしまったのだろうか。ボヤッとしすぎだッ。ごめんねおばあちゃん。

でもまぁとりあえず引っ越しは食後にすることにして、おばあちゃんに案内されて食堂へ。食堂は玄関からみて右側にあるガラス戸の向こうだった。

そして用意されていた夕食はこれ!これはまさかしゃぶしゃぶ!?

「これはイノシシのしゃぶしゃぶだよ。表面に色がついたくらいで食べてみて」なんて説明しながら、隣の席に座るおばあちゃん。おばあちゃん、まさか私の話し相手になってくれるのかしら?いやしかしそれよりも、今は目の前にあるこの猪しゃぶしゃぶだ。
私も猪鍋とかは食べたことはあるけどさすがにしゃぶしゃぶはない。しかも表面に色がついたら食べろって、それじゃあレア中のレアじゃないか。いや、レアは大好きだけど、こういうジビエ料理のレアってよほど鮮度がよくないとダメなんじゃないの?(全然知らないけど)。これはとんでもなく楽しみだ!

というわけでこのくらいでいただきます!

うん・・・これは・・・・・ウマイ!
臭くもなく固くもなく、噛むたびになんか美味しい味がする!どこの部位だとかそういうことは全くわからないけど、程よく脂もあって(しかもその脂がウマイ)とにもかくにもこれはなかなかの逸品だ!
そしてこの肉を飲み込むより先におばあちゃんの方に振り返って「ウマイ!」と勢いよく感想を告げると、「うまかろ〜。そりゃ猟師の人から買ったんだけど、ちょっとくらい生でも全然食べられるくらいちゃんと処理してあるんだ」とニコニコ満足そうな様子だった。

なるほどなるほど、よほど腕の良い猟師さんが知り合いにいるんだろうな。そのおかげでこんな美味しい肉が食べられるんだから本当にありがたい事だ。そして私は続けて肉を食べていると、「じゃあ他のも持って来てあげるから」と席を立って厨房に行ったのだった。

食べてる途中だけ前品揃ったのがこちら
食堂の様子も一枚

その後持って来てくれたのはイワナの塩焼きとご飯、そして右端で見切れてる湯葉だった。
さっきから肉ばっかり褒めてるけど、左端のサーモンのサラダもさっぱりしていて味が良い(しかもサーモン一つ一つがデカイ!)し、ナスの煮浸しも私の好物なので文句なし。更にイワナはおばあちゃん曰く「知り合いの釣り人から買った」という、またしても知り合い経由で手に入れた大きさも立派で焼き加減も丁度いい一品だし、湯葉もさらっと食べられて他のものとバランスが取れている。あと名前は忘れちゃったけど、湯葉の上にちらしてある葉っぱのようなものは買おうとすると結構高価なものらしいんだけど、それがふんだんに使われていたのも嬉しいところ。もちろんこれも美味しかった。

そして私が食べている間、先ほどと同じく隣の席に座って嬉しそうにしながら、色々話しかけてきてくれるおばあちゃん。やっぱり足が悪いから、たびたび休みながらじゃないとキツイみたいなんだけど、それ以上に話すのが好きなようだ。しかも私がこの宿についた時のようにタバコを吸いながら、なんと灰皿がないからといって手を灰皿がわりにするという豪傑のような態度で!全くどこまで面白い人なんだこのおばあちゃんは。

しかしこうして食事中話し相手になってくれるなんて私としてはかなり嬉しいことだ。
この食事の間に、おばあちゃんのこと、この宿のこと、ここら辺のこと、息子のこと、私のことなど沢山のことを話した。
その中からかつまんで書くと、おばあちゃんはここらでは有名な山菜採り名人らしく、さわやの〇〇と言えばここらじゃ知らない人はいないくらい有名な名人らしい(本人談)。しかし最近は足の自由がきかなくなってきたから昔ほどは山に入れないけど、おばあちゃん曰く「秋山郷は美味しい山菜がよく取れるから昔はよく採りにいったよ。あそこはいいとこだから〇〇くん(私の名前。いつの間にか名前呼びになっていた)も行ってみるといいよ」とのことらしい。ここら辺でももちろん山菜を採るけども、秋山郷まで遠征して採りに行くとは、これは本物だぜ。

更に話の流れから、私と息子さんとの干支が同じだということで

なんとビールまでいただいてしまった!

こんな美味いものを食べながら、息子さんと干支が同じだというだけでビールまでいただけるとは、どこまであったかいおばあちゃんなんだ。普段食事中にビールなんて飲まないけど、キンキンに冷えてさっぱりとしたビールは肉を食べてると本当においしいのね!しかもその間もおばあちゃんとの雑談も花が咲きっぱなし。楽しい話が続く中、「〇〇くんは古風な感じだから、今の(時代の)娘をものにするにゃぁ頑張らないとね」なんてアドバイスまでもらえちゃう、ここは素敵な民宿さわや。

そうしていると猪の肉も食べきって皿になにもなくなったのを見て、おばあちゃんが「おかわりもってこようか?まだまだ肉あるから」なんて嬉しい事を言ってくれたので、「じゃあちょっとだけもらおうかな(もうすっかりタメ口になってる私)」とおかわりをお願いした。
正直ゆっくり食べていた+ビールを飲んでいたので満腹寸前だったけど、せっかくのご好意なのでいただくことにしたのだった。

待ってる間なんとなく撮影。このレトロな扇風機いいよね
厨房との間はこんな感じ。ご飯も味噌汁も食べ放題で冷水機(お茶あり)もあるのが嬉しい

その後持って来てくれた猪肉は思ったより多かったものの無事美味しくたいらげた。そうしたら

おばあ「まだいるかい?」

私「いや、もう大丈夫だよ」

おばあ「ん?美味しいって言ってたじゃないか」

なんて言って一瞬すごまれてしまったけど、「もうお腹いっぱいだから」というと「じゃあしょうがないね」と許してくれたのだった。もうこの時かなりお腹もパンパンだったから、さすがにこれ以上はもう食べられない。だがしかし、このさわやの夕食ときたら、おばあちゃんも色々工夫して作ってるということもあって、かなり美味しく食べることができた。中でもやっぱり猪しゃぶしゃぶ(レア)を食べられたのは貴重な体験だった。あれがこんなに美味しいものだとは。もう全体的に下手な旅館なんかよりもよっぽど美味しいものづくめで大満足の夕食だ。しかも

最後にメロンまで出てきた!

デザートまであるとはね!食べやすく切ってくれてるのもあのおばあちゃんらしいや。私もお腹いっぱいだったけど、デザートだということもあって美味しくいただいたのだった。そして沢山の楽しい話も聞けて、心も大満足な贅沢な時間となったのだった。

そして帰ってきた本来の部屋。確かに、一人用としてはこっちの方が自然な広さだ
テレビもあるよ。これからの時間は少しテレビでも見てゆっくりしようかしら

やはり用意してあるものは同じだけど、こっちの部屋はベッドがあったくらいが最初間違えて入った部屋との違いだろうか。宿でベッドに寝るっていうのも私としてはあんまりない事でちょっと新鮮。しかもそのベッドが、多分介護とかで使われるようなベッドだったのもまた新鮮だった。

その後少し外でゆっくりしてから戻ったら猫がダラダラしてた
また戻ってきてからは今日買ったもので晩酌。どちらも道の駅やいたで買ったものだ

食後、テレビを見たり外に出てゆっくりした後はお楽しみの晩酌の時間(酒ではないけど)。明日もう家に帰るということもあって明日の宿を取るという(場合によっては)ちょっと手間な作業もないので、今夜はのびのびと夜を楽しむことができる。外も静かだし、結構居心地もいい。

そんな中地元のテレビを見ながらキンキンに冷えたりんごジュースとお菓子をいただく。矢板はりんごが有名ということで今までのりんごジュースとはどう違うのは楽しみにしていたんだけど、このジュースは甘すぎることもなくさらっと美味しく飲めるように仕上がっていて、風呂上がりなんかにすごく良さそう。結構美味しい。

八方の月というお菓子はなんかマドレーヌみたいな感じで中にコーヒー餡が入ってるんだけど、これもしっとりと食べ応えがそれなりにあって夜のおやつには最高。これは朝用にもう一つ買っておけばよかった。

そうして美味しいものを飲み食いし、十分にダラダラした後、すっかり疲れた体を癒すべく早めに就寝したのだった。

そして朝!最終日も大晴天で気分良し!干してあるのはバスタオルと海パンです

いやぁたっぷり寝た。それこそ一回も起きることなくたっぷりと。いつものごとく早く起きれたら釣りにでも行こうと思ってたけど、そんなこと全く不可能なくらいぐっすり眠っていたようだ。
ちなみに今は7時半。朝食は8時からということにしておいてもらっていたので、それまではりんごジュースでも飲みながら夏の朝をぼーっと楽しもう。

そうして8時をほんのちょっと過ぎたあたりで食堂に向かう。朝は一体どんな料理で楽しませてくれるのか、めちゃ楽しみだぜ!

朝は食堂の窓が開け放たれていた。そして私が座る席では猫が散歩していたっ(おばあちゃんに追い払われてました)

食堂にいたおばちゃんに「おはよう〜」と挨拶すると、「ごはんはそこにあるから、自分で好きなだけよそって」と言われたので見てみると、そこにはお盆の上にこんもり乗せられた赤飯が!赤飯なんて昔止まった奥多摩の山田荘(今は廃業)以来だ。というか朝から赤飯とは、意外なことをやってくれるぜ。

そしてこれが朝食だ!山菜採り名人らしく綺麗に盛られた沢山の山菜がイイ!

とりあえず食べる前に冷えたお茶を汲もうとすると全く出てこなかったので、おばあちゃんに「お茶出ないよ〜」というと、「あ〜なくなっちゃたか。じゃあこれでも飲んで」と冷えたペットボトルのお茶を渡しがてら、昨日と同じ席に着いたおばあちゃん。
ペットボトルも嬉しいけど朝も話し相手になってくれるとは、またまた楽しい食事になりそうだ。

おばあちゃんによると山菜はもちろん自分で採ってきたものなんだけど、左にあるのはイワナのあんかけという、おばあちゃんが色々試して作り上げた品らしい。もちろんイワナは昨日の話題にも出た猟師さんから買ったものだけど、これは昨日のイワナよりも少し小さめで、多分あんかけ用に小さめのを選んだんだろう。

いやしかし、イワナのあんかけとは食べたこともなければ聞いたこともない。これは楽しみだ!とばかりに食べてみると、しっかりと味がついたあんがあっさりしたイワナの身と相性が良く、「お、こういう食べ方もいいな!」と思わせる良い味だった。キノコも沢山入ってるし、実に食べ応えがある。

しかもそれに加えてほくほくの赤飯があるわけだから、これは朝からよく腹にたまりそうだ。もちろん赤飯も山菜もどれもウマイ。そしてそんな風に食べる私に相変わらずタバコをふかしながら話しかけてくるおばあちゃん。これはイイ朝だ!

なんとなく一枚

食べながらここら辺での釣り場なんかの話をしていると、ここからすぐ近くにある草木湖というダムの話になった。話の流れとしては草木湖で何が釣れるのかという話だったんだけど、おばあちゃんが思い出したように、朝から不気味な体験談を話し始めた。

おばあ「草木湖は観光地だから色んな人がくるんだけど、自殺する人も多いのよ。しかもダム底には木も沈んでるから、自殺した人はその木に引っかかって浮かんでこないままの人もいるの。結構いるのよ。昔息子がちっちゃいころ、夜草木湖の街灯に集まるカブトムシを取りにいったんだけど、その時は全然いなかった。だから一つ一つ良く見ながらいくつか見て回ったんだけど、結局数匹しか取れなくて、あんま取れなかったね〜なんつって帰ろうとしたら、さっき通り過ぎた街灯の真下に下半身のない女の人が立っててさ、もう私も息子も必死で車に戻ってすぐに帰ってきたよ。それからはもうあそこには行かなくなったね」

なんて朝っぱらから心霊体験を聞かされてしまった。確かにダムといえば自殺する人が多いのは有名だけど、こうしてダムで心霊体験をした人に出会ったのは初めてだ。話を聞いてる限り嘘や冗談な感じでもないし・・・。妖怪好きの私は幽霊もいるもんだと思っているけど、やはりいることにはいるようだ。
そして心霊話に火がついたおばあちゃんは、さらにもう一つ体験談を披露してくれた。

おばあ「あの道(私がここに来るまでに走ってきた道)の〇〇トンネルは昔から変なことが起こるってんで有名なトンネルなんだけど、私も車で通った時に何回か女の悲鳴を聞いてゾッとしたことがあるよ。あのトンネルの上は足尾銅山から逃げ出した人を捕まえて殺してた場所だからそんなことが起こるんだろうけど、もうそれが嫌で嫌で」

なんてこれまたこの爽やかな朝にまったくそぐわない心霊話が飛び出してきた。
逃げ出した人を殺したなんて俄かには信じられないけど、足尾銅山について私は全く詳しくないから、もしかしたら本当にそんな出来事があったのかもしれない。こうしておばあちゃんが悲鳴を聞いてるわけだし。全く朝から夏らしく怖い話とは、恐れ入ったぜおばあちゃん!

そうして色々と話していると、いつの間にか完食していたのだった。

残念ながら朝から赤飯をおかわりできるほどたくましくはないので、残念ながら一杯だけもらって朝食を完食したのだった。なんだか沢山赤飯を炊いていたけど、多分これからおばあちゃんも食べたりするんだろう。ともかく、ごちそうさまでした。

食後は玄関先でちょっとのんびり。今日帰るのかぁ

食後少しばかりのんびりしてから、まだ時間があるのでちょっとばかり散歩に行く。
さっき食事中におばあちゃんから「良い滝があるよ」ということで場所も教えてもらっていたので、どっかで釣りができないか見がてら滝見物にでも行こうかと思っている。そしたら多分汗も沢山かくだろうから(今でも相当暑い)、帰ってきたら風呂に入ろう!

というわけで「行ってきます〜」と宿を出て滝へと向かう。朝の散歩はやっぱ気分がイイ

滝は不動滝といってなかなか落差があって見応えのある滝らしい。
道のりも至極単純で、誰もいない道を気持ちよく走っているとすぐについてしまった。

不動滝入り口。あの幟が続いてる道を行けばいいみたい
ここが不動堂らしい。大きなわらじが奉納してあった
道はちゃんとあるけどやっぱり相当暑い・・・。すでに汗だく
そして少しばかり下ったらすぐについた不動滝。細かい飛沫があたって気持ちがいい!

なるほどなるほど、確かにこれは勢いがあって力強い滝だ。木立から差し込む光が神秘的雰囲気も作り出してなおさら見応えがある。これだけ水量があるのは昨日あんだけ雨が降ったからだろうけど、全く濁ってないのが不思議だ。うん、これは来た甲斐があったな!

柔らかい朝陽

こうしてしばらく滝を見物した後、水が濁ってないことを確認してちょっとテンションがあがった私は汗だくで原付まで戻った後、更に上流に向けて走り出した。

道の脇になんか車中泊してたっぽい人(おそらく釣り人だろう)なんかがいたので更に上に行ったところで川を見てみると、さっきの静水はどこへやら、もうカフェオレみたいな真っ茶っ茶な川に変貌していた。
というか多分あの綺麗な川に注いでいる支流なんだけど、こんなに違うもんかというくらい川の水は極端に違っていた。もうこうまでなってしまっていたらもちろん釣りどころではないので、ちょろっと散策しながら帰ることにした。残念。

その帰り道に見つけたトンネル。夏といえばトンネル!
車は通れないようになってるトンネル。じめじめしてて怪しい感じがたまらん
そのトンネルを抜けるとなんだかロックシェッドのような構造になっていて、道はさらに続いている

ピチョンピチョンと水がしたたるトンネルを抜けたらこんな光景が広がっていた。更にその先に見える小径はいかにも冒険心くすぐるものだけども・・・・しかしこの暑さでと汗ビショの状態でどこまで続くかわからない道を行くのはしんどかったのでここらへんでやめておいた。でもとりあえず、トンネル手前にあった看板によるとこの先には美術館があるらしい。

でも良い時間だったな!この景色も好きだ。やはり散策はするもんだね
その後やってきたのは神戸と書いてごうど駅。トンネルからすぐ近くだ。というか宿からも近い
駅前の廃旅館兼食堂。いつまでやっていたのか、こうなる前に泊まってみたかった

このごうど駅、駅前は多少広いけれども寂れた感じで、そこに木造の駅舎がいい感じに建っている。一見なんの変哲も無い雰囲気ではあるけど、桜の時期になるとそれはそれは大変綺麗な場所らしい。
さらにこの駅舎の向こうにはかつて走っていた特急列車が食堂として使われている、清流というレストランがあった。でも私はお腹いっぱいだし、何より時間的に空いてないのでちょろっと外観を見てから宿に戻ったのだった(なぜか写真は撮ってませんでした)。

いやぁ楽しかった。さぁ、風呂に入ろう!

おばあちゃんに滝の感想やら川の状態なんかを報告した後、汗だくのまま風呂に突入して完璧に体を綺麗にした後(これが最高に気持ちイイ)、部屋にてキンキンに冷えたりんごジュースを飲む。

これからはちょこっと寄り道なんかをしながら帰るだけ。昨日ちょっとだけ「少し気になる祭りもあるし、もう一泊くらい埼玉あたりで宿を取ろうかしら」と思ったものの、いつの間にか気持ち的にはもう完全に帰るモードになっていたのでなんとなくその案は却下された。
しかしこうして朝を迎えてみると、「これで今年の夏の旅は終わりかぁ」と少し寂しい気持ちになってるんだから、私もむら気のある性格なもんだ。ただやはり、最後に泊まったこの宿の、気の合うおばあちゃんを旅の締めの思い出とするのが最善な気がする。

休んでいると時間も時間になったので、その気の合うおばあちゃんに「そろそろ行くよ〜」と最後の挨拶。おばあちゃんは私が昨日初めてここに来た時と同じ椅子に座って、また同じように雑談した後、「今日も暑いから、途中倒れないようにこれ食べて」と机に置いてあった包みを渡してくれた。驚いたことに、おばあちゃんはなんと、私のためにお弁当(みかん付き)を用意してくれていた。

やはりこれでいいのだ。この宿を旅の締めとするのが一番いい。これまでも十分楽しい思いをしたけど、まさかお弁当までくれるとは、本当にニクいことをしてくれるおばあちゃんだ。ちょっと強気なところはあるけど、優しい芯をしっかり持っている。中の湯旅館の女将さんと同じような人柄で、私はこういう人が大好きだ。

私「ありだとう、助かるよ。ちゃんと安全運転で帰るから」

おばあ「事故ってお母さんに心配かけさすんじゃないよ。気をつけてね」

と笑顔で見送ってくれるおばあちゃんに、最後「また来るから」とだけ行って宿を出た。
おばあちゃんは足が悪いから外までは出て来れなかったけど、玄関が空いてるから私が原付で出発するまで見守っていてくれた。なんだかかつてなく、名残惜しい気持ちが残る。昔、大好きなじいちゃんばあちゃんの家に夏に泊まりに行って、もう帰らなければならない時に感じた思いと一緒だ。あの時の記憶が一瞬脳裏をよぎった。この一晩で、おばあちゃんが私を自分の息子のように接してくれたからなのか、私もいつの間にかこのおばあちゃんに、自分のばあちゃんの姿を重ねていたのかもしれない。だからなのか、私は「また来よう」というよりは「また顔を見せに来よう」と強く思ったのだった。

私は「じゃあまた!」とばかりに片手をあげて帰路につき、途中鍾乳洞なんかに寄りつつも、安全運転で時間をかけて無事に帰宅して、この夏の旅は終わりを迎えた。
お昼に食べたお弁当の包みの中には一緒に手紙が入っていた。そこには筆で勢いよく「体に気をつけて、又いつでもおいで!」と流れるような字で書かれていた。


※ 今回泊まった民宿さわやは、アメニティこそ不揃いではあるものの、その居心地の良さ、おばあちゃんの人柄、ご飯の美味しさから、私としては非常に大満足な宿でした。宿の人との温かい交流が大好きなんていう人はベストだと思うし、地元のこともよく教えてくれるので(私も川で泳ぐのに一番いい場所とか教えてもらった)、ここでまさにおばあちゃんの家のごとく滞在して一夏を楽しく過ごすのもいいかもしれません。話によると、実際に毎年やってくる親子連れなんかも多いみたいだし、私も次はおばあちゃんに顔を見せがてら、釣りをしたりしてここで何泊か過ごしてみたいです。
まぁなんにせよ、ここはとてもオススメなので皆さんも是非!
(ちなみに母屋は相当に歴史ある建物らしいです。いつ建てられたかは忘れちゃったけど)

民宿沢屋: 一泊二食付き(翌日の弁当付き) 7000円(税込)

  1. まいらー より:

    こんにちは!
    また素敵な宿に泊まられましたね。イノシシのしゃぶしゃぶ食べてみたいです。 
    玄関のたたきまツボでした。かわいい!
    仕事でお取引があるんですけど、群馬マダムはちゃきちゃきしてて、働き者の方が多いです。 

    あ、先週末山上旅館さんに泊まりました。すごく良かったです。また行きたいです。
    コロナがなかなか終息せず心配ですが、夏休みのネギさんの原付旅、楽しみにしてますね!

    • ネギ ネギ より:

      まいらーさん、コメントありがとうございます( ^ω^)

      確かに、ちゃきちゃきって言葉が似合うおばあちゃんでした。
      あんな美味しいご飯が食べられて一泊7000円なんだから、もう言うことなしでした。
      宿を出るときの雑談で「一泊7000円て高い?」って聞かれたんですけど、あんまり利益がどーだとか考えないで人との繋がりを楽しんでいるような感じでした。ぜひ行ってみてください!

      山上旅館さんに行かれたんですね、私もまた行きたい宿です。コロナに負けず営業されてるようで一安心しました。あの静けさの中に佇む木造旅館、最高ですよね( ^ω^)
      私は東京に住んでるんですが、再び不要不急の遠出は自粛するような状況になってしまったので夏休みがどうなるのか不安でいっぱいです。旅行に行って現地の人に不安を与えるのも嫌ですし。。
      でもとりあえず計画だけは立てているので、コロナが収束に向かうことを祈りましょう!

  2. 十六夜 より:

    こんにちは!!
    お宿素敵でした!!!
    おばあちゃん楽しすぎる!そしてかわいらしい!
    お宿付近はとても良く通るんです。自宅から群馬へ行くときはこちらを抜けて群馬へ行きます。
    かじか荘行かれたのですね!
    空いていてぬるぬるして大好きな温泉です(日光市民が300円なのも)

    お宿のおばあちゃんの怪談話、有名なんですよー。
    草木ダムもなんですが、たぶんネギさんも通ったであろう一つのトンネル。
    近くに石像がある短いトンネルなのですが(群馬側)
    軍人さんの幽霊が出ると有名です。
    おばあちゃんの言っているトンネルとは別かもです。

    青木屋さん、タイミングによっては激混みなのでラッキーかと!
    近くの知人は休みの日に行って鮎をツマミにお酒ちびちびが至福と言っておりました。
    お魚もですが、うどんが極太で美味しいんです。

    栃木は少しずつ人が戻っている雰囲気です。
    ネギさんの記事を見ていたら猛烈に温泉へ入りたくなりました。

    • ネギ ネギ より:

      十六夜さん、コメントありがとうございます( ^ω^)

      本当面白いおばあちゃんでしたよ、仮にも宿の主である人がタバコを吸いながら客を出迎えるなんてハッチャケすぎです。だからこそ民宿はイイ!
      コロナでどうなってるのか心配ですが、また会いに行きたいです。

      かじか荘ももちろんよかったんですが、本当は当初かじか荘に向かう途中にあるかめむら別館という宿に泊まる予定でした(誰も電話に出なかったので諦めましたが)。あそこもかじか荘のようなイイ湯なんでしょうか。あそこらへんは自然が一杯でいいですよね〜。

      あの話、地元では有名な怪談話なんですね!銅山といいダムといい心霊系の話にはもってこいの要素が詰まってますもんね。
      十六夜さんがおっしゃってるトンネルはわかりませんが、絶対通ってると思います。雨が降ってるという状況でしたが、もし夜に通っていたら幽霊に出会っていたかもしれませんね。。
      記事には書いてませんが、あの時夜中にダム周りをドライブしようと考えていたんですが行かなくて正解でした。

      青木屋さん、あんなに空いていたのはたまたまだったんですね!運良くすんなりとあんな美味しい鮎が食べられてラッキーでした( ^ω^)
      あそこで鮎をつまみに酒を飲むなんて、地元の人ならではの至福のひとときでしょうね、本気で羨ましいです。。うどんもぜひ食べてみたいですね。というかあそこは色々と食べてみたくなります。
      しかしそうなるとあの青木屋さんの横の大繁盛店の味も気になるところですね。

      自分の中で今の(東京の)状態で他県に旅行に行くのは果たしてどうなのかと葛藤もありますが、私も温泉欲と旅行欲が猛烈に高まっております。
      夏休みはどうなるかわかりませんが出来れば今年も夏休み旅をしたいです。。そうなればまた北のほうに行く可能性が高い感じです。

      十六夜さんもどこか良いスポットだとか宿とかに行かれたら是非また教えてください。

  3. ましゅ より:

    ネギさん

    こんにちわ

    サイト移動したんですね

    コロナ禍の中、今年の夏休みはいかがですか?

    暑いのでわたしは都内から山梨の下部温泉にちょこっと一人で抜け出しました

    帰り際「東京からいらっしゃたのですね」と女将さんに言われてギクッとしましたが

    まだまだ暑いので9月も群馬の松の湯 松渓館さんにいってこようと思ってます

    1日1組しか今はとらないので蜜になることはありませんw

    最近だとまだ泊ったことがないのですが気になるのは以下の2つのお宿

    ・茨城県の常陸太田にある出羽の湯 宝来館さん

    ・群馬県の猿ヶ京温泉の宮野旅館さん

    再訪したいのが

    ・福島県の湯野上温泉のぬくもりのいろり宿民宿いなりやさん

    ・栃木県の鬼怒川温泉の仁王尊プラザさん

    ではまた記事が更新されるのを待ってます

    • ネギ ネギ より:

      ましゅさんこんにちは、こっちのサイトでもよろしくお願いします( ^ω^)

      下部温泉羨ましい!でも女将さんの発言は何か含みがありそうで、やはり東京からの旅行者にはちょっと思うところがあるんでしょうね。
      私も都内在住なので色々と考えてしまいますが、もし今地方に旅行に行くと決めたら泊まった宿は記事にしないかもしれません(笑)

      ましゅさんの気になる宿、私もチェックしていたのでちょっと驚きました。宮野旅館さんは以前佐渡に旅行に行った時に泊まる候補にあげていました。
      宝来館さんも茨城に行った際には泊まりたいと思っていますが(当ブログでは茨城はまだ未踏の地です)、実は今年これから自粛が解除されたら茨城旅行に行こうかと計画しているところです。
      どちらも気になりますよね。泊まられたら是非感想を聞かせてください!

      横文字が入る宿にはあまり泊まる機会がないので仁王尊プラザさんは全くノーマークでした(というか今知りました)。再訪したいということは良い宿なんでしょうね。ちょっと気になるので調べてみます!

      こうして皆さんが泊まった宿とか泊まりたい宿を聞かせてもらえるのは楽しいしためになります。松渓館さんも気になっていたので、よかったらまた今度色々教えてください。
      私も記事が更新できるように、というか楽しい旅行ができるように色々考えたいと思います〜。ちなみに私の夏休みはこれからでございますっ。

  4. 民宿沢屋 より:

    沢屋の嫁です。お泊まりいただき、ありがとうございました。

    普段エゴサはしないのですが、SNS発信も必要かなと、あれこれ検索している中で、こちらのブログを見つけました。

    “おばあちゃん”(女将)の登場シーンや会話の内容に「あるある〜」と笑ってしまいました。

    さっそく女将に見せたところ、いたく感動し、「鳥肌立った。こんな何気ないやり取りに喜んでもらえるんだなぁ」としみじみと申しておりました。

    脚の不調にコロナ禍と、少々気弱な発言もあったのですが、こちらのブログに励まされたように見えます。

    Go To トラベルキャンペーン にも登録し、ひっそりと営業しております。ご無理のない範囲内で、またお越し下さい。

    どうぞご無事で。

    • ネギ ネギ より:

      初めまして、まさか沢屋さんからコメントをいただけるとは思ってもいなかったのでとても驚いてます。

      旅の様子をダラダラと書いてる当ブログですが、こうしておばあちゃんにも見てもらえて少しばかりの励みになれたかと思うと、私としても本当に嬉しく思います。おばあちゃんの言葉と様子に、なんだかジ〜ンときてしまいました。
      コロナの事もあって度々「おばあちゃんとこは大丈夫かな」なんて思ってましたが、負けずに営業されているようで安心しました。私の中で強烈に印象に残っているおばあちゃんなので、また必ず会いたいと思ってましたから(笑)

      なのでこのブログを見つけてくださってありがたく思っています。おかげで私の方こそ励みになりましたし、同時にホッとしました。
      また風鈴が必要な季節になったら釣りでもしに伺いたいと思います。沢屋さんは素敵な民宿です。これからも頑張ってください。

      沢屋の嫁さんもおばあちゃんも、どうぞお元気で( ^ω^)

タイトルとURLをコピーしました